mantrog

京大漫トロピーのブログです

〈C108 南 “p” 14b〉京大漫トロピーは8/16(日)コミックマーケット108に出展します!

京大漫トロピーは、コミックマーケット108の2日目・8月16日(日)にて、会誌を頒布します!
場所は 南地区 “p”ブロック-14b (南1ホール)  です。
漫画がお好きな方は、ぜひお越しください!

【頒布する会誌について】

〈新刊〉
2026年春に発行した「京大漫トロピーVol.35」を頒布いたします。

タイトル:京大漫トロピーVol.35
価格:500円
部数:20冊程度
紹介:
「ブックオフお買い物企画」と題して、チームごとに3+1つの店舗を回り、ブックオフで漫画をお買い物!東は東京・町田中央通り店、西は京都・伏見店と三条駅ビル店。そしてまんだらけ名古屋店・・・。
単なる思いつきから無計画に始まった企画だが、果たして漫トロ会員たちはどんな漫画を買ったのか!?
各チーム5,000円という予算の中で、テーマを立てて漫画を選ぶ企画です。自分たちのチョイスやお店の品揃えについて、あれやこれやと話し合う座談会も同時開催!
そのほか、恒例「クロスレビュー」や個人寄稿「『ヨシダ檸檬ドロップス』のラーメンチャートに抗して」などを掲載しています。
ラーメンチャートとは ↓



〈既刊〉
2025年のNF(京都大学の学園祭)及びC107にて頒布した「京大漫トロピーVol.34」を、既刊として再頒布いたします。

タイトル:京大漫トロピーVol.34
価格:1,000円
部数:20冊程度
紹介:
2024年10月~2025年9月の期間に発行・連載開始された全ての漫画を対象にしたランキングを作成し、座談会を催したメイン企画を掲載しています。そのほか「クロスレビュー」や、過去1年の漫画業界を(ディスって?)振り返る「クソ漫画座談会」など内容豊富な1冊です!
初めて漫トロピーの会誌を購入される方は、ぜひこちらからご覧ください。

【5/1】漫トロで雑誌を読もう! +α

ども、漫トロ4年目、新M2のひじきです。同じくクソ遅れました。すまんかりふら。でも俺にも"人生"パートが……ないかも。

今のところ新歓例会に一度も顔を出していないので、これを読んでいる名前覚えのいい新入生*1には誰だコイツと思われていることでしょう。新歓例会シーズンが特に忙しかったから顔を出せなかったというわけではなく*2 、普段は桂キャンパスの研究室でゾンビをやっているため、通年出現率は低めです。よろしくね。

これまで他会員が書いてきた通り、「このサークルで毎週何やってんの?」と言われると「好きに過ごしている」という答えになります。次の会誌のレビュー企画用の漫画を読んだり、会員が集めた新刊漫画を読んだり、お喋りしたり、ボドゲしたり、麻雀したり、共同購入している雑誌を読んだり。じゃあなんでブンピカに来てんの?というと、最後の一つがそれなりに大きい。

そう、漫トロでは漫画雑誌の共同購入を行なっています!

個別に買っていたら費用が嵩む漫画雑誌ですが、漫トロに入会するとお得に読めます。しかも新入会員は前期無料!これは入るっきゃねえ!

ということで自分からは、漫トロでできる漫画雑誌の定期購読と、ついでに個人的にしている漫画サブスクについて紹介しときます。

漫トロでできる定期購読

・共同購入 (参加者数により変動、今期は4000円/半年) @ブンピカ

  • ビッグコミックオリジナル
  • ビッグコミックスペリオール
  • COMIC BEAM
  • 月刊スピリッツ
  • ジャンプSQ.
  • ハルタ
  • ヤングガンガン
  • フィール・ヤング

今期は以上8誌を共同購入しています。ラインナップは参加人数と内容によって都度変更。前までは「ちゃお」や「ヤングアニマル」なども購入していましたが、読んでる人間がいない・読むほどの内容ではないなどの理由で消去されたります。逆に読みたい雑誌があれば声を上げたら通るかも。

スペリオール、ビームなどは昨今大規模な代替わりがあり熱いのだとか。

・週刊誌定期購読 (参加者数により変動、今期は5000円/半年) @シェアハウス

  • サンデー
  • チャンピオン
  • ヤングジャンプ
  • 週刊スピリッツ

週刊少年誌を中心に4誌を定期購読しています。4大少年誌をこれだけで半分網羅。このラインナップはほぼ固定です。新陳代謝が激しい週刊誌ならではのヒリつきが欲しい人はこっち。

個人的にしている定期購読・サブスク

・週刊少年ジャンプ (980円/月)

言わずと知れた4大少年誌が筆頭。ただ最近はま〜〜〜〜〜つまんない。新連載があらかたつまらないのは勿論、健全な環境なら中堅漫画とされるはずの格の漫画を看板漫画として扱わざるを得なくなっているあたり悲哀を感じますね。

一応目は通しといた方がいいよな……という義務感と、今解約してすぐに「ハンタ」が連載再開したら困るよな……という踏ん切りのつかなさだけで購読している。今すぐ10out10inくらいしねーかな。

電子で定期購読すると「ジャンプGIGA」という読み切りと「ブラクロ」(最近完結)だけが載っている謎の雑誌がオマケでついてくる。本誌で打ち切りにされた漫画家の動向を知れるのはちょっと便利。

・ジャンプSQ. (580円/月) (+ジャンプSQ. RISE)

ジャンプから派生した月刊誌。本家と比べると絵柄が小綺麗なお姉様向けの連載が並ぶ。
毛色が固定されるが「新テニ」「ワートリ」「終わセラ」「怪物事変」など看板漫画の層は厚い。

前述の漫トロ共同購入と重複しているが、電子で定期購読すると「ジャンプ SQ.RISE」という謎の雑誌がオマケでついてくるのでそっちを目当てに自分は購読。「Dグレ」「血界戦線」「ビィト」「Mr.Clice」などが載っているのに加えて最近「戦奏教室」がSQ.から移籍されてきた。
ちなみに最近の「Dグレ」は10年ほど猿空間送りにされていたキャラや17年ほど生死不明のキャラがここ数号で立て続けに再登場していて熱いっすよ。おかしいだろ塩漬けのスケールが

・DAYSもっとプレミアム (960円/月)

「コミックデイズ」アプリから大体の講談社漫画雑誌が読めるお得なサブスク。漫トロ民が広く愛用している。
加入すると

  • 週刊少年マガジン
  • モーニング
  • ヤングマガジン
  • アフタヌーン
  • KISS
  • 月刊少年シリウス
  • 月刊少年マガジン
  • デザート
  • なかよし
  • BELOVE
  • 別冊フレンド
  • 姉フレンド
  • 別冊少年マガジン
  • 月刊ヤングマガジン
  • good! アフタヌーン
  • comic tint
  • ハニーミルク
  • ARTEMS by sirius

と、少年誌からBLまで超雑多なジャンルの18誌が読める。週刊少年マガジンの定期購読がマガポケで1080円/月なので、それ目当てに加入するだけでもだいぶお得。まあ週マガは不毛の土地になって久しいのでつが……。
ただしバックナンバーが直近3~4号しか読めないので、これら全てを網羅しようとするとほぼ確でパンクする。「買うほどでないが、少し内容が気になる」程度の雑誌を広く読めるのはメリットだが、どう考えても要らない雑誌の方が多いので、ヤンマガ・モーニング・アフタヌーン・KISS・BELOVEのみの廉価版サブスク「DAYSプレミアム」(720円/月)に絞るのも手。

個人的にはヤンマガとモーニングを愛読。ヤンマガのヤンマガらしさが弱者にあーよう沁みる。

・komiflo (1480円/月)

エロ漫画専門のサブスクサービス。

  • 快楽天
  • BEAST
  • ゼロス
  • 失楽天
  • BAVEL
  • WEEKLY快楽天
  • ホットミルク
  • メガストア
  • HOT MiLK濃いめ
  • 異世界楽天
  • ダスコミ
  • 外楽

の12誌が読める。ジャンプを解約してこっちに入ろうかとずっと悩んでいたが、とりあえずお試しで最近加入。所感としては雑誌でなく作家名が重んじられているようで、「漫画雑誌のサブスク」というより「雑誌に所属する作家のサブスク」という印象を受けた。エロ漫画独特の様式でちょっと面白い。続けるかはう〜ん、わからん!



おわり

てなわけで漫トロでできる漫画雑誌の定期購読と、ついでに加入中の漫画サブスクの紹介でした。
共同購入、新入会員はぜひ活用してね。入会検討中の人も検討材料の一つとして参考にしてください。コワクナイヨー。

また漫トロでは秋会誌の恒例企画として「クソ座談会」が開催されます。
漫トロで購読している雑誌や、その他ジャンプ、アフタなど主要雑誌の新連載を振り返り、出来のよろしくない、草が生えた漫画群を中心にピックアップしていく企画です。参加自由、全て網羅していなくても構わないので、我こそはという雑誌読みをクソ座談民はお待ちしております!

*1:おそらく存在しない。自分は新入会時HNと顔を対応させるのに余裕で半年以上かかった

*2:わけでもある。これが公開されている時にはないてぃーしてたらいいね……追記:未だ何も決まらず。殺してくれ~

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【4/28-2】GKG。

アホほど遅れてすみません……メメ太です。
かりふらはキレていい。
いやでも、俺にも“人生”パートがあってぇ……。

<身内向け近況報告>

トゥリアに内定しました。
「まだ就活やりたかったら保留していい」と言われましたが、面倒なのでその場で内定承諾書を書きました。なので確定です。良くも悪くも。

つまり、俺も来年からこれやるっぽいね。

まぁ帝国金融はマチ金だし大昔の話だし、そもそも創作物なので違うと信じたい……。

そんなこんなで、以下『ナニワ金融道』の話をします~。
↓↓↓

1. ナニワ金融道のテーマ

『ナニワ金融道』のある一面は、システムの中で人がどのように動くかの記述だと思う。
もっと踏み込んで言うと「法の下で生きるゆえに、法律の名目をハックする話」だ。(形式主義とか書くと、法形式主義とかの文脈があるらしいので表現を「名目」にする。法形式主義の側面もないことはないのだろうが、知らないことには言及を控えておく。あと俺は法律自体に興味はないので、具体的な法律の詳細説明も省く。)

2. 法の名目vs実質

『ナニワ金融道』の世界では、法は実質がどうであれ、名目が正しければ名目を保護するというシステムだ、という面が強く描かれている。作者・青木雄二の主張にも「法律や行政の本来持つべき『人のため』という目的を離れて、名目に基づく運用が行われている」といった含意がある。
したがって、名目の正しさを利用して利益を得ようとする者が現れたとき、法の名目を理解していない者は搾取される運命にある。そして法が名目に従うかぎりは、法の結果が実質的には理不尽なものだとしても、それは騙されたほうが悪いのだ。
作中でもよく扱われる手形の裏書きや連帯保証人といったシステムがまさにそうだ。

例)手形の裏書き

『ナニワ金融道』において、手形の仕組みを理解せずに裏書きを行った人が取り立てに遭うというのは、よくある話だ。
手形制度の本来の目的は、円滑な商取引と債権者・債務者の保護だろう。しかしその運用は法律の名目に基づいて行われる。つまり「手形に裏書きをした人は、その手形が不渡りになった場合に支払いの責任を負う」というルールが機械的に執行される。このとき「手形の裏書に伴う義務について嘘の説明を受け署名していた。騙されたにもかかわらず支払いの義務がある」というような実質は一切考慮されない。法の世界では「知らなかった」は通用しないのだ。

3. 肉欲棒太郎のケース

『ナニワ金融道』で一番仕組みの面白いエピソードは、肉欲棒太郎の風俗ビルだと思う。

概要

このエピソードは、地上げ屋「肉欲企画」の肉欲棒太郎が帝国金融にビル建設代の融資を求めたことから始まる。地上げに難航していた肉欲は、買収途中の土地に風俗ビルを建設することで営業資金を確保しようとしていたのだ。
そんな中、地元の婦人会は風俗ビル反対運動を行っていた。しかし肉欲の計画に違法性はなく、婦人会には法的に肉欲を止める手段はなかった。
肉欲と婦人会の動きを知った帝国金融・灰原は、肉欲のビルを横取りする計画を立てていた。
灰原は肉欲に2,500万円の融資を行い、担保としてビルの賃借権及び代物弁済予約を取り付けた。それと同時に、婦人会にある入れ知恵をすることで、肉欲を破滅へと導くのだった。

その入れ知恵というのが、風営法を逆手に取った法律の名目ハックであった。風営法では「病院の20メートル以内の風俗営業は禁止」されているため、ビルの裏手に病院を作ることで風俗店営業を不可能にしようとしたのだ。病院(正確には有床診療所)は「病床を1つ以上用意し、条件を満たして保健所に届出を行う」ことで、成立したと見なされる。灰原は婦人会に1,000万円を貸し付け、名目上は風営法の保護の対象となる病院を作らせた。かくして風俗ビル計画が頓挫した肉欲企画は倒産し、完成したビルは帝国金融のものとなるのだった。

① 地上げ

地上げの収益の源泉は土地の一体化にある。個々の土地は価値が低くとも、まとめて1つの土地にしてしまえば元の何倍にも価値が上がるのだ。
その理由も法にある。合法な建築にあたっては、「建物の容積率(=敷地面積対する建物の延べ床面積の割合)が敷地の前面道路の幅に準じる」などの制約が存在する。裏道に面した土地であっても、1つの大きい土地に組み込み大道路と面するようになれば、容積率の高い高層の建物を建築できるようになる。したがって、法の下での土地の価値マジックが起きるのだ。ある意味、肉欲もまた法の名目を利用していた。

② 風営法

この件で最も法の名目をハックしたのは、風営法による風俗営業の禁止だ。
物語の中で病院として扱われたものは、実質的には病院ではない。医者の名義を借りてベッドを置いただけの物置でしかなく、病室として使用されることはない。

しかし法の要件に従って保健所に受理されたからには、それは真っ当な病院なのだ。そして風営法上、半径20m以内で風俗店の営業を行うことはできない。風営法の元来の目的は、病院という公共に資するものを保護する目的だろう。目的にかなわず、病院として運営されていない施設が保護され、風俗店の営業が妨害されてしまったというのが今回の話だ。
これが「法律の名目をハックする」ということだ。

4. システムの理解者が勝利する世界

『ナニワ金融道』が描くのは、法が実質的意味を無視して名目によって動くシステムだということだ。それによって、法を深く理解した者が、名目をハックして無知な者を騙すことができる状況が生まれる。つまり、肉欲棒太郎が帝国金融に喰われたように、より高度に法を理解した者が生存競争に勝つ。ナニワ金融道は緻密な計算に基づき、資本主義や行政そして法というシステムの中で生きる人間を描写した漫画だ!

さいごに

『ナニワ金融道』は唯一無二の漫画体験ができる作品なので、みんなにも読んでほしいです!
新歓期間は1~6巻(肉欲編完結まで)をブンピカに置いています。また、事前に言ってくれればそれ以降もお貸します。

↓めちゃ違法アップロードやけど、こんなん見つけました。
ナニワ金融道 漫画夜話 - 検索 動画

【4/28】GKG。明日書くわ。

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!
そろそろ入学から1ケ月経ちますね。大学には慣れたでしょうか?

にっくにっくにー♪

京大漫トロピー5年目(!?)の肉です。

あなたのハートににくにくにー♪

漫トロにはハンドルネーム文化があり、

笑顔届けるお肉にくにくー♪

“肉”というのは僕のハンドルネームなのです!ビックリダネ!

“柏崎星奈”って覚えてニクにく♪

挨拶も済んだところで、おにくちん(一人称)のハンドルネーム“肉”の由来って何だと思いますか?

実は『ナニワ金融道』の登場人物・肉欲棒太郎なんです! 名前が凄すぎにくね~。

肉欲棒太郎(26)

漫トロに入ったときにハンドルネームを作るよう言われて困った僕は、好きだったこの漫画から取ったのです(正直“肉”だと生きづらい。入トロ予定の新入生は僕の死肉を越えて、ぜひいいハンネを考えておいてね!)。

今回のブログでは、僕の好きな漫画『ナニワ金融道』について書きます。とくに新入生に楽しんでもらいたいので、『ナニワ金融道』を題材に漫画の読み方を“漫トロっぽく”する過程を解説しちゃいます! 僕の4年間の漫トロ生活で培ったレビュー力を生かした記事なので、ぜひ最後まで読んでください!




というのは嘘で、2/28の当番はメメ太です。GKG……。

【4/25】漫画を読み続けるチカラ

Good afternoon!
 現会長のかりふらです。諸事情あってまた僕が書く羽目になってしまったのですが、今日までの当サークルの新歓ブログを見ていきますと、アドカ*1よりも真面目具合が高く、ぶっちゃけキチガイトークが少なくなっていて楽しくないですね。ただ、今回は「新歓ブログ」なので猫を被って、ためになるかもしれないような、あるいは無意味なことをつらつら書こうと思います。タイトルにあるような「チカラ」と言えるほど、大したことはないですが……。

 さて、無駄に前置きが長くなってしまったのですが、今回のテーマはズバリ「継続」です。

目次

漫画は読み続けなくてはならない。

 このサークルは一応「漫画批評サークル」のカテゴリーに属しているので、毎年秋と春に会誌制作を行っています。秋はその年の新作漫画ランキングを掲載し、春は何かしらの企画モノを掲載するという感じです。これら2つの企画のうち、秋会誌に関しては新入生なら40作品程度、2年目以降の会員は100~200作品くらいは読まなければならない*2わけで、普通にそこそこ大変です。
 ここで求められるのが「漫画を読み続ける」という能力です。長期的視野から積み重ねでたくさん読むにせよ、会誌制作直前になって一気に読むにせよ、たくさん読まなければならないことに変わりはありません。普段そこまで漫画を読まない人からすれば、最初は楽しく読めていても、次第に義務感が重荷になって心を締め付けてしまうでしょう。まして、批評なんぞを考えながら読もうとすれば、新入生はノヴみたいになること間違いないです。>

俺も去年はこうなった。今は生えてます。

 ここまでの内容を読んでしまって「オイラ、漫トロピー向いてないんじゃないかなぁ(泣)」とか「アチシ嫌よ! もっと気楽に読みたいワ!」とか思っている新入生は多いでしょう。僕も実際、去年の9月頃は「漫画は好きだけど、義務で読みたくない……。」とか言ってうじうじしていたものです。でも、多分心配いらないです。これらの苦難は大体乗り越えられます。




ぼくらはずっと、まんがずき

 じゃあどうやって乗り越えていくのかということなんですが、そもそも皆さん、
 漫画、好きですか?

 このポイントが僕にとってめちゃめちゃ大事なところなんですよね。よく「オレめっちゃ漫画好きで~」とか言ってる髪色の明るい男は大抵その時に流行ってるいくつかのアニメを見てるだけで、漫画経験で言えば、ガキの頃に読んだ「こち亀」か「ワンピース」しか読んでいない*3ような「好きな漫画があるだけの人間」です。実際このブログを読んでいる方にも「H×H」がめっちゃ好きな人とか何かしら特定の漫画だけを読んできた人も少なくないと思います。
 別に、新入生の時点で豊富な漫画知識は必要ないと思います。こっから詳しくなれるので。ただ、肝心なのは、「『漫画』というもの自体が好きかどうか」なんです。

 先述のように、我々会員はたくさん漫画を読まなければならないわけで、しかも新作ともなると、質の良し悪しを相対化するためにも「あまり刺さらない」漫画を読むことは避けられません。そんなとき、「好きな漫画があるだけの人間」は対応していくのがきついかもしれません。
 でもここで挫ける必要はありません。だって皆さんは「漫画を手に取った」側の人間なのですから、潜在的には「漫画好き」なんです!
 ここで次のステップが効いてくると思います。




仲間が……いるよ……‼(ド  ン  !)

 漫画は好きだけど、面白くない漫画なんて読みたくない! そんな苦悩を乗り切るために、ぜひ会員と話しましょう!

 結局、どんなにつまらない漫画でも「共通の話題」に昇華できれば楽しいもんなんです。会員と一緒に「あの漫画ここがこうこうでクソおもんないよね~!」とか、「この展開にするのは許せない! クソ!」とか、他のところでは憚られるような毒舌トークをしましょう! 「つまらない」を「楽しい」に変えるのはあなたです。
 また、こうした「共通の話題」に昇華することは漫画を読み続けることそのものにもつながっていると思います。人間が精神的幸福を得るとき、コミュニケーションは大きな助けになります。ずっと人と話していれば孤独じゃないんですから……。とはいえ、初めのうちはコミュニケーションのきっかけを得るのに苦労するでしょう。唐突に隣の席の人に話しかけでもしたら即逮捕からの懲役刑です。
 しかし、当サークルでは漫画の話でいくらでも話しかけることができます! それを嫌がる人間はいません! ただ、どの会員も読んでいる漫画がバラバラだったりするかもしれません。「自分が読んでいる漫画を相手が知らなかったら会話がすぐ終わってしまうかも……。」と心配するかもしれません。*4でも心配は要りません。相手が知らないなら布教しましょう‼
 
 このサークルは秋会誌でランキングを作ると言いましたが、ランキングを作る際に布教活動を行ってランキングを支配しようとする会員もいます。つまり、布教のハードルが非常に低いわけです! ちなみに会長は布教されたらちゃんと読もうと思うし、現物を持って来てくれればすぐ読み始めます。布教は新たな漫画に出会える素敵なチャンスですからね! こうやって会員たちとつながりを形成できれば漫画を読むことに対する抵抗感が薄くなる……かも!

きも。

現実逃避で漫画を読もう

 ここまでみんながいることのありがたさなどをつらつらと書いてきましたが、常に誰かが傍にいるとも限らないし、漫画を読むときは大抵一人です。では、一人のときはどうやってモチベを保てばいいのでしょうか。僕はいつだってこの方法でたくさん読んできました。そう、「現実逃避」です。

 新入生の皆さんは初めての授業だったり、初めての大学の課題だったりして、つい真面目にやっているのかもしれません。でもね、課題って締切に間に合えばいいんですよ。つまり、締切日までやらなくてもいいわけです! ただ、提出していないときはストレスがものすごいです。「そろそろやらなきゃいけないなぁ……。」なんて考えてしまうでしょう。そこが漫画を読む絶好のチャンスです。漫画でなくともゲームをやったり動画見たりする人はたくさんいると思います。でも、ここで漫画を読めば漫トロ的には偉いんです。このことを頭の片隅に置いておくと現実逃避のはずなのにまるで建設的なことをやっているように錯覚できます!
 もちろん、課題は出さなくてはいけないですし、漫トロの会誌制作に関する提出物も遅れもらっては困ります。*5ただ、締切までの緊張感をスパイスに漫画を読むというのもオトナの嗜みですよ(⌒∇⌒)




「漫画を読む場所」に行こう!

 あと1つ言うとすれば、何もしなくても漫画を勝手に読んでいる状態でないのなら、「漫画を読む場所」に行きましょう。それは例えばブンピカ*6とかシェアハウス*7とかです。とにかく、「ここに来たら漫画を読もう!」と思える場所があるのとないのとでは全然違います。

 僕の場合、もう漫トロ歴2年目になりますが、家で漫画を読むかと言われると、正直微妙なところです。なんせ、家では大学の課題などのタスクを行いますし、娯楽面でもゲームや動画サイトなど、漫画以外でも充実していますから、そりゃ漫画を読まないわけです。もちろん漫画を読むこともありますが、頻度はさほど高くないです……。(会長なのに……すみません。5月から頑張ります。)
 こんな僕だからこそ、やはり漫トロの例会に行くことが重要なのです。そこに行けば、普段は全然漫画を読まない僕でもなんやかんやで漫画を読み始めるのです。シェアハウスに行く場合は、平日の授業後とかがちょうどいいですね。人がいたらおしゃべりできますし、いない場合でもダラダラと名作漫画を楽しめる。つまり、「漫画を読む場所」を決めておけば、足を運ぶだけで自動的に優秀な漫画読みになれるんですね。(これは少し言い過ぎかもしれませんが。)





たまには「読まない」のも大事

 ここまで漫画を読むことを奨励してきましたが、「読まない」ことも重要なんです。

 先述の通り、「漫画を読む場所」を決めることは漫画読みライフに非常に役立つのですが、その反面、大量の漫画を読み続けなければならないという義務感に囚われ、「もうその場所に行きたくない」という抵抗感が生まれかねないです。こうなっては本末転倒なので、どうにかしなくてはならないのですが、このとき、皆さんにはあることを思い出して欲しいです。サークルはあくまで楽しむ場である、と。

 漫画を読んだり、会誌制作を行ったりしていますが、我々はあくまでサークルであって部活じゃないので、別に大会で優勝するとか、誰かに評価される必要もないです。つまり、楽しんだもん勝ちなわけです。漫画を根詰めて読む以外にも会員と雑談したり、一緒にボドゲやったり、スマブラしたり、色々と楽しめる方法はあるわけです。夏に行う予定の白浜合宿*8でも、漫画読んでるやつはそんないません! 何らかの漫画を会員が持ち込めば、それを読むかもしれない程度です。
 これは新入生にとって、漫画を読み続けるというより、サークルに留まり続けるという点で役に立つと考えています。もちろん漫画を読むのはマストですが、別にそれだけがサークルの活動ではありません。何事もほどよくいきましょう。




おわりに

 思っていることをただつらつらと書いただけですが、いかがでしたでしょうか。最後は別ベクトルの「継続」の話になっていたような気もしますが、ともかくせっかく漫トロに入るんだったらいっぱい漫画を読んで欲しいのでこういうことを書いてみました。僕もまだまだ漫画読みとしても未熟だし、批評も上手くできないひよっこです。会員の人たちは変だけど面白い人もたくさんいるので、よかったら新歓とか来てみてください!

*1:「アドベントカレンダー」の略称。漫トロピーではアドベントカレンダー形式で毎年12月にブログを毎日投稿する企画があるのです。

*2:ここは俺の目標なのであてになるかは知らない。新歓に来て他の会員にも聞いてみよう!

*3:実際、僕が去年参加した生協主催の新入生交流会では「ワンピース」だけ異常に詳しい運動部系の男がいました。

*4:そこまでメンタルの弱い人は多分僕くらいですが。

*5:実際に遅れた会員は八つ裂きにしています。

*6:普段我々が利用している場所。新歓に来た新入生ならばわかるでしょう。

*7:会員の数名が借りて住んでいる、漫トロ第二の拠点。たくさんの名作漫画が置いてあります。

*8:漫トロでは毎年8月後半から9月前半に和歌山に行って、京大が所有している「白浜海の家」にタダで泊まって海遊びするイベントがあります。

【4/22】シェアハウスに住んでみよう!

 新入生のみなさん。こんにちは。ご入学おめでとうございます。すみません。やっつけブログです。可読性低いかも。ブログとして質が低いかも。なぜなら、時間無いから。修士は忙しいです。では早速、単刀直入に……みなさん! シェアハウスに住んでみませんか? これは提案です。京大ってやぱー、熊野とか吉田の大規模な寮が人気じゃないですか。他にも京大周辺には、学生寮とか少なくないですしね。しかしだ、ここで、シェアハウスという選択肢も一考の余地あり! と思って欲しいためのブログになります。あ、自己紹介を忘れてしまいました……。俺、ぼーず。修士一年。漫トロは大学3年生のときから所属。大学4年生から漫トロのシェアハウスに住んでいます。漫トロピーはシェアハウスを持っていて、そこの管理人(全くそんなことはない)って感じです。趣味はエロゲとか女児アニメとか……っていうとなにかしら嗜好に問題アリみたいな人に見えますね。それでも、とりあえずは、シェアハウスには問題なく一年ぐらいは過ごせています。まぁ、こんな人と住むわけにはイカナイって思う人もいるかもしれません。そんな人は寮は勿論、シェアハウスが向いていないのかもしれません。てことで、自分が考える、シェアハウスに住んでも問題なさそうな人間性チェックリストを作成しました。

0. 気が利く
1. 寛容
2. 人にある程度無関心である
3. 人が近くにいると落ち着く
4. 役割を与えられると落ち着く
5. 最低限の整理整頓ができる
6. 潔癖ではない

X. 修士/博士課程

 まぁ、なんとなくですけれども、こんなところでしょうか。では、ひとつずつ軽く理由を述べていこうと思います。


0. 大前提。これができるかできないかで話が変わってきます。例えば、なんか流しがたまってたから、自分のを洗うついでにまとめて洗うとか、ゴミ出し誰もやってないからパッと済ませておくとか。こういう、普段実家で親にこき使われてきた経験が体に染みついている人間なんかが得意とするような、めんどくさい仕事を率先してやる能力にたけている人間は、きっと問題なくシェアハウスに馴染めるでしょう。シェアハウスの殆どは人間的なふれあいではなく、生活基盤の提供のし合いだからね。思ったよりも、ドライ……であると同時に、気を利かせるというところにどこまでそのシステムが上手くいくかというところがかかっているのはある種の人間的な空間でもある。まぁギブアンドテイクと言ってしまえば、どこまでもビジネスライクに聞こえるけどサ。


1. 寛容さは超大事です。自分にある程度迷惑をかけられたときに、HAHAHAと笑って許せる閾値が高い方が当然過ごしやすいです。勿論、本当に迷惑をかけられたときに、怒ることは重要なので、そこはいろいろバランス良く。注意を受けた側も、だらだらと無生産な反論をすることなんかせずに、ハイハイと従っておくことが大事です。なにごともメリハリつけてゆる~くやっていきましょう。


2. 人に興味津々って人は案外向いてないかもしれません。誰かが自分のスペースにずけずけと侵入してくるとやっぱりイヤな気持ちになりますからね……ってそもそも人に話しかけられて、イヤな気持ちになるやつは住むなよ! って? いや、まぁ、それは正論だとは思うのですが、同居人って家族ではないですからね。シェアハウスという形式をとっている以上、他人と家族との中間のどちらかというと家族の側に近い関係とみるのが筋なのかもしれないけれども、それでも他人だという認識をもっておくべきでしょう。この状態からどこまで家族の側に寄せられるかどうかというのは、住人間の雰囲気次第ですが、それでも、入居時から早速こう暴れるのは良くないですね。まずは一年ぐらいサークルとか個人レベルで交流を深めて……ってやってみましょう。以上は、周りの人が苦労をするという話で、人の行動を一々気にしてしまう人の方も多分、ストレスが多くなるので向いていないと思います。となりでアニメ見ている人間がいたときに気になってしょうがないのなら厳しいかもしれません。適度に無視できる能力が必要という話デス。


3. 人に興味を持つな! みたいなことを言ってますが、そういう人間がシェアハウスでうまくいくという話でもありません。多分、シェアハウスに居心地の良さを覚える人間というのは、やっぱり近くに人がいるとなんか落ち着くと思っている人である気がします。人が楽しそうに話している様子を外から眺めて、なんかいいなって思える人な気がします。ちょっと人の近くにいると騒がしいときもあるけど、まんざらでもないなって人だとは思います。まぁ、つまりは、人のことを嫌いになれない人には間違いなくオススメできます。


4. シェアハウスに住むとシェアハウスの管理という役割が与えられます。もちろん、これは住人間で分業されて行われています。住んでいて気づいたことがあるのですが、こういう共同管理的な意味合いが与えられると、なんかやる気が湧いてくるわけです。というか、ちゃんとやらないとなんか申し訳ねぇなぁみたいな感情を覚える。そして、そういう作業をこなすことで、ここに居てもいいのかと安心を覚えるわけです。これって、まぁどこかのコミュニティに属していた場合にはよくある話ではあるのだけれども、それが生活レベルで行われているというのは実家で暮らしていたときと似ていてなんだか落ち着くんですよね。これはなかなか独り暮らしを続けていると、だいぶ恋しくなってくる感覚なのかもしれない。実際、家族みたいな恐らく一番自他境界が薄い関係においても、中学高校と経て見せられない側面というのが出てきて、じゃあそのとき家族的なつながりを家事を通して実感してきた人って少なくないのではないかと思うんですけれど、そういう安心感ですよね。そういう意味ではシェアハウスってなにかしらそういう感覚を大切にしている人からしてみればふさわしい場所なのかもしれない。


5, 6. 人間なら問題ないでしょう。


X. 間違いなく向いています。なぜなら、彼らにとって家の価値は荷物置き/寝場所が占める割合が大きいからです。俺は、現在8時ぐらいに起きて直ぐに研究室に向かって、19時以降に帰って飯を作ってアニメとかエロゲとかで時間を潰して寝るみたいな習慣を最近は続けています(4回生の途中からやっている)。本当にシェアハウスで家賃が安く済んで良かったと思っています。また、休日はシェアハウスに来る人たちのランダムイベントが発生することもあり、娯楽も充実しているので、毎日が同じようなことの繰り返しでも気を病むことがないです。いいことですね。


 こうして、いろいろ書いてみましたが、実家生活から家族的な関係性を抜いたような場所がシェアハウスっぽいですね。お互いに生活のための機能を担い、生活基盤を提供し合っているという実感を生活のなかで肌で感じながら、そして各々のプライベートがある程度保証されているというところが住んでみての魅力でしょうか。加えて、うるささがなんだか落ち着くというのは、家族的なコミュニティの特性かもしれませんね。シェアハウスは実家ではないと言いましたが、やっぱり住人とは家族の偽物の偽物ぐらいの関係ではあると思います。ドライでウェットな場所です。「居場所」としての価値はそういうところにあるんじゃないのかなと思います。てか、普通に仲いい人となら一緒に暮らせるぜ! ってのが結局は一番デカいです。仲いい人を見つけましょう。あと、シェアハウスの機能的な良さといえば、ガスコンロが二口ついています。独り暮らしの料理をさせる気のないカスな設備とは大違いですね。常にお湯のでる綺麗にしているお風呂もついています。水道が定期的に故障しているらしいどこかの学生寮と比較してみてもいいところです(価格には大きな隔たりがあるのでそこは考慮するべきですが)。まぁ、なんかシェアハウスやってもいいかも……? って思ったのなら、始めてみたら良いと思います。漫トロに興味がある方なら、漫トロに通いながらでいいので、漫トロシェアハウスも少し考えてみてください。せっかくの大学生活です。いろいろやってみましょう。

 そういう漫画あればええなぁと思ったけれども、別にそういう漫画読んだことないので、あげれませんでした。すみません。




おまけ

 最近のインターネットでは海賊版の話題ばかりでもう辟易しているのですが、まぁエロコンテンツを今まで割って見たことある人間の数ってあんまり少なく無いと思いマス。このブログを読んでいる方が現在そういうことをしているかはさておき、Komifloというサブスクをご存知でしょうか。月1000円ぐらいで快楽天などのエロ漫画雑誌がいくつか読めるサブスクです。バックナンバーも一年分くらい? 読めます。正直、海賊版サイトで割って読むよりかはだいぶ有意義だと思います。そもそも、ことの善悪はさておき、成人して、クレカも作れるようになっているにもかかわらず、下の世話のためにエロ漫画を割るって、オナニーに夢中な間は気づかないのも仕方ないれども、その後冷静に考えると笑われることだからな。このコーナーはKomifloを周知したいだけのコーナーです。説明は済ませたので以上です。あとは自分で調べてみてください。快楽天なんか読んでいると、たまに「これエロじゃなくてシナリオがさぁ!」って3秒間だけ言いたくなるやつもあります。わずかな冷静な時間です。でもエロいのが一番です。月額1000円程度なのは本当に破格だと思うので、これを見た新入生の皆さんはぜひとも加入検討してみてください。さっきまでさんざんシェアハウスについての話をしていましたが、独り暮らしならオナニーし放題ですからね。これと比較して寮とかシェアハウスに住んでみたいか検討してみてください。ちなみに、シェアハウスには一人部屋があるので、あんまり気にしなくて良いです。ということで、漫画要素も書けたので、以上、新歓リレーブログでした。


























































最強のオタクになりた~い!(マンガ・アニメ・エロゲ)
B面です。最初これ書いてたんですけど、まぁ、さすがにシェアハウスを周知した方が良いと思ったのでその話にしました。てことで、供養面。

 新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。今回の新歓ブログを担当します。今年から夢の大学院生になりました。ラボの地縛霊、8-19時通い(はちいくじ かよい)です♡ ……失礼、噛みまみた。ぼーずです。うるさいですね。今年は、女児アニメ主人公ぐらいアッパーにやっていこうと思ってるんで、こんな感じにうるさくやっていきます。年末のアドカまでこの勢いが残っているのか……? こうご期待。ごめんなさい。こうでもしてないと、ラボしんどすぎていつかポッキリ折れちゃいそうなんだもの。この調子だと近いうちに、2階級特進して8-21時ちゃんになっちゃいそうなんだもの。少しお目こぼしを。ナニトゾー。とっとと結果だして悠々自適に2年間を終えたいものです。


はじめに(ここからさらにグダグダしゃべっているだけなので見なくてもいい)

 さて……今回は新歓ブログになりますので、やっぱり、新入生の皆さんのためになるようなブログを書きたいのですが、サークル新歓に行ってみるモチベが少しでもある人たちならば、5回生の「ありがたいお言葉」は、この時期いくらでも聞けそうですからね。じゃあ、どーゆーブログ書くの~~~って感じで……。漫画批評サークルらしく、なにかしらのレビュー適当に書くか~~~ってなんか新歓ブログの場に合わない……。今年からはもう年相応に身の丈相応に、サークル内での役割をきちんと意識しながら行動していこうとも思ってますんで……とは言いつつ、つい先日新歓例会スッポカして上回生と飲み会行ったら会長のKさんから深夜、長文の説教メッセージが飛んでこられました。ほんとに申し訳ない限りッス。ぜひとも、この場でね汚名返上、名誉挽回、新入生を何人か釣り上げるブログを書かねぇとなぁとプレッシャー。俺はドMだからプレジャー。俺以前にブログを書いている人は、つり上げ率の高そうな有用ブログ(特に、漫トロ紹介ブログとかインカレ生の悩みとか、「ヨシダ檸檬」のやつとか)ばっかで、面白くなるネタがないのよねん。

 そういえば、専攻のウェルカムパーティーに参加した時に、先輩が数名招聘されたのちに、自分の来歴みたいなものを軽く紹介されていました。この紹介をある程度聞いていると、大学院の雰囲気がなんとな~くわかって、もしかしなくてもかなり厳しいとこじゃないのか? と半ば核心に至って胃がキリキリしはじめたので、ここは先輩方に倣って自分の来歴とか紹介していくのがよさそうですぜ。まぁ、漫トロがどういうサークルなのかは、前ブログで懇切丁寧になされているので、漫トロが許容している人間のその一種類の話です。はい。てことで、紹介。自己。

 ぼーず、22歳、修士1年、つまりストレートで進級しているのでつが、漫トロに入った(これ、入トロっていうらしいです。)のは大学3年生のときなんで、長くいるわけじゃない。じゃあその前の2年間でなにをしていたのかっていうと、京都の和菓子屋とラーメン屋を巡るために外出を繰り返しながら、家ではずっとエロゲをしていました。一人で完結できる趣味しか持っていなかったので、あんまり交流みたいな場所に顔を出す積極的な理由も見つからず、そういう交流はバイト先の職員さんや、エロゲやっている人とネット(ごくたまリアル)で話す程度で、実体をもって活動するなんてことにはやる気が湧いていませんでした。最初の一歩ってまぁ遠いもので、二年間フラフラしてたところで、エロゲーマーの知り合いに漫トロの人がいて、その人に手を引かれるまま漫トロに来ました。その後一年サークルの掟の理解。その次の一年は、漫トロシェアハウスの一室を借りて生活を開始。これまで人との交流をめんどくさがっていた人間とは思えない変わり様で驚いております……っても、人にそれほど興味あるわけではないからこそ、シェアハウスが可能だったようにも思います。本質は同じなんだろうと。まぁ去年はシェアハウスに住んだ以上の価値体系の変化として、女児アニメにハマって女児アニメ(ときどき深夜アニメ)日課にしていました。多分そのせいで現状、コメディ以外受け付けない時期になっています。てことで、ラーメン/和菓子/エロゲ/女児アニメ/漫画、はある程度しゃべれるハズ……。趣味合う人いたらしゃべりに来てね~~~ブンピカかシェアハウス! 特にシェアハウスは現在も住人を募集しています!


…………湧いてきました。このサークルで今、俺しかもっていなさそうなネタ……茶番止め! 以下、本編。

本編

 このブログを見てくれる新入生ならば、間違いなくオタクコンテンツに興味がある人たちでしょう。そして上回生からの「ありがたいお言葉」は履修登録やバイトなどの役に立つお話が殆どで、オタク的な役に立つ話は、しかるべき場所でない限り殆どなされないものだと思います。そして、概して在学期間が長くなるにつれて、こういうものを話すのは億劫になってくる……ので、まぁ今回この場を借りてオタクコンテンツを提供しているメディアの特性について話していこうと思います。

 タイトルの通り、今回取り上げるものは、マンガ・アニメ・エロゲです (ラノベ・ソシャゲは殆ど触れなくなったので省)。どれも、ストーリーに様々な演出を施して消費者に提供するメディアであり、それぞれには長所/短所が存在しています。そして、この3種メディア全てに対してほど良いバランスで取り組むことは中々難しい。学部4年間で、バイトや学問、人間交流を真面目にこなしながら卒業するのだとしたら、どれか2つに振り切ることが殆どでしょう (留年するなら話は別!)。しかし、せっかく大学生になったのなら、どれも満遍なく触れてみたい……よね? そして、これらの違いをある程度頭の中にいれとかないと、十分に楽しめないまま終わってしまうこともしばしば。つまり、今回はメディアの違いを理解しよう! のブログになります。

  

てことで、以下所感。
 先に述べておきますが、ここでいろいろ違いだの云々言ってますけれど、普通に全てのいいところだけ味わいたいのなら、名作・傑作などの名高いものだけ選んでいるだけでいいです。寄り道が好きな人向け!


漫画

 今、最も手軽に追えるコンテンツだと思います。雑誌もなにもかもスマホさえあれば殆ど読めるし、無料なものも多い。
 その手軽さ故に、気軽に「これ読んだ?」みたいな話がしやすい……が、マジで今は母数の飽和が過ぎるんだよな。さっき名作だけ読んでりゃええ……みたいな話をしたけれど、名作ですら大量にある。円満に完結に至れただけでも、十分読む価値があるでしょうからね。
 そういうわけで、話すにも飽和過ぎて読者の中で多様性が多用過ぎるところにあって、近くに漫画が好きだよ! って人が仮にいたとしても、そのときに話題の擦り合わせが困難になる事態もままある。ということで「新作」を読むことに価値がある。新作はすぐに読めて、話をすることができるから。特に、話題作なんかはSNSでみんなが話すので、すぐさまトロの部分を拾える。しかし、やっぱりトロですら数が多い上に、まぁ、大衆と同じスタイルで消費し続けると、飽きが来ます。なんで、漫トロに来て漫画の善し悪しについて語りあってある閉じたコミュニティでその価値観と自分の価値観を比べながら味のする漫画を探すのがいいんじゃなかろうかってことなので、ぜひとも漫トロに来てください。数多ある「新作」という共通言語で話をしましょう。(いやでも、このサークルは作家性が~とかいろいろ系譜みたいな指摘をする人もいるし、そういうのはまぁ、各々みつけていけばいいんじゃないでしょうか。)




アニメ
 受動的に楽しめるので、座っているだけでいいのがとてもいいところだと思う。ながら作業もできるし、いろいろ都合がいい。1クール5時間で終わるのもタイパが良いよな。まぁ俺がハマっているのは女児アニメなんでもう少し、長く見ているけれども。
 てか、普通に絵が動いているだけでズルいわ。最近の呪術アニメみたいな、原作をどう再現するかみたいなゲームとして見ても滅茶苦茶楽しいし。時間の流れに逆らえない状態で、過不足なく面白いものを作れるかみたいなところはアニメとか映像特有だよなあとは思う。あと、始まったら終わりを最も意識しながら見てしまうメディアかも。これ(あと数話で、数分で)畳めんの? みたいな感覚はアニメみているときにしか持ってないし、時間が引き延ばされたり、短くなっている感覚もアニメ見ているときが一番強いかも。時間を操ってくるメディアなんかもんね。

 しかし、アニメも数は多いにょろね……。だけど、アニメのいいところって、やっぱりサブスクに加入してしまえば、過去の名作から現在放送されているものまで簡単に見れてしまえることじゃないでしょうか。そういった意味では、一番気軽なコンテンツかもしれない。普通に、アニメアイコン? みたいな謎の集団(多分本人たちは一匹オオカミだと思っている)がTwitter? では猛威を振るっているぽいし。周囲の反応込みでも今最も楽しめるコンテンツっじゃないんですかね……。しかし、女児アニメのオタクって思ったよりも数が少ないんだよな。本当はこういう話をしたいんだけれども……。てことで女児アニメ布教の時間っ☆
 女児アニメは長いです。そしてフォーマットが決まっています。そのフォーマットの中でどうメッセージを込めるか、どうフォーマットの繰り返しに飽きがこないように過程をおもしろく装飾していくのか。そして、長い構成を活かした積み重ねに注目します。一年かけながら、きれい事の価値をどう補強していくか……というところに力点が置かれているように思えます。あと、全体的に明るい。俺はもう、シリアスで話盛り上げますみたいなノリに疲れていて、コメディでどうテーマを彩っていくかみたいなところしか見たくないので、女児アニメがもうね。五臓六腑に染みわたってくるんだよね。

新入生の時間が大量にあるみなさんには是非ね。もうね。腰を据えてみて欲しいですね。

プリパラ
 とりあえず、135話「スマイル0%」まで見てみよう! って言うのは少し、横暴なので、魅力を紹介すると、ギャグのセンスが凄いですね。人間の出せるドーパミンの限界に挑戦していると思います。女児アニメの強烈なイカレギャグが各話に詰まっているので、ギャグのノリが合えば決して退屈な時間にはならない。ついで、お話の縦軸がかなり強く敷かれている。「み~んなともだち、み~んなアイドル」という原理を強く掲げて、全てを肯定していく中、そんな原理と相対するような試練が立ちはだかってきます。それを、おもしろおかしくちょっと泣ける感じで乗り越えていくという建前で好き放題やっているアニメです。なにしろ、キャラクターの回し方が上手いんだよねぇ。140話近くかけて、不遇なキャラクターが殆どいない満足できる話を作り上げているのが凄かったんですねぇ……。入門にしては長すぎるが、ひたすらに楽しいので入門にふさわしいと俺は勝手に思っているそんな作品です。

ハートキャッチプリキュア
 オヌヌメプリキュア。人の闇を膨らませる敵とそれを救うプリキュアの構図とフォーマットがゲストキャラを多く出してくるような50話アニメの正解だよなあとは思う。つまり、真っすぐに王道なんだけれども、ひたすらにボケ倒して視聴者を引っ張りまわすえりかと、一つずつ答えをみつけて視聴者の手を引いてくれるつぼみというコンビがなかなか良くできていて、それもまたいい感じのフォーマットになっている。かなりフォーマットとしては固まっているけれども、50話近い話数を活かした、多くのゲストキャラによって世界観を拡張してくるので、ゲストキャラが登場するたびにどういう物語が展開されるのか気になって飽きることがないのと、かなりシリアスな踏み込み方もしてくるプリキュアなので、そういう少年誌的なアツさを期待している人にとっても楽しめる内容になっている。ただ、妖精がウンチ出すみたいな絵が毎回挟まってくるのが草なんだが、しんどい人もいると思う。とはいえ、かなり人気な作品で実際に男女構わず楽しめるので、みて欲しいですね。


 

エロゲ
 タイパが一番悪い。これは断言できる。しかしながら、一番消費者を無理矢理ノせることができる力があるメディアだと思っている。慣れない文体でも、掛け合いのテンポ感とBGM、演出でいくらでも装飾が効くので、そして、自ら読み進めないといけないので、いつの間にか慣れていることが殆ど、のめり込むところまでいければ、消費体験のかなり至極に位置することになる。あと、母数がそれほど多くない。特に、シナリオ? みたいなものを期待するのなら、もっと数を限ることができるんじゃないかな~~とは思う。そういうわけで、有名なものを5つぐらい読めば大体話ができるやつを見つけることができるというのがでかい気がする……と思ったけど、エロゲ5つにかける時間でどれだけアニメなり漫画なり見たり読んだりできるか……という話なんで、嘘です。本当に会話のタネになるまでに時間を要するコンテンツだと思います。だけど、本当のお嫁さんはエロゲにしかいないから……。うん。そうだ。本気で女を好きになれます。紙だけど。なんて言ったって、キャラクターの魅力がかなりのウェイトを占めていますからね。気に入ったキャラクターを長く見ていられるという意味では、かなりいいところかな。
 これについては、「新作」の話をしようとすると時間も金もかかるということで、人口がかなり少ない。ゲームの母数はとても少ないんだけれどもね。俺も最近新作とは程遠くなってきているからね。でも、今年度からは頑張りたいな。

 そういえば、最近Kさんにオススメを尋ねられたのでここに書いておきます。

信天爺航海禄
 擬古文染みた癖ツヨテキストをロクデナシどものバカで軽快な掛け合いと、愉快なBGMでこちらに飲み込ませてくる、このメディアならではの読み物だと思います。お話としても、箸にも棒にも掛からない性欲だけは立派な青年が色仕掛けに騙されておんぼろ船に乗せられるところから始まる、「居場所」を探すお話です。嵐のときにだけ異常に冴える白髪虚弱アルビノヒロインや、常に加害性をこちらにむけてくる相思相愛の双子ヒロインや、退屈しのぎに面倒事に常時惹かれている近づいてはいけなさそうな気配ムンムンのヒロインと、それはもう一癖二癖あるヒロインたちと一緒に愉快な停滞しているのか前進しているのかわからない船旅を送ることができるので、ぜひやってみてください。

さくら、もゆ。
 ライターの問題意識──なんどもこれでいいのかと問い直しては安心を得るような意識──がそのままテキストに埋め込まてるので、なかなかにくどく、そして難解な構成になっている、そんな作風が味の作品であり、そして同時に欠点になっているのだけれども、その問題意識が強烈に反映された世界に惹かれているファンも多い作品です(俺もそのうちの一人)。構築されている人の夢や願いが形となっている“夜”という世界、ノスタルジーを想起するBGMという、温かな雰囲気に満ちた作品全体の雰囲気に対して、どこか自分が生きていることに対して罪悪感を抱えた自罰的な少年少女がいかにして、自分を許せるまでに至るのかというお話を展開しています。強いメッセージを受けて気持ちよくなりたい人向け。

恋愛、借りちゃいました
 バカゲー。頭の悪い会話の応酬が延々と続くのでとても楽しいです。形式としては普通の恋愛なんだが、主人公がレンタル彼氏をすることにより、いろいろと関係がこじれ始める。具体的にはお金を差し出して主人公を取り合うという本末転倒な展開になる√があるんだけれども、かなりバカで楽しいのでオススメ!


書いて思ったけど、漫画のコーナー短くてすまん。まぁ、でも、こういうものって新歓来てくれたらもっと話せますし。来てね~~。👉👈


じゃあ、これだけどうやるの?
 まず、漫画は空いている時間を見つけてちまちま読むだけでいいので、エロゲとアニメの時間を配分するだけでいいですね。飯を食う時間や筋トレなどの活動の合間にアニメを見ましょう。そして、夕食後~寝る前など固まった時間を見つけてはエロゲを起動しましょう。そうするだけで、全部満遍なくできますぜ!……って、人間とはいつしゃべれば……?


BAD END(ずっとひとり)

【4/19?】ワンピ、ナルトの比較から考える漫画の”感じ”方

おはこんばんにちわ B.O.W.です。


京大漫トロピーは、
正直に言うと、普段はこれといった活動がないサークルです。

なので新歓期の新入生にキラキラした目で「なにをする場所なんですか?」などと尋ねられると、
日常生活について質問されたニートよろしく挙動不審になってしまうのですが、
一応それらしい答えを何とかひねり出すと
「今年1年の漫画ランキングを作成する」
というものがメイン活動にあたります。

ランキングはこんな感じ。2025年のB.O.W.お気に入り。


個人で30位までのランキングを作成、ポイント振り分け、
それらの集計結果として全体ランキング50位が作成されます。
なので漫トロに入れば必然的に今年の漫画を100~200作は読み、評価を行うことになります。
(漫トロ民それくらい読めよ! 俺も頑張るから!!)

漫画読むだけだろヨユーヨユーと思うかもしれませんが、これが案外大変です。
まず第一に今年の漫画というだけで無作為に選ばれた作品はほとんどが面白くありません。
個人的な趣味に合わせることができないっていう話もあるけど、
結局どうしようもないほど出来が悪いものが多いんだ...

第二に一年の中で刊行される巻数は限られているため、
せいぜい1~3巻程度までで内容を判断しなければなりません。
少年漫画などでは長期連載化の傾向が強くこの程度ではなかかなか全容の把握は難しいです。
伏線のはりかたから結末を予測するなどの読み方、
評価の仕方もやりにくいといえるでしょう。

特に第二の点について最近話題になったのですが、
やはり漫画を読む、評価するうえで全体的なストーリーを主軸として考えている人は多いようで、
ここが難しいポイントだと感じる人は多そうです。

浦沢直樹先品などに代表されるでしょうが、
大きく、複雑な話を展開するいわゆる謎が謎を呼ぶ展開というものはやはり人を惹きつけるのでしょう。
近年のワンピースなんかもこういう読まれ方が流行っていましたね。


しかし、個人的にこの読み方だけで漫画を評価してしまうことには問題があると感じます。
だってそういう楽しみだけなら漫画じゃなくてよくない?


私がすごく好きな漫画に大日本天狗党絵詞という作品があるのですが、
このタイトルでは大日本天狗党という内容に関する言及のほかに、
「漫画というものは絵と詞(文字に表された言葉)
でできているのだ」

という作者・黒田硫黄の哲学的な主張が行われているように感じます。

Z氏がカッコいいんだ~


小説、音楽などの芸術と呼ばれるものに共通する特徴は
ストーリーテリングを行っていることだなんていう人もいますが、
私はこの場合の「ストーリー」とは
人や物がどう動いたかという順序の説明(便宜上プロットと呼ぶ)だけではなく、
瞬間的な感情の高まりやその場の空気をどう感じたかなどの説明(トーン)を含んでいると考えます。

トーンはより感覚的なものであるといえ、
その表現には文字媒体よりも絵のほうが向いているといえるでしょう。
また、トーンは感覚的であるがゆえに作品全体を通してある程度一貫性があり、
また一部だけを切り抜いても機能し得ると思います。
つまりランキング制作のように大量に読むときでも評価点として機能しやすいってわけ。


個人的には漫画好きの多くがトーンを中心軸として作品の評価をしていると考えていますが、
実際に評価理由を聞いてみるとなかなかそういった説明は出てきません。
ここの原因はトーンが言語化しにく、人にも自分にも伝えにくくなっている点にあると思います。

話が長くなりましたがこのページでは超有名作『ONE PIECE』、『NARUTO』の第一話を比較し、
トーンについて考えてみようと思います。

これによりトーンを言語化するのに慣れてもらって、
(私も含め)トーン批評をよりうまく扱えるようになったらいいなと思います。
どっちもジャンプ+で無料で読めるので実際に読みながら聞いてもらえると幸いです。

それではいってみよ~

プロットについて

トーンについて話すんじゃないのかいと思われそうですが、まずプロットからです。
私も今回考えてみるまで気づかなかったことなのですが『ONE PIECE』、『NARUTO』の第一話プロットには類似点が非常に多いです。
今回のような企画の際にはうってつけの素材であるといえますね。
『ONE PIECE』が1997年に連載開始、『NARUTO』が2年後なので、
岸本先生がパク...写輪眼でコピーしたのかもしれません。

まあジャンプの第一話なんてどれ似たり寄ったりではあるけど。


プロットを簡単にまとめると以下のようになります。

1.無邪気に夢を目指す主人公
2.主人公の先輩となるキャラの登場
3.主人公の前に夢を遮る敵が立ちふさがる
4.先輩の自己犠牲により敵を打ち倒すことに
5.教えを受け取り主人公成長、動機を新しくし、改めて夢を目指す

様々な異論があるとも思うのですが、簡単にまとめればこんなものだと思います。
ジャンプといえば「友情努力勝利」が標語として有名ですが、
少なくとも友情勝利は満たされているといえます。
おそらくジャンプ編集部からある程度指導が行われているんでしょうね。

プロットについて整理ができたところで、
これら枠組みの縛りがある中でどのようにトーン表現が行われているか見ていきます。

キャラクター描写

まず主人公について見ていきます。
当たり前ですが主人公は物語の中心ですでの、その描写もトーンの核心部にあたります。

『ONE PIECE』の主人公;ルフィは非常にシンプルな線で構成され、
それにふさわしい素直なキャラクター性をしています(少なくとも第一話時点では)。
喜怒哀楽のどの感情にあたっても目は大きな黒点でのみ表され、服装なども非常に簡素。
まさに元気な男の子の典型として描かれており、状況に対する応答も非常に率直です。
一目見て感じ取れる物以上の秘密、特性などは割り当てられておらず、
シンプルで力強い『ONE PIECE』の物語を象徴している
といえるでしょう。

違う感情のはずだが同じ顔


比べて『NARUTO』における主人公;ナルトの描写は非常に多彩です。
ベースは少年漫画らしくいたずら好きの元気な男の子ですが、
悲しい、寂しいなどの負の感情が緻密かつ執拗にに描かれています。
意外にも輪郭線自体は明確でルフィと大きな差はないのですが、
ラーメン、ブランコなどの感情を象徴する小物の使い方が非常に上手です。
またブラックトーンを使うことにより視覚的な抑揚を確保しつつ、
感情の表現を行っているのも『ONE PIECE』との差別点になります。
また必要とあらば激しい怒りに合わせて線を荒らすこともいとわない大胆さ、多芸さにも感心します。
ナルトというキャラクターを元気な反面、時に陰鬱という多面的で矛盾した人格として描くことに成功しており、
これは作品そのものを貫く言葉で説明しにくい哲学=トーンを見事に表現しているといえます。

これだけの表情が1話のうちに出てくるってすごくない?


キャラクター描写として見過ごせないのが先輩役の描写です。

『ONE PIECE』
ルフィの描写は非常に一貫していて、シンプルであると先述しましたが、
反面、先輩役;シャンクスの描写は変化に富んでいます。
登場当社のシャンクスはルフィ同様シンプルな線、分かりやすい表情で描かれます。
これは彼がルフィの仲間、同類であることを意味し、
この時点ではプロット上でも特筆すべきカッコよさはなくむしろ情けないようにも描かれます。

見返すと初見とは違う意味を持って見えてくる

しかし、再登場以降ではプロット上でルフィを超えた行動をおこすようになり、また描写にも変化がみられるようになります。
まず服装にはマントとサーベルを新しく携えており、より海賊らしさが強調されています。
ルフィがほとんど小道具を用いないのに対して、
シャンクスには食事、麦わら帽など、シンプルながらも必要なものが全部用意されています。
最終的に腕をなくすのも小道具の一種であるといえるでしょう。
また目の描写についても、黒点だけのシンプルなものだけでなく、感情に合わせ豊かな演技を見せます。
特筆すべきは最初に銃で山賊を撃ち殺す衝撃的なシーンでは目はルフィと同じ黒点であることでしょう。
意外性を強調するための演出の妙ですね。

シャンクスかっけぇ......


これらのトーンは人間の重層性とそこからくる魅力、底知れなさを演出しており、
『ONE PIECE』に一貫する魅力であるといえるでしょう。



『NARUTO』
先輩役となるイルカも、ナルト同様、プロット上非常に複雑で屈折した思いを持つキャラクターです。
自身の親を殺した相手を先生として指導しなければならず、
ナルトを愛すべきか、憎むべきかわからず迷いを抱えているというプロットです。
この悩みは物語序盤分かりやすい形で描写されることがなく、
あくまでどう読み取ったらいいかわからない無表情として表現されます。

案外アンニュイな男

後半に入ってナルト出生の謎が明かされるにつれイルカの表情も読み取りやすくなるのですが、
なかでもナルトへの同情、共感の描写は非常に鮮烈かつ巧妙です。
それまでの不明瞭な描写から非常に明確に感情を表すようになり、
また過去の(膝を抱えた)自分と現在のナルトを重ね、涙を流します。
ナルトは一度はこれを拒絶するものの、
イルカの死を前にした決意ある告白を聞き、イルカと同じポーズで同じ涙を流すのです。
構図上でも同じ展開を反復しており非常によく練られたものであるといえます。

やめてくれ岸本、その技法は俺に効く


これは愛憎の苦しみのなかから愛を選ぶという『NARUTO』全体のテーマをトーン的に非常にうまく表現しているといえるでしょう。




キャラクター描写編が終わったところで次は背景・世界観描写編、コマ割りカメラ配置編と進んでいきます。



しかしここで大事なお知らせがあります....


ここから先は有料記事で ☆(=^・^=)
マントログに有料会員登録するとお得な特典がいっぱい!イッパイ!!
さあみんなもLet's 漫トロ!!!

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というのは冗談です、マントログに有料会員なんて存在しません。
しかし、これ以降を書かないのは冗談ではありませn!!!

中途半端で本当に申し訳ありません(_;´꒳`;):_
だいぶ前から構想自体はしてたんですけど、二作品とも良作過ぎて話したいことが多くなりすぎちゃったんです......
なんなら本当はハンターの第一話も含めて考察、評価したかったんだお: (_;´д`;) :_


そういうことまで考えてたら書かなきゃいけないことがいっぱいになっちゃって......
やることが多いとやる気がなくなっちゃって......
最近ゲームが面白いし......
この記事自体ももう締め切りぶっちしながら書いてるし...
今回は泣く泣く諦めます!!


本当にごめんなさい!
もしどうしてもきになりる方がいらっしゃったら漫トロ例会にいらしてB.O.W.にお尋ねください!
ほんますみませんでした!!