【12/16】キラキラ美少女研究者見習いの修論執筆RTA☆~百合で修論書きたい編~
おはこんハロチャオ~!!キラキラ美少女研究者見習いのレニです☆
今回のテーマは「紅白」ということで、紅い花といえば薔薇ですが、白い花といえば百合ですね!なので私も「百合」で修論を書いてみようと思います!それではさっそくやっていきましょう!
【前回までのあらすじ☆】
キラキラ大学生のレニは、キラキラ美少女研究者に進化するために、漫画で卒論を書くということをしたのでした!詳しくは以下のブログから☆
mantropy.hatenablog.com
【M1前期】卒論を査読論文にする☆
卒論で1960年代の『週刊少女フレンド』を扱ったので、全身が60年代になっている間に、卒論を査読論文にしてしまいたいと考えました!なので国会図書館関西館に再び足を運び、雑誌の閲覧を進めました!雑誌の閲覧は合計2.3週くらいしていて、0.3週目は卒論では見れてなかった1970~72年分の閲覧、1.3週目は自分で考えたカテゴリー分けが正しいかの確認、2.3週目は客観的な内容分析のために全部の文字の確認を行いました!春休みのうちから足を運び、6月くらいまでやってた気がします!研究者に休みはありません!
それを何とか7、8月にまとめ、無事8月末に某雑誌に論文投稿&査読をパスすることができました☆
また国会図書館は日曜日に空いていないので、日曜日に何かできることがないかと考え、京都国際マンガミュージアムでコミケのカタログをとりあえず全部見てみるということを思いつきました!この時期から何となく、百合で修論書けないかなということを考えていたので、先行研究で数多く指摘されている、『美少女戦士セーラームーン』関係を中心に、条件を決めてサークルカットを数えていくことにしました!
しかし!『美少女戦士セーラームーン』について何も知らないので、『美少女戦士セーラームーン』のキャラの判別すらできないということに気づき、『美少女戦士セーラームーン』の漫画とアニメを見始めました!
加えて、思い付きで、何かの役に立つだろうと、過去の『コミック百合姫』の収集と閲覧を始めました!
M1前期にやったのはそれくらいでしょうか☆あとは社会調査の授業の謎英語論文読みと謎R課題に苦しめられたくらいです!
あっ、このころから、思い付きで、何かの役に立つだろうと、テーマに関するアニメを見る、ということを始めました!
試みに、今まで見たアニメに、クロスレビュー風に点数をつけてみます!
・美少女戦士セーラームーン:1期4点、2期6点、3期8点 ―百合好きはセラムンに足向けて寝るな。
・少女革命ウテナ:8点 ―百合好きはウテナに足向けて寝るな。
・魔法少女まどかマギカ:10点 ―何でもっと早く見てなかったんだろう。
・少女歌劇レヴュースタァライト:8点 ―いつも心に大場なな。
・魔法騎士レイアース:3点 ―ベタなスポコンみたい。半分で見るのをやめちゃった。
・響け!ユーフォニアム:7点 ―見てて胃が痛くなってきた。
・カードキャプターさくらクロウカード編:7点 ―人間関係のすべてがえっちに見える。
・けいおん1期:4点 ―ユーフォと足して2で割ったらいい緊張感になりそう。
・NOIR:7点 ―バチクソオサレアニメ。処刑ソングが良い。
・サクラ大戦:5点 ―テン年代なら大神一郎は存在していないと思う。
・おジャ魔女どれみ:8点 ―小学生の解像度が高い。情操教育に良さそう。
・シスタープリンセス:2点 ―ギャルゲーのイヤな所出てる。千影ちゃんだけ好き。
・月姫:4点 ―主人公が強い女に破滅されられると思ったら、勝手に破滅していた。
・ダーティペア:6点 ―単話の完成度は高いが、単話完結型すぎる。
・シスタープリンセスRePure:1点 ―もっとギャルゲーのイヤな所出てる。見る苦痛。
・ユリ熊嵐:7点 ―なにもわからない。
・双恋:3点 ―主人公が決断を棚上げするの何なんだ。
・神奈月の巫女:5点 ―愛すべきクソアニメ。
・ふたりはプリキュア:6点 ―おもちゃの販促色が強い。
・結城友奈は勇者である:7点 ―ポストまどマギはちゃんとすればそりゃ面白いだろ。
・マリア様がみてる:9点 ―ゼロ年代に突如発生した最強の百合。
・ストロベリー・パニック:7点 ―ゼロ年代に養殖された最強の百合。
・平家物語:7点 ―20年代アニメ、質が高い。
・同級生2:2点 ―周囲の人格を終わらせることで主人公を良く見せるな。
・舞-HiME:6点 ―後半の殺し合いパートよかった。
・ToHeart:8点 ―ギャルゲーのイヤな所が無い。ちゃんと学園ものをしていた。
・Kanon:4点 ―シスプリ見てなかったら「あうー」に耐えられなかった。
・舞-乙HiME:7点 ―舞-HiMEを見ていると刺さる演出が多い。
・AIKa:1点 ―まごうことなきクソアニメ。
・ヴァリアブル・ジオ:1点 ―上に同じ。
・逮捕しちゃうぞ:8点 ―アニメとしての動き、メカの造形、物語展開、とてもよい。
・バトルアスリーテス大運動会:7点 ―90年代のゲーム原作とは思えない百合っぽさ。
・リコリス・リコイル:6点 ―世界を革命しないんですか……??
・魔法少女リリカルなのは:6点 ―「なのは」の受容史、気になる。
・MADLAX:10点 ―何もわからないがちゃんと面白い。唯一2週した。
・ToHeart2:3点 ―何も無かった。姫百合姉妹のところはちょっとよかった。
・恋姫無双:5点 ―萌えマシマシのジャンクフードさが逆に潔い。
・あずまんが大王:8点 ―何故か懐かしさを感じる。
【M1後期】書評論文を書く☆
ひとまず卒論を査読論文にし、特にやることがなくなり、何も分からなくなっていました!とりあえず思い付きで、研究に関係のありそうな謎英語論文を読んだり、カタログを閲覧している時期の現物の同人誌を買って読んだり、国会図書館本館に行って昔のレズビアン系雑誌を読んだりしていました!この時期は学部からやってきたことが一段落して、目指すべきところがなくて何もできず、精神的に不安定だった気がします!
コミケカタログの調査とか百合姫の閲覧とかもあまり成果が芳しくなく、ぼくはもうだめだになっていました!
で、とりあえず何かせにゃあかんと、当時読んでいた研究に関係ありそうな謎英語本の内容をまとめて、今まで読んできた謎英語論文の議論と組み合わせて、研究室紀要に書評論文を載せることに決めました!12月に思いついて1月に提出だったのでかなりドタバタでしたが、なんとか書き切り、書評論文を出すことができました!
あと、コミケカタログの調査15年分が、M1の終わりごろに終わりました!
【M2前期】調査と夢バトルと学会発表☆
M1の春休み頃から、何か動かないとダメになると思って、とりあえず思い付きで『電撃G'sマガジン』の閲覧を始めました!ギャルゲー情報誌だった「Gs」が、『ストロベリー・パニック』とかいう百合企画を突然掲載し始めたのはなぜなのか、調べてみようと思ったからです!春休み中国会図書館に通い、9.7年分くらいを閲覧しました!研究者に休みはありません!
で、せっかく調べたんだから何かにしたいと思い、これをもとに某同人誌に論考を寄稿しました!
またコミケカタログの調査に関しても、「おぼろげながら浮かんできた」像を繋ぎ合わせるために何かしないといけないと思い、インタビュー調査と、特定の作品に限定した全数調査を始めました!前者に関しては、サークルカットや収集した同人誌の情報をもとに、話を聞きたい人を炙り出し、Google検索やTwitter検索やPixiv検索を駆使して調べまくり、ビジネスメールの書き方を調べ、完璧な文面を仕上げ、いろいろな作家様に送りました!国会図書館の中で震えた指で送信していたのを、よく覚えています!結果的に11人の方からお話を伺うことができました!
後者に関しては、14作品に関してn年分、コミケカタログで触れていたサークルカットを全て記録しました!が、特にその後使うことはありませんでした!
加えてこの時期にせねばならなかったのが、「学振」、通称夢バトルです!Dに入ってからの3年間の研究計画と、自分の研究能力と、目指す研究者像を書いた申請書を作成し、日本学術振興会という機関に申請し、採択されれば月20万のお金がもらえるという制度です!申請書を書くのは論文を書くより難しいです!学期が始まってから6月くらいまで、ずっとこれのためにヒィヒィ言ってました!
結果は不採用でした!国会図書館にいるときに不採用通知をもらい、全くページをめくれなくなってしまったのを、よく覚えています!
そして学振の申請が一段落した後、やっぱり何か目的地がないとダメになってしまうと思い、当時進めていたコミケの調査で学会発表をすることにしました!そのため8月まで、今まで調べてきたことをまとめ、また調べ直す作業が始まりました!夏休み中も国会図書館本館に通い、コミケカタログ15年分2週目をしました!そして、台風14号が直撃した東京にて、無事学会発表を終えることができました!
【M2後期】そして修論へ☆
発表準備と並行して夏休み中に、春休みから中途半端になっていた『電撃G'sマガジン』の閲覧を、区切りのいい2009年まで、144冊分を終えました!研究者に休みはありません!そしてカテゴリーを設定し、それがちゃんと機能するものなのか確かめるために、11月まで『電撃G'sマガジン』の2週目の閲覧をしました!
さて、そろそろ修論のことを考えないといけません!現状の手札は、一応学会発表まで終えたコミケカタログの調査と、一応昔同人誌でまとめておいた『電撃G'sマガジン』の調査です!ただこれだけだと百合の修論としては物足りないので、11月を使って、集めていた『コミック百合姫』の、2010年度までの特集記事に内容を絞って調査を行うことにしました!作品を全部調査するのは時間的に無理でした!
そして12月、「コミケの調査」「百合姫の特集記事の調査」「電撃Gsマガジンの調査」という3枚の手札で、修論を書き上げなければなりません!このバラバラな3匹をいかに1本の論文にまとめ上げるのか!?そして修論は本当に完成するのか!?キラキラ美少女研究者見習いの運命やいかに!!
次回「キラキラ美少女研究者見習いの博論執筆RTA☆」または「レニ、死す」でお会いしましょう☆