mantrog

京大漫トロピーのブログです

【12/19】夏に食事に誘った話

ホワイトクリスマスといえば、デートですよね。
でも、デートの誘い方とか全然わからないっていう人多いと思うので、参考までに自分の実体験を語ります。別に女性の誘い方が上手いとか、そういうことは全然ないですが。

夏の話です。

自分「ある女性をお祭りに誘いたいんですけど、どうですかね」
先輩「お互い誰かと行ってみたいだろうし、誘いたかったら誘え」
自分「でも、全然誘い方わからないし、今からだと遅いと思いますし」
先輩「誘いたかったら、遅いとか関係なく誘ったらええ。そのお祭りにもう行きましたか?って会話始めたらええ」

僕は背中を先輩に押され、意を決してLINEで何の脈絡もなく「お祭り行きましたか? ◯◯さんに会いたいし、良かったら一緒に行きませんか」と送った。
その日、返事が来ることはなかった。相手も訳わからんメッセージが来て困惑したのだろうなと思っていたが、翌日返信があった。

「行きたかったんだけど予定つまってて、ご飯とかでよいなら行きましょう!」

この時、「誘って良かったな。ダメ元でも誘ってみるものだな」って心から嬉しく思いました。
で、ここから本題です。
流れからするに食事を誘うのは自然なのですが、どういう風に誘えば良かったのかわからない。
僕は、質問責めしてしまった。
「住んでる場所ってどこらへんでしたっけ?」「食べたいものってありますか?」「いつなら時間空いてますか?」
……なかなか返信がない。
「やっぱり質問し過ぎだったんじゃないか、でも相手に尋ねないとわからないし……」と僕は悩んだ。

だが、ふと買っておいた『アラサーちゃん』の3巻を読んでたら、1つの答えがあった。

言われれば単純なことなのだけど、答えのわからなかった僕は「ありがとー、アラサーちゃん」と思ったものである。
心理学の一般書によくある「ダブル・バインド」という手法でもあるが、非常に良かった。

「〇〇◯にあるオムライス屋さんか、×××にあるハンバーグ屋さんてどうですか?」
すると、すぐに返信が来た。
「そのハンバーグ屋さんは行ったことがないので、そっちがいいです」

ありがとう、アラサーちゃん。続けて、メッセージを送った。

「次の月曜か火曜の放課後なんて、どうですか」
すぐに返信が来た。
「月曜日まで忙しいので、火曜日がいいです」

そういうわけで、アラサーちゃんには感謝感激雨あられ

おまけ

全く話は変わるのですが、「ホワイト・クリスマス」というテーマで何も思い浮かばず本屋で漫画を見ていて、面白かった本があるので紹介します。

「タイトルに”白”ってあるし、表紙も綺麗で面白そうだから、最悪これで行こ」って感じで手に取った本なのですが。

白い街の夜たち 1 (ビームコミックス)

白い街の夜たち 1 (ビームコミックス)

さらっと説明すると、平凡な大学生活を送ってた女子大生が、トルコ料理屋でバイトし始める話。
トルコというのは、イスラム教であり日本とは文化が全く違い、
その料理屋で働くのは、日本人にとって、異文化交流であり、非日常の異空間。
日常から解き放たれた女性が、夢を抱き始め生き生きと目を明るくさせていく姿が、とても気持ちがいい漫画です。
まだ1巻しか読んでないけど、これから2巻買いに行きます。