新歓毎日投稿企画【4/20】I Don't Wanna be Another Wave in the Ocean.
その日 人類は思い出した
ヤツらに支配されていた恐怖を…
鳥籠の中に囚われていた屈辱を……
Guillome「なんや、急に何言うてんねん。」
Guillome「おめでと〜!ちゃうわ。あんた誰や。」
ジェミニ「忘れてしもたん?俺は2019年のアドベントカレンダー企画で、Guillomeが対談形式でブログを書くために生み出した架空の存在やんか。」
Guillome「うわ、あんたか!なんや今回も同じ形式で行くんか?」
ジェミニ「その日 漫トロ会員は思い出した。」
Guillome「おい、質問に応えろ。」
ジェミニ「Guillomeの長尺ブログを読むハメになった恐怖を…」
Guillome「すまん…」
ジェミニ「最後まで読んでもマトモな漫画紹介がされていなかった屈辱を……」
Guillome「堪忍やで。それにしても、あんた。『進撃の巨人』の冒頭ネタ擦ってるけど、そない好きやったんやね〜。知らなんだわ。」
ジェミニ「何の成果も‼︎ 得られませんでした‼︎」
Guillome「有名なセリフやけど…それ一話やで。」
ジェミニ「主人公の母親が巨人に食べられる話やろ?」
Guillome「それは二話やな。」
ジェミニ「去年はリーグ優勝してたよなあ。日本一位にはなれんかったけど。」
Guillome「野球の巨人やないか。」
ジェミニ「……」
Guillome「おい、ホンマに好きなんかいな。」
ジェミニ「いや、二話までしか読んだことない。」
Guillome「おいおいおい、どういうつもりやねん。」
ジェミニ「完結はめでたいやん。」
Guillome「しやけどな〜、もっと良い入りあるやろ。」
ジェミニ「いやな、前回のブログの反省点を踏まえて、今回はいくつか工夫してみようと思ってん。」
Guillome「反省点?そんなんあったん?」
ジェミニ「あったよ。さっきも言うたやんか。長すぎるし、やっと漫画紹介すんのかと思ったら紹介漫画が『ドラゴンボール』と『H2』とかで古いし。」
Guillome「皆そんなもんやったやろ。」
ジェミニ「失礼やな。まあとにかく、その辺を考えて今回は冒頭に漫画紹介を持ってきてん。」
Guillome「はぁ?さっきので終わりなんかい。」
ジェミニ「名作を紹介できたな〜。」
Guillome「何満足してんのよ、あんた。碌に読んだこともあらへんのに。」
ジェミニ「これで反省点のひとつは改善できたやろ。」
Guillome「こんなもんあきまへんで。タイトル挙げてセリフでボケただけやないか。」
ジェミニ「もうひとつのブログ長すぎ問題なんやけど…」
Guillome「ワシの話聞こえてる?」
ジェミニ「前回は当番の三日前ぐらいから書き始めてしまってん。」
Guillome「しやったな〜。」
ジェミニ「そこで、今回は…」
Guillome「なんや?」
ジェミニ「なんと…」
Guillome「スッと言えや。」
ジェミニ「当日に書き始めました!」
Guillome「おい、天才やんけ。」
Guillome「期限守ろう思たら、長なるわけないもんな〜。」
ジェミニ「しかももう、当日の夜やねん。」
Guillome「うわ、凄いな〜。もう終わりが見えてきそうやん。」
ジェミニ「これで前回の反省点は解決できたし、心置きなく本題に入れるわ。」
Guillome「あれ?ちょっとちょっと。」
ジェミニ「何よ?」
Guillome「反省点を踏まえて工夫って、あんたこれただの手抜きちゃうの?」
ジェミニ「ちゃうよ。」
Guillome「めんどくさくて当日まで手を付けへんかっただけやろ。」
ジェミニ「ちゃんと考えたよ、クオリティの高いボケと漫画紹介パート以外は…」
Guillome「それが一番あかんねや…」
ジェミニ「そろそろ本題に入るで。」
Guillome「まあええか。本題ってなに?」
ジェミニ「今日はちょっと、ええこと教えたろ思って…」
Guillome「うわ、なに?」
ジェミニ「『この世の全ての漫画をタダで読む方法』。」
Guillome「漫画村みたいなこと?」
ジェミニ「いや、紙媒体で。」
Guillome「紙媒体で!?国会図書館的なとこ行くんけ?」
ジェミニ「自宅で。」
Guillome「えぇ!?合法?」
ジェミニ「合法。」
Guillome「アッツ!なにそれおい!なんやそれ。」
ジェミニ「聞きたい?」
Guillome「聞きたいな〜。すげえなあ、なにそれ。え、捕まらへんの?」
ジェミニ「大丈夫、大丈夫。今んとこな。」
Guillome「今んとこ?今のうちに読みたいやつダッシュで読んだら、かまへんねや。」
Guillome「激アツやん。なにそれ、聞きたいな〜。」
ジェミニ「今日はあと二つ教えたいことがあんねんけど…」
Guillome「なに?」
ジェミニ「三つのうちどれかだけ教えよ思てんねん。」
Guillome「ブログの尺的に?」
ジェミニ「うん。」
Guillome「いや、一個目でええけどなあ。二個目なに?」
ジェミニ「二個目は『今流行している某感染症の特効薬の作り方』なんやけど。」
Guillome「マジかよ、おい。作れんのかいな。」
ジェミニ「できちゃってん。」
Guillome「ホンマけ?」
ジェミニ「完成したときは感動したわ〜。」
Guillome「その薬、副反応とかないの?」
ジェミニ「悪い副反応はない。」
Guillome「良いのはあんねや?」
ジェミニ「ついでに、二の腕の余分な脂肪が落ちる。」
Guillome「うっわ、すごいな〜。なにそれ、欲しいな〜。」
ジェミニ「欲しいやろ。」
Guillome「いけるね、これ。」
ジェミニ「え?」
Guillome「ノーベル賞。」
Guillome「受賞行けんで!億万長者やで。」
ジェミニ「いけるいける。」
Guillome「いけるね〜。アッツイの〜おまえ。」
ジェミニ「せやろ。」
Guillome「あんた、そんなに賢かったんやね。」
ジェミニ「あの、俺自慢じゃないんやけどさ、高校の時、生物基礎習ってまして…」
Guillome「あ、なんか無理そう。」
ジェミニ「いや、ホンマにできてんて。聞きたいやろ?」
Guillome「ホンマやったら、聞きたいな〜。三つ目は?」
ジェミニ「三つ目は、あの〜『ドラゴンの狩り方』なんやけど…」
Guillome「それやな。それ聞きたいわ。」
ジェミニ「これ?三つ目でいい?」
Guillome「おん。漫画はええわ。」
ジェミニ「無料漫画ええの?」
Guillome「いらんかな〜。ちゃんと金払って、業界に金落とさな。」
ジェミニ「特効薬は?」
Guillome「ええわ。あんたが作り方知ってんのやろ?」
ジェミニ「せやで。」
Guillome「ほな、ワシがわざわざ知らんでもええわ。あんたが量産してくれ。」
ジェミニ「じゃあ『ドラゴンの狩り方』教えるわ。」
Guillome「おん。無理やろ、あんなん。」
ジェミニ「まあまあ、無理やろって言われてたんや。」
Guillome「ほう。」
ジェミニ「うん。皆もう、S級冒険者たちはバンザイ、お手上げよ。」
Guillome「歌ったん?」
ジェミニ「うん。」
Guillome「ホンマに、ウルフルズの『バンザイ〜好きでよかった〜』歌うねや。」
ジェミニ「ギルドで大合唱してん。」
Guillome「ほえ〜。」
ジェミニ「でも俺、良いもんもらってん。」
Guillome「なに?」
ジェミニ「あの〜、これは俺がドラゴンスレイヤーになるために冒険してた時の話なんやけど。」
Guillome「Go To トラベルで?」
ジェミニ「うん。宿代が冒険者ポイントになって返ってくんねん。」
Guillome「それは嬉しいな〜。冒険ってどのへん行ってたん?」
Guillome「福井県?」
ジェミニ「八岐大蛇がおるって聞いてん。」
Guillome「ほな蛇の狩り方講座やん。」
ジェミニ「まあ続き聞いてや。」
Guillome「ホンマにドラゴンおんのかいな。」
ジェミニ「そこで、ひとりの女賢者に会ってん。」
Guillome「上級職やん。その辺におんねや。」
ジェミニ「で、その人に○をもらってん。」
Guillome「○?○ってなによ。」
ジェミニ「○は輪っかやん。」
Guillome「○は輪っかなんやけど、輪っかってなによ。」
ジェミニ「ほんで、『その○を押し込め。』って賢者さんに言われたから、こうやって(ググッ)…」
Guillome「それ今なにいろてんの。変な指示やな、ホンマに賢者なんか、そのねえちゃん。」
ジェミニ「いや、それがな。言われた通りに、○を押し込んだら、凄い力が湧いてきてん。」
Guillome「ほえ〜、凄いなあ。そんなマジックアイテムあんねや。」
ジェミニ「凄いやろ。」
Guillome「バビッたな〜。」
ジェミニ「それで、その女賢者はミクリって名前やねんけど、その人に『御三家に乗れば、ドラゴンに会えますよ』って言われたから…」
Guillome「ミクリ?御三家?ポケモンかいな。ミクリってエメラルドのチャンピオンやろ?」
Guillome「ポケモンのミクリは男やけどなぁ。」
ジェミニ「ほんで、御三家のひとりを仲間にしてんけどさ〜。」
Guillome「なんや?どないしたんや。」
ジェミニ「そいつが『御三家の恥』って呼ばれるような奴やってん。」
Guillome「ジャルジャルやん。」
ジェミニ「コント『御三家の恥』って呼ばれる奴。ってちゃうねん。」
Guillome「ほんで『御三家の恥』ってメガニウムかいな。」
ジェミニ「ちゃうよ。」
Guillome「ほな誰や。」
ジェミニ「加茂憲倫。」
Guillome「呪術廻戦やないか、あんた。ポケモンちゃうんかいな。」
Guillome「おう、そうか。でも、その賢者のねえちゃんに『御三家に乗れ』って言われたんやろ?おっさんに馬乗りすんのかいな?」
ジェミニ「いや、サボテンよ。」
Guillome「組体操の?」
ジェミニ「そう。」
Guillome「膝の上に立つやつ?」
ジェミニ「コント 膝の上に立つ奴。」
Guillome「もうええて。ほなあんた今、おっさんの膝の上で輪っかを押し込んでる状況なんけな?」
Guillome「そんなんでどうやってドラゴンに会えんねん。賢者、ラリってんのか?」
ジェミニ「いや、そしたら、すぐさまドラゴンの方からやってきてん。」
Guillome「なんでやねん。バグっとるやないか。」
ジェミニ「なんかな、黒いムキムキのドラゴン飛んできてん。」
Guillome「変なドラゴンやな。」
ジェミニ「ほんで、賢者にもらった輪っかに急に顔ができて…」
Guillome「おい。」
ジェミニ「そのまま輪っかがしゃべりだして、」
Guillome「おいおい、展開が早すぎるて。ちゃんと説明してくれ。」
ジェミニ「『僕を繰り返し押し込んで!』って言うから、指示に従ったら。」
Guillome「アレ?」
ジェミニ「『いいよ!その調子!』とか輪っかがしゃべってうるさいねんけど…」
Guillome「なんか聞いたことあるな、その話。」
ジェミニ「言われるまま、輪っかを20回ぐらい押し込んだら、輪っかからエネルギー弾が飛び出して…」
Guillome「あんた、これ完全にアレやないの…」
ジークフリート「ドラゴンを倒せてん!」
Guillome「あんたそれ、リングフィットアドベンチャーやないか。」
ジークフリート「あ、ホンマや。これ、リングフィットアドベンチャーでした。」
Guillome「すいません、ここまで読んでくれた皆さん。『ドラゴンの狩り方』やのうて、『リングフィットアドベンチャーのレビューブログ』でした。」
ジークフリート「いや〜、勘違いしてましたわ。」
Guillome「あんた、調子乗って名前まで『ニーベルンゲンの歌』の『竜殺しの英雄』と同じにしとるやないの〜。」
ジークフリート「すいませんでした…」
Guillome「アレ?ほな、あのねえちゃんは何者なんや。」
ジークフリート「え?なんのこと?」
Guillome「さっきの女賢者やんけ。ミクリって名前以外になんか情報ないんか?」
ジークフリート「別の名前もあって言ってな。『ガッキー』って呼ばれることもあるらしい。」
Guillome「リングフィットアドベンチャーのCMやないか!あんた、新垣結衣にリングコン貰ったんやで。凄いな〜。」
ジークフリート「うわ、有名人やん。」
Guillome「お?てことは、ちょっと待て、ジーク。」
ジークフリート「なによ?」
Guillome「さっきのミクリさんって、エメラルドのチャンピオンやのうて、『逃げ恥』やないの。」
ジークフリート「ホンマや!俺、ガッキーに☆野源やと勘違いされてたんや。」
Guillome「なんでやろな、顔似てへんのにな〜。」
ジークフリート「『逃げ恥』のヒラマサさんと学部同じやからかな。」
Guillome「いや、一緒やけど。」
ジークフリート「絶対そういう理由やわ。」
Guillome「そんなわけあるかい。」
ジークフリート「まあでも、俺が教えた方法で、読者の皆さんもドラゴン狩ってみてください!」
Guillome「おい、ブログ締めようとしてへん?」
ジークフリート「チャンチャン♪」
Guillome「こんなんで終われるかいな、あんた!今回の毎日投稿企画のテーマは『春』やで。まだ、春らしい話してへんやないの。」
ジークフリート「忘れとったわ。」
Guillome「しゃあない、ブログ企画のテーマとZoomアドレスどこにメモってあるかは皆忘れんねん。」
ジークフリート「春といえば、俺たち大学院に収監されましてね。」
Guillome「ワシらね、入院ですわ。」
ジークフリート「所謂、新生活なんですよ。」
Guillome「ね。院言うたら研究とか講義とか独房とか強制労働とか色々あるんですわ。」
ジークフリート「そんな中で、初対面の人とかもいましてね。」
Guillome「難儀やで。あんた、新しい知り合いとかとうまくやっていけんのかいな?」
ジークフリート「その点、俺は自信あるよ。」
Guillome「ホンマかいな。なんでぇ?」
ジークフリート「ほら、俺リングフィットアドベンチャーしたやろ?」
Guillome「おん。」
ジークフリート「だから、人の輪(リング)にも馴染めん(フィットできん)ねん。」
Guillome「うりゃ!キマった!ありゃした!」
〜完〜
新歓毎日投稿企画【4/19】キラキラ大学生の卒論執筆RTA☆
こんにちは☆美少女文系キラキラ大学院生のレニです☆今回のテーマは「春」ということで、私もこの春からめでたく入院することになりました!
それに先んじて、「『漫画』をテーマにして卒論を書く」ということをしたので、ここに書いてみたいと思います!これを読んで皆も美少女文系キラキラ大学院生になろう!ばいたると?知らない人ですね……
【3回前期】テーマ決め☆
卒論を書くには、まずテーマを決めなければなりません!私は社会学のゼミにいたのですが、社会学の裾野はメチャクチャ広いので、基本的にやりたいものをやることができます☆私は漫画が好きだったので、漫画で何か書けないかな~ということを考えていました!
ということで先行研究を調べてみると、何ということでしょう、ボーイズラブについての研究は死ぬほどあるのに、ガールズラブについての研究が全然ないじゃありませんか! ちなみに「百合」だと、「小池百合子が云々」みたいなゴミみたいな記事が死ぬほど引っかかって、使い物になりませんでした☆ これはもう私がやるしかないよね☆ということで、私の卒論テーマは「百合」に決まりました~!ぱちぱち~! しかし、先行研究が無いということは、先行研究が無いということです!これではゼミの発表ができません!ということで最初のゼミは、あっちを探しこっちを探し、やっとの思いでGoogle scholarから拾い上げてきた謎英語百合論文をもとに発表しました!つかれた~☆ www.japanesestudies.org.uk あと発表では、2003年に創刊された最初の専門誌『百合姉妹』の実物を購入し、教授准教授先輩同期に回し読みさせました!布教布教☆ 発表は概ね好評でした!ここで、とある先輩の言葉が、私の人生を大きく変えることになるのです!それは…… 「先行研究に、なりたくない?」 ということで、この辺から、大学院という選択肢を意識するようになりました!【3回後期】先行研究集め☆
先の『百合姉妹』や謎英語論文によると、どうやら「百合」の成り立ちは、戦前の少女小説、戦後の少女漫画、戦後の少女小説からなるそうです!ということで私は、ここらへんに関する本や論文を、た~くさん読みました! >【4回前期】卒論の素描☆
4回生になると、卒論20000字に収めるために、テーマを絞らないといけません!でも、せっかく百合についてこれから研究してくなら、どうせなら源流から辿りたいよね☆ということで私は、「百合」漫画の源流としてしばしば語られる、1970年代初めの少女漫画について論じることにしました! 最初の発表では、1970年前後の少女漫画に関する先行研究を纏めたのですが、指導教官から「百合に比べてこのころの少女漫画に関する土地勘がないんじゃない?」と言われてしまいました!そのため、昔の色々な少女漫画を買っては読み、買っては読みすることになりました☆ちなみにこの時期、ちょうどコロナのあれこれで鬱鬱だったので、精神的にヤバかったです☆日出処の天子 完全版 1 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
- 作者:山岸 凉子
- 発売日: 2011/11/18
- メディア: コミック
アラベスク 完全版 コミック 全4巻完結セット (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
- 作者:山岸 凉子
- 発売日: 2010/05/22
- メディア: コミック
- 作者:一条 ゆかり
- 発売日: 1995/12/15
- メディア: 文庫
シークレット・ラブ (1978年) (サンコミックス―矢代まさこ名作シリーズ)
- 作者:矢代 まさこ
- メディア: コミック
レフトアンドライト-初期作品集- 山岸凉子全集 (28) あすかコミックス・スペシャル 1-28
- 作者:山岸 涼子
- 発売日: 1988/03/04
- メディア: 単行本
一条ゆかり異色長編傑作選 摩耶の葬列 (集英社文庫(コミック版))
- 作者:一条 ゆかり
- 発売日: 2005/12/13
- メディア: 文庫
- 作者:里中 満智子
- メディア: コミック
【4回夏休み~秋】院試、そして教育実習
ほぼ2か月潰れました!卒論、進捗ダメです!【4回秋~提出】卒論提出!
先行研究は調べ尽くしたので、いよいよ調査に入ります!しかし漫画研究で「ここからここまで全部読みました☆」するのは、並大抵のことではありません☆私は来る日も来る日も国会図書館関西館(往復約3時間、交通費約2000円)に通いつめ、1960年代前半から1970年代前半までの「週刊少女フレンド」や「別冊セブンティーン」などの少女漫画雑誌、述べ約13年分400冊700作品を全て確認しました!読んではメモし読んではメモし、たまに図書館のロビーからオンライン授業に参加しの繰り返しで、心が折れかけました☆そしてここから、少女同士の親密性に関する作品を拾い上げ、60年代から70年代初めまでに、どういう変化があったのかを論じました! 解ったことは4点です! ①少女同士の親密性は、60年代前半には価値あるものとして描かれたが、男女の恋愛が主題化するにつれ、ありふれたものとして描かれるようになった。 ②時代が進むと、女学校のような伝統的な少女文化のモチーフが、記号(ステレオタイプ)となっていった。 ③少女の強い親密性は、スポーツ漫画の中に描かれ続けた。 ④少女の恋愛的関係を描く作品が70年代に登場し、同性愛が「タブー」とされるが故に、異性愛規範を強化したり攪乱したりしていた。 ということで、見事卒論RTA完走、無事卒業することができました! 皆さんもぜひ漫画で卒論を書いて、私のような美少女文系キラキラ大学院生を目指してください☆☆☆新歓毎日投稿企画【4/18】徒然倍足人日記
俺に春は来ないのだが???????????
ばいたるとです.漫画なんて週ジャンとヤンマガとモーニングとイブニングとコミックDAYSしか読んでないよ.なんでもっとプレミアム入ってるの?
もう4月も後半になりようやく打順が回ってきました.春といえば転出,俺も春から入院しました.
去年kuraboが家に泊まった時,「アドカで院生活のことを語ってくれよ」と言われたので,4月1日から18日までの日記を綴りたいと思います.新入生のキャピキャピした春の話は前半に堪能したでしょうし,薄暗い春の話も堪能してください.そろそろデトックスしたい.漫画の話ができないのでしょーもない長文でごまかす.こんな場末の身内しか来ないブログ漫トロに入りたくてブログも調べるような稀有な新入生は見るかもしれない,何書いても後ろ指を指されることなんてないでしょ.嫌なら読むな,あるいは追放しろ.
ところで俺は日記なんて書いてないので,4月1日からのツイートを見ながら何があったのか振り返っています.ツイッターって便利.
新歓毎日投稿企画【4/17】冬へと走り出そう
清盛です。春になりました。今年は、寒さがまだまだ残り、桜もあっという間に散り、ただ時の移り変わりを我々に突きつけてくるだけの最悪な春ですね。
この企画を追っている物好きな方々は既にお気付きかもしれませんが、漫トロピーには時間が進むことを想起させる春を嫌う人間が、僕含め多いようです。
しかし、本来春という季節は、満開に咲き誇る桜や、期待に胸を膨らませる新生活が連想され、「青春」という言葉のように人生においても最も価値ある時期を指す、ポジティブなものです。
ところで、価値あるものは売ることができる。春を売る。つまり、「売春」ですよね。
ということで、今回は売春するキャラクターが出てくる漫画を紹介したいと思います。
この漫画は、子供にも大人にもなりきれない年齢である19歳の三人の登場人物と、彼らがそれぞれに抱えた「秘事」を主軸にストーリーが進みます。
・由樹(ユキ)
美人だが、常に男らしい服装・言動をしており、あだ名は「男装の麗人」。女性には見えないからと「ヨシキ」と呼ばれている。秘事は、高校時代の制服を着て自分が女であることを確認し、自慰にふけること。
・カイト
大学では女性からモテモテのイケメン。しかし、女装趣味を持ち、未果子への憧れから彼女と同じ服を来て街を練り歩く秘事を抱える。
・未果子
清純無垢なお嬢様。男性が苦手で、コンパに誘われても門限を理由に断るほど。しかし、裏では15歳と詐称し制服を着て援交売春に励む、ドギツイ秘事を持っている。
由樹はカイトに、カイトは未果子に、未果子は由樹にそれぞれ好意を抱き、不幸な三角関係が形成されます。
序盤は、カイトの秘事のみが由樹との間で共有され、彼の恋心を知る由樹は二人が接近することを防ぐために実果子と恋愛関係を演じます。
ストーリーが進むにつれ、各自の秘事はさらに共有の範囲を広げ、それを起点に三人の関係も変化していく。この複雑な人間模様を描き切っているのがこの漫画の魅力です。
さて、この三者は、「制服」「売春」「性別と外見の不一致」など様々な軸から切り分ける事ができますが、僕には時間の流れに対する未果子と由樹の対照的な姿勢が印象的でした。
未果子は、自分に最も「価値」があった15歳を演じ続け、少女という春を切り売りする。
しかし、少女として通用する寿命は残り少なく、時間の流れに焦り始める。
一方で由樹は、制服を着ることでしか自分の女性性を確認することができなかったものの、カイトとの交流を通してかわいらしい服装をするようになり、自らの前に開けた女性としての可能性を肯定的に捉え、未来を見ている。
少し結末に言及してしまいますが、この由樹によって、未果子は過去の呪縛から解放され、大人の女になること、時が進むことを受け入れ、老後という人生における「冬」の蓄えのために自らの春を売り続けることを選択しました。
売春をやめる、という予定調和的な説教臭いラストにするのではなく、性を武器に自らの人生をしたたかに生きていく未果子の決断が描かれたのが、個人的には好きなポイントです。もちろん、カイトも彼なりの呪縛との向き合い方が描かれるので、気になる方は是非手にとって読んでみてください。
僕も大学生という可能性に満ちた春にいつまでもしがみ付き、時の流れの速さにおののいていますが、そろそろ冬仕度を始めねば……。
新歓毎日投稿企画【4/16】新しいコンテンツを摂取する気が起きない
代打です。1353です。新しいコンテンツを摂取する気が起きません。最近は昔やったゲームをやり直してます。去年度はゲームを20本程プレイしたのでただの揺り戻しかもしれません。
多分こんなこと一生言ってると思います。
ので懐古趣味について近況報告を兼ねて話したいと思います。要旨はゲーム業界(というかJRPG)と漫画業界の懐古趣味って性質が違うのでは、って話です。
で、具体的に最近何やってるのっていうと「ダンガンロンパ2」『アライアンス・アライブ』やってます。
ダンガンロンパ2 は普通に面白いです。割と最近のタイトルなんで懐古趣味の話と離れますが話題にしたいので書きます。あのこかむも大先生も面白いって言ってます。有名タイトルなんでこんなブログよりよほど優れた評論が転がってるのでそれを読みましょう。好きなキャラは小泉真昼ちゃん!
懐古趣味と紐付けて論じたいのが『アライアンス・アライブ』です。このゲームはいわばロマサガ3のシステムでドラクエ4をやったという感じですね。スタッフも村山吉隆小泉今日治浅野雅世と凄いです。漫画に例えると蒼樹うめが久米田康治の原作を作画するくらいです。そして何よりキャラが可愛いです。上の画像を見てね難易度やボリュームもマイルドなんでゲームに所縁ない人でもやってみてはどうでしょうか。アプリ版も出てるよ。好きなキャラはレイチェルちゃん!
で、今話したことから分かるようにこのゲームはおっさん向けです。SFC時代のJRPGを楽しんだ人なら楽しめる!ってスタンスです。このようなレトロ趣味のタイトルはJRPG界で一派閥を作っています。他のタイトルでいうと「ブレイブリーデフォルト」「アンダーテール」あたりでしょうか。「ドラクエ11」も蓋を開けてみればバリバリのレトロゲームです。
JRPGでは一般的に90年代の作品が名作扱いされやすいです。ここら辺は説明文を見るより00年代のニコニコ動画や2chの当時のログを見てみるとよくわかると思います。これらはユーザー中心の懐古趣味だったのに対し上で述べたような懐古趣味の風潮はメーカー主導のものです。つまりユーザーの風潮にメーカーが便乗したものと考えることができます。
一方で漫画(というより所謂オタク趣味)では00年代への懐古趣味が根強いです。それは君の周辺だけだ,という主張があるかもしれませんが東浩紀が「ゼロ年代」という造語を作り今日に至るまでゼロ年代のオタク言説への議論が続いている以上確かなものではないでしょうか。
懐古趣味というのはどの業界でもどの時代でもあるものだ、という意見があるかもしれません。例えば漫画なら幽遊白書オタクは90年代趣味と言えると思いますし、ゲームでも近頃の例で言えばポケモンDPリメイクへの渇望はゲームにおく00年代趣味と言えるでしょう。
しかし90年代JRPG、00年代漫画への懐古趣味は排他性と規模の大きさの2点で他の懐古趣味と一線を画すものと言えると考えられます。
これらのことから(これは漫画業界と,ゲーム業界の優劣を含意しません)ゲーム業界で起きることは約10年のブランクを経てオタクカルチャー、漫画業界で似たようなことが起きるということが考えられると思います。例えばレトロRPGとモダンRPGを分ける区分としてグラフィック重視かどうかがあります。ゲームにおけるグラフィック偏重傾向は00年代の新型ハードのスペック向上ムーブメントと言えます。(厳密にいうとPS1でFF7が出た時あたりですが、PSとSFCでそんなにゲームの中身が変わらないのでここでは考えません) 一方で今日の漫画界に比べ00年代の漫画/オタクカルチャー界はグラフィックがあまり重視されなかった時期と考えます。下にゼロ年代の漫画と10年代の漫画比較の参考画像を載せておきます。
そしてゲーム界で10年代に懐古趣味が一ジャンルとして確立したことから考えると20年代には00年代懐古がオタクカルチャー、ないし漫画において一ジャンルとして確立するのでないでしょうか。その萌芽は今日でも見受けられます。例えば無職転生とかが該当するのでないでしょうか。
主張を要約すると
・JRPGでは90年代、漫画では00年代への懐古が他の懐古趣味より際立ったムーブメントとしてある。
・JRPGにおく90年代への懐古は00年代にユーザーの中で最盛期を迎え10年代後半には懐古趣味が一つのジャンルとして成立し、メーカー側も売り出している。
・古典派RPGと現代RPGを分ける契機の一つはハード機能の上昇に伴い、グラフィック・リアリティをゲーム性より追求する傾向が強まったこと
・漫画における作画過重視の傾向は10年代以降の傾向
・JRPGで起きるムーブメントが10年遅れで漫画にも起きる→20年代はゼロ年代の時代になりうる?
という話です。雑な議論なのは承知なので有識者がいたら指摘していただけるとありがたいです。
漫画評論サークルなので申し訳程度に漫画の話もします。(画像はアニメだけど...)最近のマイブームは...『にゃんこい』?この漫画はヒロインの水野楓がとにかく可愛い。むっちゃいい子だ。僕みたいな下賤な人間は現実でもフィクションでも素直な真人間を見ると自分とは同じ土俵にいない殿上人に感じて心的距離を置いてしまうのだけれども、水野楓は違う、庶民派であり我々の大多数と同じ世界に生きる人間である。純朴で真面目だけどどこか人間らしい卑近さがある、そう言った絶妙なバランスが気持ち良い。水野楓だけじゃなくて周りのキャラも可愛い。霊能力持ちのツインテール双子姉妹(しかも片方は気が強い)とか最高かよ。彼女たちにお祓いされたらほんまに人生円満に行きそうだ。好きなキャラはやっぱり水野楓ちゃん!
久々になんでこの期に及んで『にゃんこい』かというと、作者が新連載をいつの間に初めててんですね。学生時代の憧れだった漫画家の編集者になったらその漫画家がダメオタクだった話です。おじさんも押しかけ美女に進捗管理されてぇ〜。
『にゃんこい!』は8年くらい前から理由も知らされずにずっと休載してたので大病でも患わったのかと勝手に悲しんでましたが元気に新連載してて嬉しかったです。多分姪が元気に育ってるのを見る気分ってこんな感じなのかなあと思いました。
後他に気になってるのは『ケメコデラックス!』でしょうか。アニメ版の声優が喜多村英梨釘宮理恵戸松遥...と並んでいて気持ちよかったです。好きなキャラは小林ふみ子ちゃん!
懐古趣味と全然関係ないですが『源君物語』の話もします。古本市場で立ち読みしたのですがむっちゃクチャエロかったです。挿入の直接描写なしであんなにエロく描けるのは本当にすごいと思います。放課後に近所のローソンでヤンジャンを立ち読みしてブヒブヒしてた駿台横浜校時代を思い出しました。好きなキャラは瀬見伊予ちゃん!
簡潔に漫画の趣旨を説明すると、主人公が叔母の手解きで源氏物語のキャラに擬えたヒロインを並行攻略して大学デビューする!って話です。久々に読み返しましたが上の画像から察せる通り要は恋愛工学サクセスストーリーだと思いました。昔の会誌で最終話の叔母さんがサイコパスと言う話題が出ましたがそもそも最初からヤバいです、この漫画。例えば序盤のエピソードを例に取ると主人公は大学デビューのために従兄弟の女を攻略します。この時点でアレですが、強引にキスをします。当然嫌われるのですが、そこで叔母がかけた言葉の趣旨は「彼女は男性経験が乏しいから本当は喜んでいる」「女は皆強引な男に振り回されたい願望を多少は持っている」。いや〜レイプファンタジー以外の何者でもないですね。割と最近の漫画でこんな言説が見れるのは新鮮でした。
とはいえこれを見ている新入生諸氏も個人差こそあれど多少なりとも性に翻弄される退廃的大学生活を送りたい願望はあるのでないでしょうか。そうした願望に忠実になりたいのならば是非源君物語を参考書にすることを推奨します。そしてこれを以って「春」のテーマ縛りを回収することにします。
歌舞伎町の洗濯屋さん - 駒魔子 / 第一話 ポケットは歌舞伎町の縮図 | くらげバンチ
後ちゃんと最近の漫画も読んでるアピールもしておこうと思います。最近出たこの漫画は面白いです。クリーニング屋の目線から歌舞伎町の人間模様を見ていく話です。服に着いた精子の味からストーカー被害を割り出す話が好きです。くらげバンチでタダで読めるよん。
最後に話題にした作品のAmazonリンクを貼っておきます。バイバイ。
新歓毎日投稿企画【4/15】仲間が卒業して寂しいって話
ふれにあです。
僕はこの春から大学院1回生となったのですが、研究室も住居もほぼ変わらないので、生活に目新しさがあまりないです。
ただ、この春多くの先輩や同期の仲間が卒業して去っていったことに、今までの卒業シーズンで一番の寂しさを感じています。
新歓期にする話かこれ。
そんな中今回は、新生活に関する漫画の話をします。
「洗濯荘の人々」
https://www.pixiv.net/artworks/8647703
この作品はpixiv上で全話無料公開されている漫画なので、リンクからすぐに読むことができます。完結済みです。
洗濯荘とは、現世とは異なる世界で、何らかの選択に失敗した人々が現世のさまざまな場所、時間から吸い寄せられて集まり、正しい選択をし直すために生活をする場所だ。それは人間関係に対するコンプレックスだったり、仕事をうまく受け入れてもらえない悩みだったりと、いずれもアイデンティティに関わっている。
管理人のアンフレットを中心に数名の人物が暮らしており、穏やかな生活の中でいつか正しい選択を見つけた人は洗濯荘から消え去り、元の世界に帰ることができる。
洗濯荘の世界に対する思いは人それぞれだが、皆どこかトラウマのようなものを抱えていて、帰りたい人、帰りたくない人様々だ。主人公のハルカは現代日本から来た男子高校生で、俺様気質ながらどこか冷めた性格をしており、自信の「選択」に無自覚な、はじめは未熟さが残る少年だ。しかしながら、一人ひとりが何かを抱えている住人たちはハルカとの接触を通して自分の選択を見直し、やがてすっきりした表情で元の世界へと、次々と帰っていく。
登場人物それぞれが自分の中の葛藤に答えを見出して旅立っていく姿が涙を誘うが、今回は管理人をやっているアンフレットに焦点を当てて話をしようと思う。
アンフレットは洗濯荘における初期メンバーであり、西洋の御伽話に出てくるような風貌をしている女の子だ。幼く見えるが数多の住人を迎え入れ、帰っていくのを見届けてきた人物であり、実質的に生きた時間は見た目から想像できるより遥かに長い。
マーボーという鳥を連れ、いつも明るく振る舞い管理人として住人たちに食事を作ってくれるなどの献身的な彼女の姿には、つねに洗濯荘という場所に対する愛着が読み取れる。しかし、物語の中頃、とある事件により洗濯荘へ新しい居住者が入ってくることがなくなるという事実が発覚するところから、彼女の不安定さが垣間見えることになっていく。ハルカが住人達と接触し、住人達が意志を持ち直して去っていき住人の数がどんどん減っていくことに不安を感じ出したのだ。
それまでの間、いつも数名の住人達に囲まれてきて、人の入れ替わりはあれど、最初から管理人として気づけば途方もない時間を洗濯荘で過ごしてきた彼女は、いつしかこの異世界での自分にアイデンティティを持つようになっていた。
(以下ちょっとネタバレがあります)
彼女が洗濯荘に来た「選択」の内容は他の住人とは少し毛色が違い、さらに彼女が帰ることになる経緯はもっと特殊なものだ。自分で決断するというよりは仲間から背中を押してもらう形で去ることを受け入れたが、洗濯荘の世界から消える瞬間までずっと残された住人のことを案じていた。
彼女を他の住人のしたような正攻法(?)で元の世界に帰すのは不可能だと、作者が宣言したようにすら思えた。
僕は読みながら、アンフレットは一体どのようにして自分の選択を受け入れ、決断を下すのだろうとずっと思いながら読んでいたが、結局このような力技で解決することになるとは思わなかった。元の世界ではとても幸せになれたようなので何よりだが、同時に彼女はこのような「事件による切迫」と「他者の介入による半ば強制的な追い出し」が発生しなければそれこそ永遠にこの世界にいたのだと思うと背筋の冷えるような気持ちになる。
さて、ここからは数年ぶりにこの漫画を読み直した僕の自分語りだが、僕自身大学に5年もいると、もう体も心も随分とここに染まってしまったなあという思いと、自分がここで過ごし始めた時から時間を共有していた先輩や同期の仲間が気が付けば大多数が周りにいなくなってしまったことに少なくない寂しさを覚える。上の画像のアンフレットみたいに、自分も最近同期の○○と会おうと思ったら「そっか、あいついないんだっけ…」となることが何度かあった(やばい)。
幸い大学は新人が年に1回入ってくるが、なんとなく取り残されている感を抱いているのは事実だ。院進の理由にいくらかのモラトリアム延長欲求が含まれていた自分としては、もはやハルカ君よりも(先輩の)アンフレットの方に多分に感情移入してしまうところがあり、彼女が去る契機があのようなものだったことに多少のもやもやが残る。
新入生の方には特におすすめの作品です。洗濯荘はどこか学生寮の雰囲気に近くて、今まで知らなかった未知なる環境に親しむ前に読むのと、去り際を意識する頃に読むのではまた読み方・感想が変わってくる筈です。
新歓毎日投稿企画【4/14】メイクしよう!
こんにちは、ころもです!
最近は暖かくなったので上着がいりませんね!好きなブランドの春服が欲しいなと思っている今日この頃です。あとは化粧品も欲しいです。春の新色コスメも見かけますし。
ということで今回は「メイク」の漫画を紹介したいと思います。
メイクにはまった後に読んだので、うわー最高ってなりました。それは共感という意味でもそうだし、こんな大人になりたいという憧れも含めて。
六話収録されていて、六人の女性がそれぞれ主人公です。それぞれの主人公のメイクへの考え方や関わり方が描かれます。その中で好きなエピソードを紹介します!
オタクで化粧に興味のなかった主人公は高校時代にクラスメイトにアイプチをしてもらって衝撃を受け、元からオタク気質の彼女は自らメイクの沼にはまっていきます。
彼女の好きなメイクはお人形のような隙がなくオーラのある濃いメイク。でもメイクとすっぴんとの差に引かれて彼氏に振られたり、婚活では「家庭的な女性のほうが…」などと断られたりと濃いメイクは受け入れてもらえません…
そうやって落ち込む時もあるけど、「どんな理由でメイクをするかに関わらず、自分のことを好きになれることが大事だから」彼女は今日も今日とて自分の心躍るメイクをする!!
最高ですね。このくらいのポジティブさと自分への肯定感があるのは生きることを豊かにしてくれると思います。
メイクってすごい楽しいし、自分が変わったっていうのが見てわかるんですよ。私は大学に入ってメイクにはまったので、自分のメイクに対して考えていたこともちょっと書いてみようと思います!
私自身はメイクや服装に大学に入るまで全く興味がありませんでした。でも妹が先に興味を持ち始めたので、私もつられて後を追うように、メイクに関心を持ちました。最初はキャンメイクすら知らなかった!!!あとは大学に入ってからだいぶ体重が落ちたのも理由ですね~(最高7Kg落ちた)
最初はYoutubeのメイク動画を見続けたり、友達に使っている化粧品を教えてもらったりして化粧品を買いあさりました。必要以上に買ってしまいましが、後悔はありません!(化粧品の置き場がなくてプロ用のケースを買いました!!!)
高校の頃はそこまで気にしていなかったとはいえ、多少なりとも容姿へのコンプレックスはありました。太ってましたし。でも髪の毛を整えたり、化粧や服装に気を使うようになってから自分がどこまで変われるかという可能性にドキドキできるようになりました!!!!!
今はコロナで受験期よりも体重が増えてしまいましたが、高校時代の写真と今の写真を見比べても、別人にしかみえません。(今のほうがずっといい!)太ってることは容姿がよくないという一要素に過ぎず、そのほかに気を遣えばかわいくなったり、かっこよくったりすることができるということに気づけたのは自分の中で大きいと思います。
でも大学に入って少し悩むようになったのは自分が一重であることです。周りの友人は二重の子が多かったし、メイク動画を見ても一重のメイク動画が少なかった!!どの動画を見ても皆アイプチしてるんですよね~
私もアイプチしてた時期はあるんですけど、なんかちゃうなと心のどこかで感じてたんです。そんなときに韓国で一重のアイドルが人気だということを知りました。調べてみたらめっちゃかっこいい!切れ長で少しクールな印象で、二重にはない魅力があることに気づきました。(Red Velvet のスルギとITZYのイェジが好き!一重のよさを伸ばすメイクを参考にさせてもらってます。)
「一重=かわいくない、二重=かわいい」という考え方に支配されていたので、最初は衝撃を受けました。でも自分のそのままの目の形を好きになれるって最高のことじゃないですか?このことがあってから自分の容姿や体型を前向きに捉えられるようになりました。あと一重のよさはアイプチやメイクによっては二重にも変身できることです!!どっちもいいよね!!
容姿や体型などの美意識って時代や場所で全く変わるんだから、今の流行でないだけで私の見た目すべてがだめだという考え方は自分をつらくするだけだし、もっとふわっと生きようって最近は考えてます。
今はなんでもYoutubeにあるので本当にいい時代です。その分みんなが実践できるので、求められる平均値が上がってる気もしますが。でもすそ野が広がっているようには感じます。
今まではメイクの仕方が分からなかった層も初心者向けの動画を見て、化粧品を買ってみようという事は増えたんじゃないかしら。今は男性の方もメイク動画出してるし、人種も時代の壁も超えていて、もう人類全員で楽しめるものになってるなと思います。
あとはプチプラの化粧品も増えて、百均でも安くて使えるコスメが売ってるし、昔よりずっと手に取りやすくなったし、新しいメイクにも挑戦しやすくなりましたね!!
みなさんも自分が好きになれるメイクを思いっきりしたり、やったことない人は一歩踏み出してみてください!新しい世界が開けますよ。