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京大漫トロピーのブログです

【12/15】ケーキとかくってんじゃねぇよ

 nohisamaです。

 アドベントカレンダー二周目ってことでネタを探してたら、「日本人ならクリスマスにケーキとか食ってんじゃねぇよ!栗ようかん食え、栗ようかん!」ってな話があったことを思い出しました。それがなんのマンガだったのかわからないまま家にあるマンガ読んでたらたまたま見つけられたんで、ちょうどいいから紹介したいと思います。

Q.E.D.証明終了(1) (月刊マガジンコミックス)

Q.E.D.証明終了(1) (月刊マガジンコミックス)

 「Q.E.D.」というミステリーマンガです。ドラマ版?そんなもん知らん。
軽く作品紹介、まじめに書いてるから読み飛ばしてもらっても構いません
 90年代の推理マンガブームから続く作品で、現在40巻以上の単行本が発売されています。最初に連載されたのは「マガジンGREAT」という隔月刊誌でしたが、雑誌の統廃合の煽りをうけて隔月刊誌の「マガジンイーノ」に移ります。さらにマガジンイーノの休刊の煽りで現在「月刊少年マガジン+」で連載されています。これは4ヶ月毎の雑誌なので最近の単行本では書き下ろしの話が毎回収録されています。ほんま悲しい。またイーノまでは隔月刊誌連載の作品として最長のものであったということです。
 作品の特徴として基本的に一話完結の構成になっているので、ストレス無く読めるという事が挙げられます。また事件も殺人事件ばかりでなく、殺人の絡まない謎解きも話のテーマとして扱われています。さらに主人公が数理分野の人間であることや、作者が理系大学出身であることから「オイラーの公式」や「ポアンカレ予想」といったものも作中に度々盛り込まれています。

クリスマスに食べるもの
 冒頭の栗ようかんの件は、作中で導入のネタとして使われています。作中のセリフを引用すると「クリスマスに行き場のない敗者を救うためにあみだされたのが栗ようかんバーティーである。」ということです。まるでどこかのサークルみたいですね。このネタが単発ではなく繰り返し出てきていることから作者も気に入ってるのでしょうか。
 ともかくクリスマスにあえて栗ようかんを食べるというのは面白いかもしれませんね。でもほかにもっと食べるべきものがあるのではないか、これを以下の画像をもとにちょっと考えてみます。

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 これもこの「Q.E.D」の作中にある画像です。ネットで時々見かけるぐうの音も出ない正論ですね。「日本で1番面白いマンガはONE PIECEである」と同じくらいの正論です。もっと売上を語りましょう。
 ともかくこの理論に則れば、クリスマスにはKFCのフライドチキンを食べるのが1番おいしいのでしょう。だって大学生ってどいつもこいつもKFCKFC言ってるイメージだもん。そして女をたべる、つまりセックスです。クリスマスと言えば性の6時間、どいつもこいつもセックスセックスです。この理論に則ればクリスマスにするセックスが1番気持ちいいんじゃないっすかね。あなたが気になるあの子も、私が気になる声優も、性の6時間にはヤルことヤッてます。そう思うとほんま興奮するわ。
 というわけで、クリスマスにはケーキを食べずにフライドチキンと女を食べればいいんじゃないっすかね。

 ふとアドベントカレンダーのテーマが「クリスマスに読みたいマンガ」だったことを思い出しました。まぁ、40巻以上あるし推理モノで読み応えあるしで、48時間を耐えぬくにはちょうどよく面白いマンガです、というフォローは入れておきます。

(nohisama)