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京大漫トロピーのブログです

【12/7】ぼんやりと考え事しよう

今期副会長をすることになりました1回生のハヤブサです。よろしくお願いします。今回のテーマは煩悩ということなので、煩悩と欲望ってほとんど一緒だろうと適当に考えてましたが、違ったら嫌なので調べてみたところ、原語はサンスクリット語のクレーシャで心の汚れという意味があり、仏教では煩悩が人の苦しみの元としているらしいです。そして、煩悩の根源は三毒(貪欲・瞋恚・愚痴)と言われ、貪欲とは必要以上に求めること、瞋恚とは怒りの感情、愚痴は物事の本質や真理に対する無知という意味があるらしいです。愚痴ってこういう意味もあるんですね。ここで、愚痴に関する漫画を紹介したいと思います。  

ねじの人々 1 (裏少年サンデーコミックス)

ねじの人々 1 (裏少年サンデーコミックス)

 

 

この作品は、哲学を題材にした作品で、自分とは何者なのか?と疑問に思った主人公はその疑問の答えが出ないことにモヤモヤを抱えるようになり、自分なりの答えを出すために哲学を始めるという話なのですが、1話ごとにテーマ(パノプティコンや奴隷道徳など)について解説されるんですけど、作者が説明のために例えに身近なものを使ったりするので、とても読みやすくて分かりやすくなっています。主人公の考え方にしっかりと筋があり、闇雲に考えるのではなく、自分がなんのために考えるかを意識しながら自分の考えを進めているのがとても好きです。そして、読み終わった後、ぼんやりと自分はどう思うかと考えることもでき、それもまた楽しむことができます。自分は昔から暇な時はずっとぼんやりと考え事をする性格なのですが、最近工場でアルバイトを始めて、作業が単純作業であるから考え事をしながら作業ができるので、アルバイトの時間を考え事の時間にしています。皆さんも哲学を始めてみませんか?

 

p.s.URLちゃんと貼れなくてごめんなさい