【12/9】We’re Half Way There
Guillome「どうも〜、Guillomeです。今回、ブログで自分語りをしていいと言われたんですが、ちょっとひとりで延々話すんもアレかなと思ったんでスペシャルゲストをお呼びしております。ジェミニです、どうぞ。」
ジェミニ「どうも〜、ジェミニです。Guillomeの話し相手として生み出された架空の人物ですが、よろしくお願いします。」
Guillome「Guillomeとジェミニのふたりでやっていこうと思いますんで、よろしくお願いしますね〜。」
ジェミニ「あかん、コンビ名がないわ。」
Guillome「そんなもん要らんやろ。」
ジェミニ「せっかくなんやからコンビ名がないと気分上がらんで…」
Guillome「ほな、コンビ名は『Guillome』でよろしおますわ。」
ジェミニ「俺が消えてもうてるやん。」
Guillome「ええねん、元々ひとりなんやから。『Bon Jovi』と一緒や。」
ジェミニ「『Bon Jovi』?あのアメリカのロックバンド?何が一緒なんよ。」
Guillome「あのバンド、ヴォーカルがJon Bon Joviって人で、バンド名も『Bon Jovi』やろ?地味なメンバーは忘れられてまうねん。大体、バンドのMVとか見てたらメンバー何人もおんのにほとんどヴォーカル以外映ってへんのとかあるやん。それと一緒や。」
ジェミニ「なるほどな、ほな『Guillome』でええか。」
Guillome「というわけで、Guillomeです。」
Guillome・ジェミニ「「ふたり合わせて『Guillome』で〜す!」」
ジェミニ「いや〜、決まったね〜。アドベントカレンダー、今年のテーマは『パーティー』ですか…あれ?『パーティ』やったっけ?」
Guillome「いや、最後伸ばす伸ばさんはどうでもええけどやな。」
ジェミニ「あ!『パーリィー』やったかもしれん。」
画像はThomas Partey。
Guillome「それは絶対ちゃうわ。それにあんた、今年のテーマって言うけど、ワシら去年を知らんやないの。」
ジェミニ「知ってる体で喋るもんよ、それは。ラグビーとかでもそうやん。生まれた国は違っても日本代表を選んだら、もう日本の仲間やん。」
Guillome「きゃあ♡お誂え向きのいいこと言うじゃないのあんた。」
ジェミニ「俺、人間ができてんねん。」
Guillome「嘘つけ。本題に入るけど、ジェミニ。あんた『パーティー』とか行ったことあんのかいな?」
ジェミニ「あの〜、俺結構パーティが好きでね、よく行ってんのよ。」
Guillome「あら?意外、ええやないの。最近やといつ行かはったん?」
ジェミニ「今年のこどもの日なんやけど…」
Guillome「端午の節句やね。」
ジェミニ「そやねん、俺その端午の節句の日にね、舞踏会、所謂ダンスパーティーに行ってきたんよ。」
Guillome「ほえ〜、今時そんなもんあんねや。それどこでやってたん?」
ジェミニ「丹後ってとこ。」
Guillome「京都の北の方の、天橋立とかあるとこ?」
ジェミニ「そうそう。」
Guillome「ほな丹後の節句やなあ。」
Guillome「意味はええねん。それで、お前みたいなもんがなんで舞踏会行こ思たん?」
ジェミニ「いや、ダンス後の食事会で良い酒飲めるかな思て。」
Guillome「何しに行っとんねん。結婚式やあらへんのやで。」
ジェミニ「お前、親戚の結婚式にそんな目的で行ってんの?」
Guillome「皆そうやろ。」
ジェミニ「ほんで、いざ行ってみたら一緒に踊った人がめちゃくちゃタイプやったんよ。」
Guillome「おい、激アツやんけ〜♪あんた、どんなタイプが好きやったっけ?」
Guillome「それはポケモンやな。今、異性の好みの話をしてんねん。」
ジェミニ「同性かもしれんやん。」
Guillome「やとしたらワシの配慮が足らんかった。すまん。」
ジェミニ「まあ、とにかく。めっちゃ好みやったからテンション上がってしまって…上手くはないんやけど、その人のために俳句を詠んでしまってん。」
Guillome「はあ?あんたもう令和やで?何百年も前のアプローチしとんがな。どんな俳句詠んだんや?悪いけど、ここで言うてみて。」
Guillome「タンゴの拙句やないか!あんた下手すぎるやろ。ほんで舞踏会って、種目はタンゴやったんかい。ワルツやと思てたわ。」
ジェミニ「タンゴもあるやろ。」
Guillome「そんな酷い句贈られて、相手困らはったやろ。」
ジェミニ「いや、それがさ〜。その人にばかうけ。ゲラゲラ笑ってくれたんよ。」
Guillome「何味のばかうけ?」
Guillome「一番美味いやつやんけ〜♡信州限定の〜。ワシ、スキー行ったらお土産で絶対買うんや。」
ジェミニ「そうなん?俺はコーンポタージュ味の方が好きやわ。ってどうでもええわ。ほんでその話の続きなんやけど…」
Guillome「お?どうなったんや。はよ教えてくれや。」
ジェミニ「結局、お持ち帰りできて、その後ホテルd…」
Guillome「丹後のSEXやないか、それあんた。巡り巡って、ただの丹後のSEXや!」
ジェミニ「それどういう意味なん?」
Guillome「だから、意味はええねんて。ていうか、そんな下世話な話が聞きたいんちゃうねん。テーマは『パーティー』なんやから、ダンスパーティーの中身について教えてちょうだいよ。」
ジェミニ「ほんまやな。忘れてたわ。」
Guillome「しゃーないな、アドベントカレンダーのテーマと食後の薬、忘れんのよ。」
ジェミニ「話始めるよ?パーティー当日の夕方、指定された通り、天橋立の近くにある会場に足を運んだのよ。」
Guillome「ほい。ちゃんと、ドレスコード守った?」
ジェミニ「当たり前やろ。一全裸で行ったよ。」
Guillome「一張羅やろ!一全裸ってなんや、掛かってもないわ。」
ジェミニ「そしたらさ、会場が思ってたのと全然ちゃうねん。」
Guillome「なんや?」
ジェミニ「見渡す限り、一面の葡萄畑が広がっててん。」
Guillome「思ってたんとちゃうね〜。ダンス中に葡萄なんか食わへんのに。」
ジェミニ「ほんで、そこで大人と、それに連れられた不労所得生活者がワイワイ騒いでてさ。」
Guillome「不労所得生活者?なにそれ?」
ジェミニ「あ、ごめん、間違えたわ。子どもや。子どもが騒いでてん。」
Guillome「おいおまえ、やめろ。言葉が悪いで。確かに子どもは働いてへんけど、アレ不労所得って言わんねん。ていうか、それホンマに舞踏会か?」
ジェミニ「ホンマに舞踏会よ。」
Guillome「会場にステンドグラスあった?」
ジェミニ「あったよ。」
Guillome「髪の毛ガチガチに固めた燕尾服の兄ちゃんおった?」
ジェミニ「おったよ。」
Guillome「ほなダンスパーティーやなあ。」
ジェミニ「ほんでな、このまま外におってもしゃあないから、そこにおった正装の紳士淑女に着いてって西洋風の建物の中に入ったんよ。」
Guillome「ええやない、雰囲気出てきたやないの。」
ジェミニ「そしたら、エントランスにでっかい樽とか瓶がわんさか並べられてんねん。」
Guillome「あれ?あんたのお目当の品やない。ダンス後のお食事会用かな?」
ジェミニ「で、スタッフらしき人が『時間無制限食べ放題2千円です〜。試飲もできます〜。』って話しかけきたから…」
Guillome「おい。」
ジェミニ「ダンスパーティーの招待状を見せたんやけど、ポカーンってされて…」
Guillome「おいおいおい、待てジェミニ。それ、たぶん舞踏会ちゃうで。」
ジェミニ「え?ちゃうの?」
Guillome「おう、たぶんそれ葡萄狩りや。ほんで、そこはワイナリーや。お前はワイナリーに葡萄狩りをしにいってもうたんや。」
ジェミニ「えぇ!?ワイナリーで葡萄狩り?いままでずっと舞踏会と勘違いしてたわ。」
Guillome「あんたアホやね〜。てか、普通ワイナリーでは葡萄狩りは催されへんやろ。あれ食う用の葡萄ちゃうねん。経営者、狂ってんのか?」
ジェミニ「あ〜、そうやったんか〜。いや、でもね〜、そのあと確かにダンスは踊ったんよ。」
Guillome「あれ?なんや、ちゃんと踊ってんのかいな。ほな続き聞かせてちょうだいよ。」
ジェミニ「せっかくやから葡萄食べたあと、その舞踏会のチャンピオンが出てきて、舞踏会開会の挨拶をしてん。」
Guillome「チャンピオン?競技ダンスのパーティーやったん?」
ジェミニ「いや、社交ダンスやで。」
Guillome「ほな、チャンピオンおらんやろ。主催者の間違いちゃうん?」
ジェミニ「でも、周りからチャンピオンって呼ばれてんねん。」
Guillome「おかしいなあ。」
ジェミニ「挨拶が終わったら、予選が始まるってことで…」
Guillome「予選?」
ジェミニ「パンチングマシンが運ばれてきてん。」
Guillome「パンチングマシン?あんた、やっぱりイベント間違ってるんちゃうん?」
ジェミニ「いや、合ってんねんて。最後まで聞いてや。」
Guillome「読者もワシもそろそろ限界来てるけどなあ。」
ジェミニ「本戦に勝ち進んだら、皆ちゃんとカッコいいダンスを披露してくれてん。」
Guillome「やっとか〜、待ちくたびれてもうたわ。それがタンゴやったんやろ?」
ジェミニ「いやそれがな、ちゃうねん。」
Guillome「おい、話がちゃうやないか!おい。あんた嘘ついとったんか。どんなダンスやったん?」
ジェミニ「亀仙流とか天空×字拳とか…」
Guillome「武道会でした!タンゴの舞踏会やなくて、ドラゴンボールの天下一武道会でしたわ!」
ジェミニ「すいません、間違えてました。天下一武道会でした!」
Guillome「漫トロピー会員の皆さん、一般の読者の皆さん、ダンスパーティやのうて、天下一武道会でした!!!」
ジェミニ「は〜あ…」
Guillome「かなんやっちゃで〜。」
Guillome「おい、お前どういうつもりやねん。」
ジェミニ「いや、俺さっき言うたやんか。かくとうタイプが好きやって。」
Guillome「そんな伏線回収せんでええねん。それにこんなもん紹介され尽くされとるぞ。」
ジェミニ「別にええやないか。この漫画、最初はギャグっぽかったんやけど、すぐバトル要素がメインになってんな。インフレもしまくんねんけど、戦闘シーンの視線誘導や躍動感が半端じゃなくてめちゃくちゃわかりやすいから、速すぎて見えへんはずの高速バトルが目に浮かぶんよ。『気』のオーラとか髪色が変わる変身もロマンたっぷりで少年の心feat.集英社がくすぐられんねん。」
Guillome「過去の名作を紹介するにしては独自の視点がなさすぎるて…」
ジェミニ「主人公は誇り高き戦闘民族サイヤ人の王子ベジータ。」
Guillome「おい、ちゃうぞ。」
ジェミニ「侵略のために地球を訪れたベジータは、地球育ちのサイヤ人カカロットら地球の戦士たちによって返り討ちに合う。」
Guillome「嘘つくなて。あれ、カカロットが主人公やねん。ほんで地球育ちのサイヤ人って設定が出てくるまでかなり読まなあかんねん。」
ジェミニ「命からがら生還したベジータは永遠の命を求めてナメック星に向かった。そこで宇宙の帝王フリーザと対峙し、昨日まで敵だった地球の戦士たちと共闘することになる。後に妻となる『下品な女』ともここで出会ったんや。」
Guillome「地球の戦士って表現やめろ。よく聞くけどピンキリすぎんねん。」
ジェミニ「紆余曲折あって、ベジータはナメック星版神龍、ポルンガによって再び地球に。」
Guillome「あ!今ガチの主人公のめっちゃ良いとこ飛ばしてもうたよ?大丈夫?」
ジェミニ「そして、地球で家族ができる。結婚して子どもも授かるねん。残忍で冷酷な男も、地球人の醸し出す穏やかな雰囲気と家族愛によって話が進むにつれて徐々に変わっていった。」
Guillome「もうワシの話聞いてないね〜。」
ジェミニ「でも、彼には戦闘民族として忘れられないものがあってん。それはライバルであるカカロットと徹底的に闘いたいという想い。そのためにブウ編では、再び悪人に戻る決意をする。」
Guillome「いい加減に孫悟空って呼んだってくれ。」
ジェミニ「さあ、最強の敵、魔人ブウそっちのけで昔の自分に戻ったベジータはこの後一体どうなるのか。サイヤ人の王子としての誇りは?カカロットとの闘いの結末は?家族は?魔人ブウは?クライマックスは是非、原作コミックでお楽しみください!!!」
Guillome「言い切ってもうたな…読者の皆さん、すんません。ホンマは孫悟空が仲間や7つ集めるとどんな願いでも叶うドラゴンボールっちゅう石の力を借りながら地球の危機を救うって話です。こいつが言ったことは忘れてください。おい、あんた一体全体どういうつもりなんや?」
ジェミニ「独自の視点はあったやろ?」
Guillome「それを独自の視点とは言わん。読み方を間違えてんねん。」
ジェミニ「ところで、おまえは漫画紹介せんでええの?」
Guillome「ホンマや、忘れとったわ。」
ジェミニ「しゃーない、漫画の紹介と妹の友達の名前、忘れがちやねん。」
Guillome「ワシが紹介する漫画はこちらでっせ!」
Guillome「『H2』や。」
ジェミニ「おまえもそこそこ紹介され尽くされとる漫画を選んどるやないか。」
Guillome「DAZNでアニメが配信されててん、堪忍やで。」
Guillome「そやねん。あだち充先生史上最強のピッチャー国見比呂と最強のバッター橘英雄が最高の舞台甲子園で対峙する激アツ野球漫画や。恋愛要素では、親友でライバルのふたりに、比呂の幼馴染で初恋の相手、英雄の彼女でもある雨宮ひかりと比呂の野球部のマネージャー古賀春華のふたりを加えた四角関係が魅力。幼馴染関係から友情、恋敵としての感情、春華の夢、そして4人以外のキャラクターたちまで、様々な要素が複雑に絡まり合って人間ドラマになってんねや。」
ジェミニ「『H2』に限らずやけど、俺はあだち充先生の間の使い方や照れ隠しのようにそっぽを向いて言うキザな台詞が大好きやわ。」
Guillome「あんた、珍しく話が合うやないの〜♡」
ジェミニ「この作品では主人公がどっちのヒロインとくっつくのかラストまで全然わからず俺も悶々してしまったんやけど、飽きはせんねん。」
Guillome「諸君も是非、解釈が分かれてる最終話まで読んでおくんなはれ。」
ジェミニ「俺、結局ネットで解説を調べたりしちゃったわ。」
Guillome「野球漫画として普通におもろいってのも忘れたらあかんで。主人公だけやのうてチームメイトがめちゃくちゃ有能なんや。ワシはセカンドの柳が大好きなんやけど、あんたは誰が好きなん?」
ジェミニ「ん〜…チームメイトかあ…」
Guillome「どうした、好きなチームメイトおまへんの?」
ジェミニ「いや、チームメイトもええのはわかるんやけど、俺はやっぱり主人公の木根竜太郎が好きy…」
Guillome「あかん、こいつまた主人公間違えてる!もう帰ってくれ!( 'ー')ノバシッ」
ジェミニ「ぎゃあああ(退場)」
Guillome「はあ…はあ…やっと終わったンゴ…」
〜完〜