mantrog

京大漫トロピーのブログです

【12/01】今年もやりますアドベントカレンダー!!!!!

会黒鷺鷺鷺鷺鷺(・ω<)☆彡
去年年去年12然ダ!(*^^*)
プンスカンスカo(`ω´*)oプンスカ!!o(`ω´*)oプンスカ!!

アドベントカレンダーテーマは「クリスマスに読みたくない漫画」!

お楽しみに!!(^_-)-☆(会員の記事の内容を制限するものでは)

って楽園Web増刊というクルしますアドベントカレンダーというテーマにも完全に合致しクオリティも高い(市原光Zis GOD)ものを紹介しただろ!!にも関わらず「関係ない自分語り」と一周されて僕は(一蹴)ほtのうに起こっています。部屋が寒くて指が塊変換がうまくいきませんが許してください

そこで「クリスマスに読みたくない漫画」!をしょうかいしてやんよ~しょうがねぇなぁ~~。
矢寺圭太の「マリさん」です。

マリさん (モーニングKC)

マリさん (モーニングKC)

昨年のアドベントカレンダーで僕は「太陽の塔/森見登美彦」を紹介しました。当時は漫画読んでなかったから漫画の紹介とかでけへんかったわ。
http://mantropy.hatenablog.com/entry/2012/12/24/225252

これは2007~2009年にモーニング、モーニングツーに掲載された漫画で、1巻完結。「あそびあい」*1×「太陽の塔」×「サユリ1号」×「同人王」*2みたいな漫画です。
先輩の彼女、マリさん。マリさんは、マリアで、女神、でもそれは一面的な女神。男が描く都合のいいマリさん像とそれに殉じようとする主人公。モラトリアム特有の緩慢に流れる空気とフザケタ退廃的恋愛、隣の部屋から聞こえるギシアンと、壁にもたれて聞き耳を立てる僕、夏に君を自転車に乗せて坂を登ったね(この茶番感!)、お風呂あがりのマリさんは、いい匂いがして、上の階のムカツクデブの部屋に消えたんだ。上の部屋から、ギシギシと揺れる音がする。
切ないです……

そして同人映画のような、超展開へと就職していく。収束。就職はできない。
なぜ僕は「太陽の塔」を引き合いに出したかというと、そのラストシーン、マリさん行進のクリスマスが、まさにええじゃないか四条交差点を彷彿とさせるからなのだよ。。
「マリさんは……みんなのマリさんだー!」と「結局 映画取れなかったけど」。読者を煙にまく終わり。「そっか---マリさんは、春風とともに行ってしまったんだ」という僕のモノローグが象徴するように、この恋愛劇はまったくもって茶番で、作品全体は喜劇、青春なんてものは全て自己陶酔の茶番だ。マリさんは今日も変わらずそのへんでセックスしてるし、真理に近い。一方僕は停滞している。


今年の漫トロピーの忘年会は12/25です。
大学生の童貞+処女が、死んだその、翌日。赤飯を投げつけ合う予定です。
ちなみに「僕」は、マリさんではなくサークルの勝ち気な女の子であっさり童貞を捨てます。
それでいいと、僕は思う。

(黒鷺)

*1:漫トロピーランキング2013 43位。単行本発売時期が悪い(?)

*2:全裸