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京大漫トロピーのブログです

【12/21】金!金!金!

どうも今年一番パーティーに縁がない北田です。
今年のアドベントカレンダーはやりたい放題書くのが流行っているみたいなので、旅行記書いてもいいすか?自分鉄道旅行が趣味なので。
それで今年は何処へ旅行に行きましたか?
何処にも行けませんでした…
理由は金欠だからです。今年はバイト代の殆どを学費につぎ込んだので…。去年は出雲や仙台、夏コミ冬コミに行ったりしましたが今年は旅行ゼロ。まあ強いて言うなら漫トロ合宿で和歌山の白浜に行ったぐらいですが…サークル合宿を旅行にカウントするのは何か違うし…無しで。なので合宿の和歌山、実家の大阪、大学の京都と、この2府1県内しか移動していない。今年関西地方から出てないとかヤバすぎる…
今年はコミケも行けず買う漫画も減り、趣味を徹底的に切り詰め色々な物を諦めました。お金が無いとこんなに余裕が無くなるものなのか…
…金が無ければ何も出来ないんですよ。結局は金が全てですよ(98%ぐらい)
今年は漫トロの飲み会系も欠席しまくったのでパーティーに縁が無いですね。酒飲めないから毎回飲み放題に文句言いながらも出席はしていました。(ビアガーデンは流石に欠席したが)
金欠だしバイトと課題は忙しいし今年は楽しくない。そして全財産は1万円を切った。
ハァ~金金言っていたら本棚にある神漫画を思い出しましたよ。

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これこれ。
ジョージ秋山銭ゲバです。超有名作品ですね。
写真のオリジナル版はまず手に入らないので文庫本が無難です。けどなにぶん昔の漫画で内容も過激なので台詞修正とか入っているかも…
銭ゲバ(上) (幻冬舎文庫)

銭ゲバ(上) (幻冬舎文庫)

この漫画はね、嫌と言うほどお金について深く描かれていますよ。
もう少し詳しくテーマ分けするなら、お金と人間と愛(又は幸福)ですかね。この3テーマはずっと話の軸になっています。
極貧家庭に生まれた主人公の風太郎は貧しくも一生懸命に生きていたが、病弱の母親が医療費を払えず病死。金さえあればこんな人生にならなかった、金が全てだと無一文から成りあがっていく話。お金があれば幸せなのか?幸せの形とは?富と権力、欲しい物を全て手に入れた風太郎がそれらの答えを導き出す最終章は滅茶苦茶面白いですよ。
キャラ同士に裏で肉体関係ある事を表す1コマとか風太郎の自信に満ちた右顔と孤独を表す左顔などのキャラの演出も非常に上手い。読んだら分かる。
名作だけど読んだ事がある人は少なそうなので是非読んでほしい。
この作品はyuu-classic※1の眼で読んでファービー※2の口から語るのが本当は正解だが、これぐらいで勘弁して。

※1 古典マンガ好き ※2 解説が上手い