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京大漫トロピーのブログです

神話先輩

手品先輩の話していい?

しますね。手品先輩ってね、神憑りの存在なんやね。他人に見られてなければ成功するのに、人前では失敗する。見るなのタブーみたいな?手品ってのも秘術やからね。巫女とかに近い存在なのよ、手品先輩。
そうすると名前が明かされない理由も分かるよね。真名=正体が明らかになると、神秘的な者はたちまち力を失ってしまう。もし原作最終回で名前が明らかになったなら、それは彼女が手品を手放し、卑しい人間へ身を落とすときだよ。神性を捨てて、人間となって後輩と結ばれるんやね。
手品先輩のラッキースケベにドキドキせずに気まずくなってしまうのも、神聖な存在が貶められているのを目の当たりにしているからだね。祠である科学準備室から引きずり出され、ケの場で秘術を強行して失敗する。その姿を見たとき、我々は目を背けるか、「オチチが脱出しちゃったね♥️」とか、滑稽さを笑うことしか出来ない。無力や。中身のない下品なスケベ漫画と思ってたら大間違いで、それどころか高尚な神話だったんだよ。
そういえば股ぐらから鳩生んでてバハムートって名付けてたじゃん。異形を生むのも神憑りならではだよね。お姉さんが黒髪なのに手品先輩がピンク髪なのも、その特異さを強調するためだからね。すげえよ手品先輩。すべてが計算されている。
ほな、また…

(完)

漫画交換会結果報告@2018年忘年会

1353です。去る2018年12月23日に漫トロピーの忘年会が行われました。忘年会では恒例行事の漫画交換会が行われたので結果を記しておこうと思います。
参加者は下の通りです
1回生 だち/ころも/コト。/のび
2回生  1353/ばいたると/清盛/レニ/ファービー
3回生 白黒/ふゆ
4回生 醤油/kurabo(仮)/ピラタス
5回生 黒部
6回生 まるた/QP
7回生 オグリビー
OB  森のくまぞー
ところで話は変わりますが社会人は12/24に必ずしも予定をあけられるとは限らないので大切な人とはクリスマス近辺のどこかの日に一緒に過ごすものらしいです。(伝聞)大人の付き合いっていうものがあるんですね。

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2018アドベントカレンダーまとめ

みかんばこです。平成最後のアドベントカレンダーまとめですね。

今年のテーマは「プレゼント」。去年以前のテーマはこんな感じでした。

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【告知】コミックマーケット参加のお知らせ【C95 3日目】

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今回も京大漫トロピーはコミックマーケットに参加致します。
新刊は2018年の漫画ランキング号。既刊もいくつか持って行きます。

【お品書き】
●場所 3日目 東1ホールJ11b
●価格 新刊400円 既刊500円
●内容 2018年漫画総合ランキング/総合座会/2018年漫画個人ランキング/クロスレビュー/個人寄稿

最近の漫画事情を網羅する情報量と、会員同士のレビューによる殴りあいをお楽しみ下さい。それでは。

【12/25】メリー百合スマス!

だちです。1回生なのにもう3回目の登場。わお。

来たる12月25日、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。自分は今日親が京都に来たので親といました。新しい靴やら何やら買ってもらったしお高いお店でディナーもいただいたしで満足。

そうそう、今年もクリスマスは無事に中止になったようですので、今日は百合スマスですね。
せっかくの百合スマスなので、百合漫画を紹介しようと思います。本当は今日発売の百合漫画を紹介したかったのですが、冬コミのためにケチってしまいました。今更だけど親に買ってもらえば良かった。
仕方ないので百合スマス回でも集めてみますかね。百合カップル達はどんな百合スマスを過ごしているのでしょうか。

百合カップルを見る時は部屋の観葉植物の気持ちで彼女らの世界から完全に離れて見て下さい。

ではまず初めは、『桜trick』2巻第17話。アニメだと8話Bパート。神回。
一つ前の話の後から、ギクシャクしてしまった春香と優。春香も優も、相手を意識しすぎてうまく話せません。それを感づいた美月(優の姉)は、なんとかして2人を仲直りさせようと頑張ります。美月の優への言葉がきっかけとなって、2人は仲直り。2人の気持ちが一緒になる流れが本当に百合で、この作品らしくもあって、何度読んでも楽しめます。
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次は、『さくらと加瀬さん。』より「クリスマスと加瀬さん。」。シリーズものなので、他の漫画のようにカウントすると5巻第21話となります。
高3の冬、予備校帰りの山田を加瀬さんが誘って一緒に駅前のツリーを見にいきます。プレゼントの贈り合いとか、ラブホのくだりとか、他愛もない話なんですが、何事にも真っ直ぐな2人のこういったやりとりを見ているだけで心が浄化されていきます。
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まだまだいきます。『新米姉妹のふたりごはん』3巻第16話。
2人でパーティーをすることになったサチとあやり。プレゼント交換に何を贈るか、2人とも一生懸命考えます。結局、2人ともメッセージカードを贈るという結果なんですが、ここでのサチの、「ほんとに姉妹だよ」ってセリフがもう大好き。もうお互い家族なんだなあ。2人の関係の進展を象徴するセリフです。
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家族と過ごすのもいいですが、やはり今日は恋人と過ごす日でしょう。この大切な日に付き合っている2人がすることといえば何でしょう。そう、処女交換ですね。
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『ブラックリリィと白百合ちゃん』4巻第18話です。
優凜とリリィは、聖夜に処女交換をするということで、リコリス(リリィの姉)に紹介してもらったお店に向かいます。場所は渋谷のビアンバー。同性愛のことなど、ジェンダー的話が盛り上がります。その後は紹介してもらったホテルへ。一般誌百合で処女交換までやっちゃうってすごい。

ここまできたらもう結婚するしかないですよね。ということで最後は『出会い系サイトで妹と出会う話-333日目-』より、表題作。
イブの前日の夜、突然の元カノからの着信がきて動揺してしまった姉の歩は、妹の小夜のことを呼び間違えてしまい、2人は喧嘩してしまいます。仲を戻すために姉が考えたこととは、なんと2人で結婚するということ。なんとか仲直りし、そして2人は結婚へ。絵柄はちょっとチープですが、これでもかというくらい濃密な姉妹百合があります。表題作以外にもたくさん百合が詰まっていますので是非。
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やはり百合はいいものですね。全ての百合カップルに、メリー百合スマス!

これにて漫トロアドベントカレンダー2018は終了となります。よいお年を!

桜Trick (2) (まんがタイムKRコミックス)

桜Trick (2) (まんがタイムKRコミックス)

出会い系サイトで妹と出会う話-333日目- (電撃コミックスNEXT)

出会い系サイトで妹と出会う話-333日目- (電撃コミックスNEXT)

【12/24】Field of Dreams

メリークリスマス、M1のまるたです。
漫トロピーの忘年会が昨日行われ、食べ飲み騒いで今年の活動を締めたかと思いきや、まだアドカの出番が残っていました……。
6年目ともなるとネタ切れなのですが、未だ会員として活動できるのは嬉しい。
あ、タイトルと本文は関係ありません。悪しからず。


今年のテーマは「プレゼント」。
僕はプレゼントが誰に渡るか分からない交換会は正直苦手で、部活のクリスマス会では無難にハンカチやマグカップなどの日用品を選んでいました。
逆に親しい部員の誕生日祝いは幾分気楽。友人と共に梅田のロフトまで淀川大橋を歩いて渡り、笑える雑貨を買い求めたのが思い出深い。
しかし、選ぶ側は楽しくても貰ってみると使い道に困るものも多く、実家の僕の机には変なイラストのステッカーが多数貼りつけられ、いかつい河童のフィギュアが飾られています。
逆に嬉しかったもので言えば、友人に貰ったストパンのマグカップは今も使用しているし、小学生の頃、親から貰った海外小説は何度も読み返しました。
結局相手の趣味嗜好に合わせるのが一番かもしれません。サプライズに拘らずいっそ何が欲しいかを聞くのもありですね。


さて、プレゼントに関係する漫画を考えるうちに、前置きが長くなってしまいました。本題に入りましょう。
フィクションの世界ともなれば、時に神様が何かを授けてくれることもあります。
スポーツ漫画好きとして、神様からプレゼントを貰った男の話を一つ。厳密にはプレゼントというより、願いを叶えられた形ですが。

同名小説のコミカライズ。コミカライズ担当の渡辺保裕さんは『ワイルドリーガー』や『ドカコック』、最近だとアフタヌーンで『球場三食』を描かれていました。

以下、ネタバレを含みます。

主人公は大阪天王寺で暮らすホームレスの"ケンちゃん"。熱狂的なタイガースファンでもあります。
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このドモりが特徴の冴えない男は、40歳の誕生日に、神様から「今年の人間大賞に決まったので何でも一つ願いを叶えてやる」と告げられます。
何故人間大賞に選ばれたかというと「生まれてこの方一度もウソをついたことがない」から。正直者が報われる気持ちの良い設定ですね。
神様に願ったのは、「世界で一番うまい40歳になって、阪神タイガースで活躍したい」。
これにはケンちゃんだけでなく、親友である心臓が弱く野球ができない小学生・タケ坊の夢も重ねられていて、願いが決まる過程にもケンちゃんの優しさが表れています。

投げては165キロの剛速球、打ってはホームラン連発の超人となったケンちゃんはタイガースの入団テストに臨みます。
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往年の阪神の名選手を彷彿とさせるプレーで見事合格(原作者の阪神愛が伝わってきますね)。
ドラフト指名を受けたケンちゃんは翌シーズン、一躍ヒーローとなり活躍する……という話です。

「神様に与えられた力で無双」「社会弱者の逆転劇」など近年のラノベのような要素が散見されますが、本作は決して安っぽい量産品ではありません。
僕がこの漫画を好きなところは登場人物の背景がしっかり描かれている点です。
主人公ケンちゃんと彼のドモりを唯一聞き取れるタケ坊の間には、年齢は離れているものの親友関係が成立しています。
家業を継ぐために野球を諦めたタケ坊の父親や同じく阪神愛に満ちたホームレス達もケンちゃんの夢路をサポートしてくれ、世間の温かさを感じる人情ものとしての見方が強いです。

もちろん何もかも順風満帆なわけではありません。神様が与えてくれたのは野球の技術だけで、体力的・精神的にはただの中年ホームレス。
開幕後も40歳の経歴不明のルーキーが大活躍となればマスコミは黙っていないし、日本シリーズに進出したケンちゃんを思わぬ障害が待ち受けています。

漫画らしい荒唐無稽な設定、スポーツものとしての痛快な活躍、実名選手を出すファンサービス、人情味溢れるストーリー。
全3巻という短い巻数で内容がしっかりしているので、特に阪神ファンにはおすすめできるかと。


今思いましたが、ケンちゃんのスペックって大谷翔平では?現実が小説に追いついた例の一つですね。凄い。
来年は野手に専念するという報道もありましたが、同年代として更なる活躍を期待します。


漫トロで紹介していないスポーツ漫画は山ほどあるので、今後も機会があればおすすめしたいところです。
ちなみに僕が野球を好きなのは家族の影響。今年も帰省した時はテレビで贔屓のプロ野球チームを家族で応援し、夏の甲子園の準々決勝を父親と観戦しに行きました。
両親は高校野球の秋大会(大阪大会と近畿大会)も見に行ったようです。ラインが来ました。楽しそう。
長年楽しめる趣味なので、皆さんも野球に興味を持ってくれませんか?

もし将来関東に就職したら野球観戦が捗りそう。そう思うまるたでした。