【12/15】神様助けてくれ~
脳が溶けてて日常生活すら危ういやまぴです。脳が溶けてるからアドカも落としちゃったっピ……。今日(昨日)も朝までハースストーンやって、お昼まで寝て、起きてちょっと伸びして、もう一回寝るか―と思って起きたら4限の授業30分前。ひえー。このままで大丈夫なんでしょうか(大丈夫じゃない)。とりあえずなんか書くぞ。前日担当の夕陽chanが漫画じゃない話してるし、逆に(?)漫画の話してもいい気がしてきた。
かんなぎの話します。
最近読んで、はえ~神漫画や……ってなったんですよね。やっぱ1353さん*1って正しかったんだなぁ。簡単に(アドカのテーマに寄せて)言うと神様から人間が誕生するお話。一番好きなキャラは、うーん、ざんげちゃん(鈴城白亜の姿)かな。
清楚で一途な白亜ちゃんはもちろんかわいいし、そんな白亜ちゃんが身体を好き勝手使われてるのいいよね。
てか、なんかアニメ*2のざんげちゃんがcv花澤香菜って見てお、ええやんと思ってYouTube検索してみたらこれ。
ざんげちゃんが乗っ取られちゃった……。検索汚染勘弁しちくりー。
まあ、それはいいや。ざんげちゃんに限らずなんかこの漫画エロいよね。ナギ様非処女論争とかはよくわからないんですが。なんか、そういうキモいオタクスピリッツ(?)みたいなのが自分にはないんだよな。そういうのガンガン発露してる人ちょっとうらやましいや。
てか、「motto☆派手にね!」ってかんなぎの曲だったんだ。改めて最近聞いてるけどこれめっちゃいい歌やね。「派手にね!」って曲名なのにアニメverのサビが「地・味・だ・NE!」なのいいねとか、ナギ様のダンスなーんか変だけど癖になるわねとか思ってたら、元ネタあるんすね。中山美穂の「派手!!!」。
↓比較動画
歌詞見てみると「派手!!!だね 派手もいいけど 愛した時はもっと地味にね」とか、バブリーな時代のキザなで派手なイケ男に対してもっと落ち着きなすって!自分を見て!って歌やったんやね。
それが時代は進んで2008年、一単語ひっくり返すと、奥手で恋に不器用なオタク君に向けた歌になるんだから面白い。時代の"変化"を巧みに切り取った"返歌"(=アンサーソング)ってこと……!?
ちなみに元ネタの「派手!!!」はドラマ「ママはアイドル!」の主題歌。確かにナギ様もみんなのママだもんね。
そもそもかんなぎって原作もゆるふわ日常系に見せかけて(いやまあ、実際そうだしそこが好きなんだけど)、割と筋もしっかり通ってるよね。日本神話を下敷きにした背景設定とか、現代と過去のリンクとか、ラブコメ特有のお約束にナギ様がもたらす"縁”っていう理由付けをするところとか。
ただ、筋を通しつつも、"縁”によってオタク空間に変わっていく神薙町に対するスタンスに関しては序盤と終盤比べたら時代感覚もちょっと出てるのかもなーって思ったり。つまり秋葉君っていいキャラだよねって話なんですが。
ナギ様の力でオタク空間に変化していく神薙町に対する秋葉君の終盤での戸惑いとか葛藤みたいなのって、テン年代にどんどん萌え絵とかが町中に溢れ出していくのに対する自分の気持ちと近くて、勝手に親近感覚えちゃうのよね。
★★★
なんでまだ書いてるんだ?まあいいか。最近の漫画で自分の心をつかんで離さない神漫画があるんすよね。
いや、まあ、『冥冥冥色聖域』*3の話なんですが。
うーん、いくらこの作品に「入れる」自分でも、さすがに迫真すぎて何回見ても笑ってしまう。
ただ、ひとしきり笑った後真顔に戻ってやっぱりええなぁとなる。確かに帰りたいよなぁ。わかるよぉ~。
「帰りたい」っていっても家に帰りたいわけじゃないんだよな。この男も家にいるのに帰りたいって言ってるし。
いや、厳密にいうと、家に帰りたいのはそうなんだけど、それでも今の家じゃ帰りきれないというか。自分も小学生の時は部活*4が嫌すぎて帰りたい帰りたい言ってたけど、いつの間にか口癖になって、家にいてぼーっとしてても気づいたら帰りたいって言うようになっちゃったからさ。
つまり、何にも囚われていなかった、あの頃に「帰りたい」んだよな。なんなら誕生以前の土に「還りたい」という説もある。いやー、人間の感情の機微を切り取った神漫画ですね。
しかし、この後ペロちゃんも帰りたくなって泣きだすのはマジで何なんだ。
マジで意味わからんし、なんなら泣いてるペロちゃん自身もあんま分かってないと思う。
ただ、人のために訳もわからずとも涙を流せるペロちゃんは女神さまで、これが"やさしいせかい"なんだろうなってことは直感した。
ありがとうペロちゃん。やっぱりこの世界には君が必要や。