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京大漫トロピーのブログです

【12/24】財布の紐が緩むどころか財布ごとなくしかける。振り出しに戻る。

連投なので初投稿です

卒業まで逃げ切ることができず、今回アドベントカレンダーに書くことになりました。

今年のアドベントカレンダーのテーマは「宗教」だそうで。
ふむ、宗教……うーん、宗教、といえば、偶像……アイドル……? ハッ

そういえば、あのコンテンツはちょうど今年アニメ化されましたね!
そう、アイドルマスター

 

 

 

THE IDOLM@STER LIVE THE@TER DREAMERS 01 Dreaming!(初回限定盤)(Blu-ray Disc付)

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ミリオンライブ!

ですね!!!!!!!!!!!!11


ひとまずテーマ消化ということで、サービス開始3周年を控えたこのコンテンツの話をしようと思います。


アイドルマスターミリオンライブ!とは?(読み飛ばしてOK)

笑って、悩んで、女の子たちは、もっと輝く
私たちと、この劇場で夢を叶えて下さい!

GREEが配信する「アイドルマスター」のソーシャルゲーム
2013年2月、今年TVアニメが放送された「アイドルマスターシンデレラガールズ」より1年遅くサービスインし、今年で3年目を迎えたコンテンツです。

ゲームの舞台はこれまでのシリーズ展開でもおなじみの765プロダクション
今までの13人に後輩たちが加わり、計50人になったアイドル達をプロデュースしながら、彼女たちが活躍する「劇場」を大きくしていくのがゲームの目的です。

このコンテンツのわかりやすい強みといえば公式展開の豊富さでしょうか。
2011年に放送された初の*1アニメ版「アイドルマスター」を制作したA-1Picturesによるイラスト、サービス開始から充実したキャラクターボイス、怒涛のCD展開(現在シリーズ展開しているもののみでアルバム27枚、100曲以上の楽曲)などが挙げられます。
またこれは「アイドルマスター」というコンテンツ全体に言える特徴なのですが、こうした豊富なコンテンツ供給は、コンテンツそのものの質ではなく、ユーザーが得た体験そのものの向上に向けられる傾向があります。
プラットフォームや公開時期が違えば全てはパラレルワールド扱いというガバガバな自由度の高い展開とそれ故ゆらぎを持つキャラクターの掘り下げ、「中の人」要素や二次創作でのを想起させるテキストが散見されること、定期的なライブ展開、などがこれらに当てはまるでしょう。

 

割と頭おかしいコンテンツだから楽しいよって話

――――まあ、わざわざmantrogで無味乾燥な紹介をしても仕方ありません。
むしろ、怒涛の展開の中にしばしば顔を覗かせる気が狂ったとしか思えないテキストやイラスト、プロデューサー(ユーザー)の想定を超えた妙に二次創作臭のするイベントやガシャに、危うい魅力があります。

そこで、クリスマスの時期のイベントを例に、その一部をお見せしましょう。
この記事が投稿される数時間前に、期間限定イベントが終了を迎えました。それは

 

 

 

 

 

 

肝試しイベント。

他のソーシャルゲームがこぞってクリスマスイベントをやる中、とびきりのサプライズプレゼントです。
復刻イベントだからってこの時期にやる意味もないだろ

 

 

 

 

 

 

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そして上位報酬は吊りスカートにランドセル(18)*2
危うい衣装にただでさえ寒さで凍えている肝が冷える冷える

  

 

……っと、よく考えたら12月頭にちゃんとクリスマスイベントはやってました。皆揃って、サンタ衣装を着て、

 

 

 

 


ガチの雪合戦してました。

 

空飛ぶソリで、子供たちに
夢を届けるサンタクロース。
そんなみんな幸せの象徴は、
熾烈な競争の上に成り立っていた…!?

クリスマス前夜。
アイドルサンタ候補たちは、
その覚悟を雪玉にこめて、
戦場に赴く。

目指すはただ一つ、全ての候補生を倒し、
栄光のサンタの座を勝ち取ること。
みんなの幸せを明日届けるため、今日の敵を打ち倒せ!

メリークリスマス!レッツパーティー!
サンタたちの眠らない夜がはじまる…!!

 

そして正気を疑うイベント説明文。いつものことだけど

そのサムネも薄着すぎじゃない?とかそういうツッコミはあるんですが、それでもまあこの作品においては平常運転をいえなくもない程度。
ただ、とりあえず次のカードを御覧下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

笑顔でガトリング砲をぶっ放すあずささん。

雪合戦で済んでるのかこれは。

アイドルってなんだろう。

 

 

 

 

しょうがない、じゃあ去年のクリスマスイベントってなんだっただろう。
上位報酬、萩原雪歩……。

ああ、雪歩は12/24生まれでしたね*3、じゃあせっかくの誕生日だしまともなイベントが――――

 

 

 



 

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そんなわけなかった。 

クリスマス=聖誕祭の夜に、天使と悪魔の最終戦争が勃発!
人間の信仰を勝ち取り、次の千年を支配するため、皆ではりきってアルマゲドン
人知を超えた壮絶バトルが、いまはじまる…!

あーもうめちゃくちゃだよ
「皆ではりきってアルマゲドン」はさすがにどうだろう。語呂の良さは好きだけど。


ちなみにカードはこんな感じでした。

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zoom zoom

 

もはやただの架空戦記。このイベント以外も結構そうだけど。

いやまあこのノリが好きだから触ってるわけだけど、やっぱり公式ってなんだろう。


そして上位報酬の雪歩の覚醒(要はカードの進化)後は、

 

 

 

 http://millionlive.com/index.php?plugin=attach&refer=%E3%81%8A%E3%81%97%E3%81%8A%E3%81%8D%E5%A0%95%E5%A4%A9%E4%BD%BF%20%E8%90%A9%E5%8E%9F%E9%9B%AA%E6%AD%A9&openfile=%E3%81%8A%E3%81%97%E3%81%8A%E3%81%8D%E5%A0%95%E5%A4%A9%E4%BD%BF%20%E8%90%A9%E5%8E%9F%E9%9B%AA%E6%AD%A9.jpg

 

車田飛びだああああああああああああああ

背景で吹っ飛んでるアイドル達、もはや完全にヨゴレ仕事では。


とまあ、時にツッコミの追い付かない展開を見せる「アイドルマスターミリオンライブ!」。
いわゆる「アイドルもの」が溢れかえる昨今、身内である「シンデレラガールズ」の影に隠れ、ともすれば埋もれてしまいがちな本作ではありますが、気が向いたら「また何かバカやってるかなあ」と覗いてみてはいかがでしょうか。未だにポチポチゲーですけど。*4

それとまあ、そこら辺の掬い上げ方も含めて、コミカライズ版は読み物として文句無しの出来なので是非おすすめします。CDがおまけの特装版もありますが、とりあえずは通常版で問題ないと思います。欲しくなったら両方買うだけでしょうし。


 

ここまでそこそこ長かったかとは思いますが、実はまだ前段なんですよ。
まあこの記事はコンテンツの一部を切り出しただけで、特に調理してないですからね。
多分続く、はず。


<ななせ>

 

*1:ロボアニメみたいなのもありましたね……。

*2:ランドセル背負ったイラストが登場するのはこのゲームでは7人目。うち年齢設定が本当に小学生なのは1人だけ。

*3:誕生日おめでとう

*4:それ言ったら本家のゲームシステムもそういいものでもないけど