mantrog

京大漫トロピーのブログです

【12/20】粗品詰め合わせ

醤油です。長い文章が書けないので、駄文を短く重ねます。

今年のテーマは「プレゼント」。言い換えればギフト。
そんなわけで紹介する漫画はコレ。

www.dlsite.com
DLsiteなら電子書籍版が来年1月21日まで半額。年齢や学年にモザイク入っててウケる。
LO作品で初めて買った単行本だと思う。中3のときとか?
”ギフテッド”と呼ばれる天才少女とその義兄のイチャラブセックス漫画。
ヒロインのあきちゃんは天才児の例に漏れず学校が嫌いで、家に引き籠ってミレニアム懸賞問題とにらめっこしたり、義兄とプロレスごっこしたりする毎日を送ってます。
学習能力が高いので、いろんな技を覚えるし、自分でアナル弄ったりもしちゃう。えらいね~。
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あきちゃんはそんな毎日で無問題かもしれないけど、周囲の大人はそうはいかない。彼女の才能を潰しているんじゃないか。自分のエゴで飼い殺しにしてないか。そういう責任感が肩を重くする。そこで、義兄の俊は彼女を海外留学に遣ろうとする。
僕の記憶では、あきが、自分に黙って留学計画を立てられたと怒ったり、結局義兄も自分をギフテッドとして扱うのかと失望したりして、二人の仲がぎくしゃくした後、仲直りセックスで留学エンドだったんだけど、読み直したら全然違った。やっぱり記憶って改竄されるんやな。
あきちゃん、たった3ページで留学を了承。ぎくしゃく皆無。ものわかり良すぎだろ。利口すぎるガキも考えもんですわ。というか、俺の記憶違いの話のほうが良くないか?
あと、才能より何より、私を愛してくれた貴方こそが最高のGiftでしたってオチ、さすがにダサくない?
まあシコいからいいんだけど。

漫画じゃないけど、昨年公開された"Gifted"もタイトル通りギフテッドを取り扱う映画だった。
ギフテッドに特別な英才教育を施すか、普通の人生を歩ませるかという問題がある。それを親権問題と絡めて描く話なんだけど、結論はそんなもん本人の好きにさせろやっていうリベラルなものだった。ありきたりなオチだけど、結論に至るまで会話を重ねる過程が大事なわけで、そのセリフ回しもオシャレだったので満足。同じセリフが異なるシーンに置かれることで意味が全く変わるのとか気持ちいいだろぉ?
あと、マッケナ・グレイスがかわいい。

今度アニメ化する『ぼくたちは勉強ができない』も、ギフテッドをネタにしたラブコメだよね。

ヒロインを理系、文系、体育会系で分けるのが雑って文句言われたけど、少年漫画のラブコメなんてそれぐらいでいいんだよ。東西南北とかさ……
最近の「勉強」さ、面白いんだよ。秋にやってた文系編なんて気持ちよくてイキ狂っちゃった。アンケートはアクタ・勉強・呪術を適当に並び変えて毎週出してた。
天文学やりたいけど理系が壊滅的な古橋文乃(以下、文系)は、進路について父親と対立していた。大学の数学教授である父は、文系にお前は理系の才能ないんだから諦めろと言って譲らない。主人公の唯我は文系を擁護しようと、彼女の父親に噛みつくも進展はなし。無理解な父に腹を立てた文系は、家出して唯我家へ転がり込む。今までは理系や体育会系の恋愛サポートに徹した文系にとうとうやってきたアタックチャンス。果たしてモノにできるのかー?

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大丈夫っすよ、ばっちぇできましたよ。
見てくれよ上の画像を。「起きてる」と「うぺぇっ?」大好き。母から娘へ受け継がれる思い、それによる父娘の雪解け、出しゃばらずにヒロインの背中を押す主人公。満点です。亡くなった文系のお母さんもきっと星になって見守ってくれてるよ。きっとゴールインしてくれよ。人気投票に従ってアスペ教師とくっついたら許さねぇぞ。

星と言えば星川リリィ。今期の覇権アニメ『ゾンビランドサガ』の話をして終わります。
美少女ゾンビが佐賀でご当地アイドルやって地域振興!って話。でも本当のゾンビは彼女たちじゃなくて、この平成の30年間で僕たちが消費してきたコンテンツたちだと思う。アイドルブーム、アニメによる地域振興、昭和vs平成、子役、ヤンキー、fate、男の娘、島村卯月、ラップ、Perfume氣志團三石琴乃…… 死屍累々となったコンテンツたちを、悪のフィクサー・Cygamesが蘇らせて踊り狂わせる。本当のホラーだ。もう二度と蘇らないように、今年中に火葬しなきゃ。
そんなわけで先日、西宮北口に行ってゼロ年代供養しましたとさ。さらばハルヒ、forever~。

尻切れ蜻蛉で終わり~。