こんばんは、ふゆです。漫トロの人間は日付がわからないのか?と思われないようにちゃんと3日目に投稿します。えらいです。
ところでみなさんは夜をどのように過ごしますか。一年前の私は内向的なオタクだったので絵を描いたり、ネットの友人とSkypeでCoCセッションをすることが多かったのですが現在の私は少し外向的になったのでネットから離れリアルの知人と晩ごはんを食べてお話をしたり、この一年で麻雀を覚えたので夜な夜な打ったりしています。某会員と深夜ラーメンをしまくっていたら二人とももりもり成長してしまいました。
あと散歩にでかけることが増えました。私は日光が嫌いなので深夜に散歩をすることが多いです。『ミッドナイト・ウォーク』
- 作者: 榎屋克優
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2011/08/20
- メディア: コミック
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中でも一番好きな短編は『ファンタスティックキラーコンドーム』。ファンタスティックコンドームという異世界に住む異形の生物たちはやむを得ず人間界に移り住むが、見た目の気持ち悪さから迫害されます。主人公のモン太は自分を執拗に虐めてくるハーフのダニエルのことを仲間たちに相談し殺そうとしますが、ダニエルもハーフだから他の人間と見た目が違うと虐められていた過去があることを知り攻撃の手を止めます。ダニエルが泣きながらに言う「血の色は赤だよ赤に決まってる ぼっ…ぼくは人間だっ」というセリフが心に刺さります。荒削りだが、すさまじい熱量と勢いで仕上げたであろうその作品達は大学生だからこそ生み出せたものなのかなと思います。
ちなみにこの漫画は打ち上げ時の競り*1で先日競り落とした漫画で、今年のアドベントカレンダーのテーマに合っていたので紹介してみました。
さて散歩の話ですが、夜の鴨川は昼の三条大橋のような喧騒はなく静かで、暗く等間隔に並ぶカップルを視認しなくて済むし、夏の夜空を見上げるとカシオペア座が見えます。今は寒いですから春になったら歩いてみるといいでしょう。夜の街はいつもと違った顔で我々を迎えてくれるのです。
*1:NFの古漫画市で売れ残った漫画は出品者が最初の値段を指定し他の会員がオークション形式で競り落とします。