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mantrog

京大漫トロピーのブログです

【12/24】E-Hentai.orgに同人誌を勝手に英訳して転載する人間は何を考えているのか

ハッピー・ホリデイズ! ひでシスです。

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今年のテーマは煩悩なので、エロ同人誌の話をしましょう。

皆さんはE-hentai.orgってご存知ですか? 同人誌や漫画を違法にコピー・翻訳し共有しているフォーラムサイトです。ぼくは女の子が飴やクッキーに変身して食べられるという同人誌を書いたりしているのですが、今回このサイトに同人誌のうちの一つが違法にアップロードされているというタレコミを頂いたのでメールを送って対処してみました。

やり取りの経緯

1. E-hentaiに転載されたことを知る


以上のようにある心ある方からタレコミをいただきました。Twitterで活動しているとこういうタレコミは案外普通にもらえるものです。http://g.e-hentai.org/g/990436/6768d8bc29/を確認するとたしかに自分の同人誌でした。
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1.1 メッセージを送るためにE-hentaiでアカウントを取得する

E-hentai.orgのページヘッダの「Forms」から「Register」と辿り、アカウントを取得します。必要とされる情報はメールアドレスのみです。

2. アップロード者に対してプライベート・メッセージを送信する

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ギャラリーページに表示されたアップロード・アカウント名の隣のメールボックス・アイコンをクリックすると、プライベート・メッセージを送信する画面が出てきます。

「俺はマルクス主義者だ。もっと漫画を転載してくれ」とメッセージを送ります。
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要点をまとめると、

  1. ぼくの同人誌を翻訳してくれてありがとう
  2. いくつか質問をさせてください
    1. 訳するのにどれぐらい時間がかかりましたか
    2. あなたの目的と信条は何ですか
    3. あなたの言語環境を教えてください
    4. どこからオリジナルの同人誌をダウンロードしましたか
    5. 最新の原稿を送ります

あたりです。

3. メッセージが返ってくる

1週間かからずにメッセージが返ってきました。返ってこないことも予想していたので、ちゃんと返事をしてくれて嬉しいです。
メッセージを直接載せるのはどうかと思いましたので、翻訳したものを掲載します。

こんにちは!

うわー、あなたがその翻訳を全く見つけるとは本当に思ってもみませんでした! 私はあなたの芸術とアイデアの大きなファンだと言いたいです。サイズフェチと状態変化は私のお気に入りのコンテンツの一部です。


でも、悪いニュースがあります。私はそれを翻訳した人ではありませんでした。

書かれていることを知ることは本当に面白いと思ったので、私は自分のために英語へ翻訳するために別の人にお金を払いました。大変申し訳ありませんが、私は日本語がわかりません。私はアメリカに住み、英語を話します(いくつかのドイツ語の知識があります)。

私がやっていることは、GIMPPhotoshopなどのプログラムを使って、日本語のテキストから英語のテキストへ編集することです。私が支払った人々は私に台詞を与え、私はそれをテキストを置き、他の人々が楽しむためにそれらをアップロードした。


私は著作権法をあまり重視していません。なぜなら、それは世界中の多くの企業、企業、個人によって頻繁に悪用されているからです。

しかし、私は、例えば何かが違法にアップロードされた場合にお金を失う苦しいアーティストの窮状を理解することができます。私は新しいリリースのものをアップロードするためにしばらく待っていますが、実際にはアーティストの販売に害を及ぼしています。

しかしまた、私は物事をオンラインでアップロードすることはアーカイブ作業にとって重要だと考えています。私はE-hentaiは同人誌をアーカイブするのに良い場所だと思います。ある日DLsiteやbooth.pmが休止したり終了したりすると、その作品はインターネット上のどこでも利用できなくなり、基本的にダウンロードしていない人には手に入らなくなります!


とにかく、私はそれを翻訳した人ではないことを申し訳なく思います。私はあなたの新作が好きです!もし私がそれを手に入れることができれば、それを翻訳と一緒にアップロードします。ありがとうございました!!!

同人誌と違法アップロード

まず、違法コピーと違法翻訳は基本的にNGであることは明記しておきます。以下は、ぼくが著作権を持つ作品群に対して、マルクス主義者のぼくが持っている意見として聞いてください。

う~ん。たしかに、ぼくが日本語でしか漫画を出していなかったのはよくなかったかも知れません。作品を正規の方法で入手して、翻訳者にコミッションを払って、文字入れを自分でやってから転載する人も世の中にはいるんですね。これ以降、ぼくはできるだけ英語でも作品を書くことにしています。
「違法アップロードはアーカイブのため」というのも一面ではもっともらしい意見です。電子データはコピーされ続けることでしか世に残らないのですから。

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この作品が、『違法コピー』という手段以外で世に残り続けることができるだろうか

他人にお金を払って翻訳を依頼するほどの作品を読みたい人間と、その作品の権利者を上手くくっつけて、きちんとマネタイズすることができればそれが一番だと思います。

P.S.

ギャラリーページにアップロード者からの「できれば買ってあげてね」コメントが付いていました。
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I don't think eating people will make you popular. In fact I'm almost certain It would do the complete opposite.

ワロス