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京大漫トロピーのブログです

【12/25】父な(らざ)るオタク

醤油です。2週間ぶり。
アドベントカレンダー最終日です。

クリスマス。イエス・キリストの誕生日。
ご存じの通り、聖母マリアは彼を処女のまま孕みました。処女懐胎って奴ですね。
その後、天使が受胎告知してきたり、誕生したら東のほうから賢者がやってきたり。
てんやわんやな訳ですが、ちょっと待ってください。

旦那は?


嫁さんが、あろうことか神様に寝取られた彼の存在を忘れていませんか?


彼は童貞にして、父になったのです。


童貞を破らずに父性を獲得した。


これはつまり、オタクじゃないか。


なるほど、西暦元年はオタク元年でもあったのか……


じゃあ、そういう話してもいいよね(前座終了)。


前回、『よつばと!』の変化に動揺した醤油は、「Teaching Feeling」に改宗して、事なきを得ました。

ところがどっこい。

「Teaching Feeling」、シルヴィちゃんと滅茶苦茶セックスするゲームでした。

いやまぁ、知ってたけど。
でもね、滅茶苦茶セックスするの。
すごいよ。ちょっと放っとくと、すぐに誘って来るし。更に無視すると、寝起きに逆レイプ仕掛けてくんの。

違う違う。こんなの娘じゃない。
エロくて好きだけど、娘じゃないよ、お前は。

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呼び名も「旦那様」に変えました。仕えておくれ。


なんだよなんだよ。
なんで父—娘の関係を、男—女にまで持って行かなきゃならないんだよ。
うさぎドロップ』かよ。

結構有名な作品だよね。
ちゃんと読んでないけど、これはトンデモ漫画だよ。

冴えない独身サラリーマン・大吉が、祖父の葬式で一人の少女と出会う。
少女の名前は、鹿賀りん。なんと彼女は、死んだ祖父の隠し子だった。
誰がりんを育てるのか。親戚同士での押し付け合いを見かねた大吉は、「俺が育てる」と名乗り出る。
かくして、大吉とりんの凸凹な毎日が幕を開けるのだ(これで合ってる?)。




かと思ったら、最終巻で結婚するらしいぜ、この二人(盛大なネタバレ)。

は~~~~~もう、やんなっちゃう。
何だよそれ。とんだ茶番だ。
勘弁してくれ。

ノイタミナ枠(『放浪息子』とかも放送した神枠。ここ数年は落ち目)でアニメ放送してよぉ、主題歌PUFFYだよ?
そういえば実写で映画化もしたじゃん。主演は松山ケンイチだっけ?

それがなんでこうなるんだ。

はぁ。
これについては、ちゃんと読んで、いずれ会誌に個人寄稿します。

閑話休題
そんなわけで僕は「Teaching Feeling」の沼から抜け出し、新たなシェルターを探しているのです。
何かないか。『よつばと!』の代わりになる物はないか。

そしたら最近、ちょっと気になる漫画を発見しました。

ニコニコ静画で何話か無料公開して、読んでみたんです。

なるほど、父・千広と娘・詩万の日常を描くわけか。タイトルの意味はそれだけなのかな。娘が思春期なのは、どう転がっていくんだろう。作者は関谷あさみか。快楽天とかでも描いてる人だよね。へえ、どちらかというと、家庭環境や親子の距離感を描く感じかな。

部屋の内見をするかのように、『千と万』を検討します。
これは新居に、『よつばと!』に続くシェルターになりえるか。

そんなことを言っていたら、先輩がこんなことを呟いていました。

おお、神よ。どうか憐れなオタクをお守りください。

ゴッド・ブレス・ミ―