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京大漫トロピーのブログです

【12/2】ニンニク絞り器はいいぞ

こんにちは、副会長のばいたるとです。去年の代替わりはや一年。会誌作成もNFも終わり、残された仕事は引継ぎ文書だけ。

ところで、皆さんはアドベントカレンダーってご存知ですか。

アドベントカレンダー(Advent calendar)は、クリスマスまでの期間に日数を数えるために使用されるカレンダーである。アドベントの期間(イエス・キリストの降誕を待ち望む期間)に窓を毎日ひとつずつ開けていくカレンダーである。すべての窓を開け終わるとクリスマスを迎えたことになる。
但し毎年変化するアドベントの期間に関わらず、実際には12月1日から開始し24個の「窓」がある場合が多い。アドベントカレンダーは、窓を開くと写真やイラスト、詩や物語の一編、チョコレートなどのお菓子、小さなプレゼント等が入っていることが多い。宗教色の強いものもあれば、単に娯楽用のものもある。
 

漫トロピーではアドベントカレンダーをならって12月1日から25日まで、毎年テーマを設けて各会員がリレー形式でブログをかくという企画をやっています。過去数年のテーマとしては

2012年 クリスマスに読みたい漫画
2013年 クリスマスに読みたくない漫画
2014年 ホワイトクリスマス
2015年 宗教
2016年 煩悩
2017年 夜

ときて、今年のテーマは「プレゼント」。いいですね、クリスマスらしくて。まあテーマなんて飾りみたいなもんで、漫画を少なくとも1作品紹介するのがルールです。*1



いや、プレゼント漫画ってなんやねん。とりあえずテーマがプレゼントということなのでつい先週もらったプレゼントについて話そうと思います。

貝印 にんにく絞り kai SELECT 100 DH-3010

貝印 にんにく絞り kai SELECT 100 DH-3010

NFの打ち上げでに上回生からいただいたものです。何を隠そう俺はニンニクが大好きでして、キラメキJAPAN*2で直太朗を注文すれば「ニンニク多め」を、池田屋*3や夢を語れ*4や二郎*5にいけば「ニンニクマシ」を注文するのは当然のこと。しかし最近は考えを改め、二郎や池田屋のような乳化系のスープにはニンニクが合うが、夢語のような微乳化系のスープはかえってニンニク少な目のようがスープが美味しく感じられると気づきました。キラメキもニンニク控えめの方が麺やタレの旨味がより感じられる。盲目的にニンニクを入れるのも反省ですな。

で、このニンニク絞り器は控えめに言って最高です。大抵の食べ物はニンニクを入れれば美味しくなると思っているので毎回みじん切りを用意するんですが、ニンニクのみじん切りって面倒くさいんですよね、手が臭くなるし。だからってチューブのすりおろしニンニクを使うと弱い。この器具を使うと手を汚さずにニンニクを、みじん切りよりも細かくかつすりおろしよりも食感が残る状態にしてくれます。便利~!。例えばインスタントラーメンを作ったときなんかにこれを使うと。絞りたてのフレッシュなニンニクが味わえます。炒め物なんかではすりおろし以上みじん切り未満のちょうどいい塩梅のニンニクが残る。フランスパンにこれで作ったニンニクとオリーブオイルとバジルをかけて焼いたらお手軽ガーリックトースト、最高。チューブのニンニクじゃあこうはならねえ。
いいプレゼントでした、ふゆはじめとした上回生には感謝を。

さて、プレゼント改めpresentとは「贈り物」ではなく「現在」です。というわけで現在読んでいる漫画の紹介をします。

ザ・シェフ 1巻

ザ・シェフ 1巻

美味しんぼ』並みの料理の知識を10倍に薄めて隠し味に『ブラックジャック』を入れたような漫画です。
『翔太の寿司』でおなじみのスキマにて、『翔太の寿司』および同全国大会編、2、『オナニーマスター黒沢』を読み終わってさあ何を読むかと目についたのがこの漫画です。
煽り文句に

グルメ漫画ブラックジャック!リスペクト手塚!これは最早料理による心の手術だ!法外な報酬と引き換えに神がかり的な料理を作る流れの天才料理人・味沢匠が、依頼人達が抱える様々な悩みを、時に自ら巻き込まれたりしながらも神技的な料理で全て解決して回るという、ヒューマン・ドラマ仕立てのグルメ漫画

とあるように漫画には随所に手塚っぽさ・ブラックジャックっぽさを感じられます。本当に「っぽい」だけなんだけど。実際、

などなど。極めつけはこれ。
f:id:mantropy:20181202170259p:plain
ニヤリ、『ブラックジャック』で散々見かけた表現だけど、毎話毎話これをやられてもねえ......
肝心の中身は、潰れかけのレストランや大金持ちが味沢を雇い、味沢が料理を振る舞うことで登場人物の悩みが解決されるというだけのストーリー。しかしそのヒューマン・ドラマの作りが実に安っぽい。出世魚であるブリを食べたからって左遷先でも頑張ろうと奮起し、ついでに愛人とよりを戻す。フランスの田舎料理を食べて故郷の両親と仲直りする。いや、そうはならんやろ。これが328話もあるんですよ、頭おかしなるで。手塚リスペクトとか100年早いわ。

せっかく年に一度のアドベントカレンダーでこんな糞漫画を紹介するのはどうなんやろな、読む分には面白いんだけどね。
手元に競り*6で落とした大量の未読の良漫画がたくさんあるので、そのうちのどれかを紹介しようかと思ったが残念だ。またほかの機会に。

*1:ところでこのレベルの説明って最初にアドカを投稿する人がやるんじゃないんですかね。1353はドジっ娘ポヨね。

*2:京都を中心に展開する小規模チェーンのラーメン屋。台湾混ぜそば直太朗が美味い。

*3:一乗寺にある二郎系ラーメン屋。ド乳化系スープとホロホロの豚がたまらん。

*4:ラーメン荘という系列の二郎系(富士丸系)ラーメン屋。素材の良さではここがトップだと思う。

*5:ラーメン二郎京都店。なんでも全国の二郎でグランプリを取ったとか。

*6:NFで売れ残った古漫画を会員がオークションする。今年はたくさん買ったら大ダンボールいっぱいぐらいになった。