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京大漫トロピーのブログです

【12/10】うどんってえっち

こんにちは。肉と申します。
日付越えてますねすいませんでした。

今日は偶数日なのでテーマは「白」です。
白といえばwhite powder、white powderといえばラムネーション……と言う感じでラムネーションというゲームのプレイ体験記でも書こうと思ってました。ですが、どう見ても漫画に関係ないため諦めました。

代わりの「白」といえば……うどん!
というわけで今日はえすとえむさんのうどんの漫画「うどんの女」について書こうと思います。

「このマンガがすごい!」で取り上げられたことのある作品なのでご存知の方も多いと思います。
この漫画はたいして貧乏というわけでもなくただ節約のために素うどんばかり食べている大学生の主人公木野と、素うどんばかりを食べる主人公のことが気になっている食堂の「うどんのおばちゃん」村田チカとのラブコメです。

この漫画を読んで思ったのは、1,2話が特に顕著なのですが二人の妄想が激しいってことですね。それぞれ相手にこうあって欲しい、して欲しいと妄想し合っている。しかしその姿に微笑ましく感じることがほとんど無く、大体はその内容に対して笑ってしまうことが多かったです。特に木野のつなぎが汚いというところから、洗ってあげるから脱ぎなさいとアクロバティックに脱がせにかかるところは意味不明すぎました。

この漫画全体を通して、印象的だったのは背景があんまり描かれないところです。最初、あまりの背景の少なさに面食らいましたが、ちゃんと必要なところには背景が描かれているのでストレス無く読めました。背景が少ないことで登場人物にずっと注意が行っていて、この点は上手いなと思いました。

ここまで言ってストーリーなのですが、純粋に楽しめました。うどんを中心として二人が近づいていく様子は見ていて面白かった。しかし、話が進むにつれて木野が加筆していくうどんの絵は笑っちゃったし、最後にその絵に対して「これ…村田さんなんです…」と言うのはこれが表紙なのかぁと思考停止してしまいました。


この漫画は綺麗にまとまっていて色々と楽しめました。一巻なのでぜひ読んでみてください。また今「FEEL YOUNG」で連載しているので気になる方はそちらも。それではまたいつか。