mantrog

京大漫トロピーのブログです

新歓毎日投稿企画【4/8】

こんにちはちにちめ!
はじめまして、おしおと申します🌸


私も新人歓迎という名の何もかもがよくわかってない外部生新人なのですが、
こういう人でも軽い気持ちで入れるよ〜という勧誘になればと思います。
漫トロに入ると好きな作品をゴリ押しで布教プレゼンしたりするものが書けるぞ!


とはいえオタク特有の春に良い思い入れもなければ、
春らしいアオハル作品への青春コンプも激しく……

というわけで一生懸命絞り出した
「春」という名前が印象的な時事ネタ作品を今回は紹介しようと思います!

http://春の呪い: 1 (ZERO-SUMコミックス) 小西 明日翔 https://www.amazon.co.jp/dp/B01EI2EO1Q/ref=cm_sw_r_tw_dp_YSJ7KZ0REQ3JEF13W825 @amazonJPより


春の呪い
(全2巻)


あの「春の呪い」という感じに「このマンガがすごい!2017」ではオンナ編2位をとったこともあり、話題になったので知っている方も多々いるのではと思います。
あらすじを打つのが自分が思ったより苦手だったらしく、引用させていただきますが

「妹が死んだ。名前は春。まだ19才だった。 妹が己のすべてだった夏美は、春の死後、家の都合で彼女の婚約者であった柊冬吾と付き合うことになり―・・・。 妹の心を奪った男との季節が巡り始める」
春の呪い』1巻あらすじより。

もう面白い〜〜〜!!!!
とまで言うと言い過ぎですが、この骨箱を抱えた女性の表紙が印象的な作品は「春」という妹が死ぬところからはじまります。
最初から春が終わってしまう、春にかけられた「呪い」の物語です。
ちなみに自分のめちゃくちゃ好きな人の好きな人と付き合う、という状況が3度の飯よりも好きなので、私はこのあらすじでもうこの漫画の購入を決めました。

あらすじにあるように、主人公の「夏美」は妹のことがマジでめちゃくちゃ大好きで大切で、恋愛とはまた少し違う一種の依存めいた愛情を向けています(作内でも自分のこの感情が恋愛かをめちゃくちゃ悩んでる描写がある」

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春の呪い1巻より

といった感じでその大切で唯一の妹を高学歴優秀家柄好青年に奪われます。
良いNTR


スペックが強すぎる……
関係ないのですが女が男に即オチするのが大好きなので、百合漫画には男性が登場してほしい派です。

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良いよね…


そんな恨んでも恨みきれない相手と「春といった場所に出かける」という条件で交際することになった夏美。
それに纏わる罪悪感と葛藤や思惑。これがこの漫画の醍醐味です。

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良いよね……


この3人がどのような思惑でこの恋に形をつけるのか、
どういった未来を選ぶのか。
この難解な関係を上下2巻に纏めた名作、よければ新生活のお供にサクっとお楽しみいただければと思います。
ドラマ化もするしね!

あまり自分はドラマを見ないのですが、好きな作品を触れる人が増える。という意味で楽しみです。
あ、漫トロピーもよろしくね…!
性癖で殴り合い討論バトルみたいなことやりたいので、そういったことに興味がある方はぜひぜひです!
おしおでした!

新歓毎日投稿企画【4/7】

はじめまして、文学部新3回生の むぅ と申します。


春休みが終わってしまいました。
何もしてねぇ……。
半分ぐらい寝て過ごしていたような気がします。 春休みが終盤に差し掛かってから、「このままだと何もせず春休みが終わってしまう」と焦りだして、なんとなく実家に帰って友達と有馬温泉に行ったり、京都に戻って東寺のライトアップを見たり、シンエヴァを観に行ったりした、くらいしか思い出がないです。

大学に絵日記の課題が無くてよかった。


さて、テーマが「春」らしいのですが、私は春があんまり好きじゃない、いやむしろ嫌いだと思います。
なぜかと言えば、進級や進学によって、時間が進んでいくことを嫌でも実感してしまうからですね。私は全然先に進みたくないのに。
いっそのこと時間が止まればいいのに、とすら思います。
最近は布団に入ってから、「このまま目が覚めなければなあ」と思いながら眠りにつく毎日です。


……こんな人間が楽しい新歓企画の記事を書いていいのか?

(先に断っておきますが、ここまで読めばわかる通り、この記事の内容は結構後ろ向きな感じになると思います。新入生の大部分は、長い受験勉強を終えて新たに始まる京都での大学生活に夢と希望を抱いている人たちでしょう。そういう人は、ここで読むのをやめて他の記事を読むことをお勧めします。他の記事はどれもこれよりずっと面白いので。)



前置きが長くなってしまいました。そろそろ本題に入らねば。

好きなマンガの紹介をするのがいいだろうと本棚を眺めていたのですが、春らしいマンガというのがあんまりなかったです。かといってテーマから逸れたものを書くわけにもいかない。(テーマから逸れて、好き勝手に書いてもいいのは面白いものが書ける人だけで、つまらない人間はテーマに忠実に書かなければいけないのでね。)

というわけで、少しでも春のイベントが登場するマンガを紹介しようと思い、手に取ったのがこのマンガです。

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この記事を読んでいるくらいマンガが好きな人なら、読んでいなくともタイトルを聞いたことぐらいはあるんじゃないでしょうか。

一応、読んだことがない人のために内容を紹介しておきます。

「女子高生になれば自然にモテる」と思っていた黒木智子(コミュ障・自己評価がおかしい・性格が悪い・バカ・下ネタ好き)。しかし、高校に入学してから二か月経ってもクラスの誰とも会話することもなく、一人で黙々と昼食をとる立派な「ぼっち」になってしまう。そんなモテない彼女のどうでもいい物語。

みたいな感じですね。

彼女は入学初日からぼっちになるのですが、その理由が5巻で判明します。

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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』5巻より
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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』5巻より


私はこれを読んだときに「すごいな」と、ただそう思いました。どちらかと言えば智子は陰キャなのに、初日でこれをぶちかませるのか、と。

自分の高校一発目の自己紹介を思い返してみると、名前と出身中学、入るつもりの部活動を言って、「よろしくお願いします」で締めていたと思います。自己紹介なのに自分のことを知られるのがなぜか恥ずかしくて、テンプレートみたいな内容しか言えませんでした。
完全に自意識過剰です。当時は(今も、かもしれませんが)臆病者かつ卑怯者だったので、「相手のことは知りたいけど、自分のことを知られるのは怖い」と思っていました。
刑事ドラマに出てくる取調室みたいに、マジックミラー越しに誰かと接することができたらなぁ……とくだらないことを考えていたと思います。


話が逸れてしまいました。「ワタモテ」の話に戻します。

 智子はこの場面以外でも、恥をかいたり、常人なら心が折れそうな目(ハンカチと間違えてポケットに入れていたパンツで顔の汗を拭くところをクラスの男子に目撃される、ホームルーム中にこっそり男〇器の画像を見ていたことがクラス中にバレる、など)にあったりするのですが、持ち前の高い自己肯定感ですぐに立ち直り、次の話でも失敗から学習することなく、似たようなことをしてまた恥をかいていきます。
そういう彼女の姿を見て、僕はかなり勇気づけられました。


智子は2年生の修学旅行まで、クラスではぼっちで過ごすことになります。しかし、修学旅行が転機となって少しずつ周りの人たちと関わるようになりました。最初は彼女がズレているためにトラブルになることがあっても、だんだんと内面的に成長していくのが読んでいてわかります。
最新刊の19巻では、1、2年生の夏休みとは大きく変わった3年生の夏休みを過ごす智子の姿を見ることができます。
私はこのマンガを1回生の中頃ぐらいに読み始め、「自分も変わらないとなぁ」と、なんとなく思いました。サークルにも入っていなかったので「2回生になったら、新歓に行ってみよう」、と。
まぁコロナでまともな新歓がほとんどなかったんですけど。



なんか書くの疲れてきたので、めっちゃ強引ですがまとめに入ります。



もし、最後までこれを読んでくれた人(そんなやつホンマにおるんか?)の中に、「人付き合いは苦手だけど、そんな自分を変えて、楽しい学生生活を送りたいなぁ」という方がいるなら、恐れず自分を出してみてください。
「もし、テンパって変なことをしていまったらどうしよう」と不安に思う人もいるかもしれませんが、きっと大丈夫です。
京大生には懐の広い人が多いので、逆に「おもろいな」と思ってくれるでしょう(、知らんけど)。
もちろん、他人が受け入れてくれることに甘えたり、「わかってくれないあいつらが悪い」と人のせいにするのはダメなんですが。

まぁ、何かしら失敗してしまって、そのコミュニティにいづらくなったとしても、一度や二度なら最悪逃げてしまえばいいと思います。雰囲気が合わないからやめるのもアリです。
大学の人間関係なんて中学や高校に比べれば薄いもんなので、抜けてしまえばどうせすぐに忘れられます。



最後に一つ、アドバイスというほど大層なものではないですが、自戒の念を込めて「会話に自虐を挟むのは控えよう」ということを言っておきます。
ここまでの文章を読んだらわかると思いますが、自虐というのは聞いていてあんまり気持ちの良いものではないです。自分でも出す前に読み返したら若干イラついて、パソコンを殴りつけたくなりました。
(そもそも書いてる内容が気持ち悪いし、恥ずかしいし。なんなら、ほとんどマンガと関係ない支離滅裂な文章だし。面白いことが書けないから、自分を切り売りして文字数を稼ぐしかないという地獄)
……またやってしまった。これで最後にするので許してください。


長くなりましたがこれで終わります。

最後まで読んでくれた人、ありがとうございました。

会う機会があれば、お話ししましょう。

新歓毎日投稿企画【4/6】

ここここここんんんんんんににににににちちちちちちはははははは。新2回生のラマです。

名目上は新歓担当ですが、ぶっちゃけ私も入トロして日が浅いので、むしろこちらが歓迎されたいと思う今日この頃です。


テーマは春ということで、春と言えば桜、桜と言えば(?)『夕凪の街 桜の国』ですね~。


作者は『この世界の片隅に』等でおなじみのこうの史代。出版当時は社会現象になるほどの反響だったとか(2004年のことなぞ知るわけないので、当然wiki調べ)。


丁度この前、鴨川沿いの桜が残っていたのでその下でこの本を読んでいました。

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お外での読書、気持ちよかったです。

話の大筋としては、前半の「夕凪の街」では終戦から10年後の広島のとある場所(原爆スラム)に住むメインキャラ・平野皆実の日常描写を中心に話は進んでいきます。表向きには元の生活に戻りつつあるのですが、被爆体験のある彼女は自身が多数の犠牲の上に成り立つ存在であることに苦悩しており、その葛藤が主軸となっています。

後半の「桜の国」においては、メインは皆実の弟・凪生の娘である石川七波に移って物語は展開していきます。被爆二世としての自身やその周囲の人々の生についての彼女の考えの変化が根底にあり、濃厚な読後感を味わえるでしょう。


今回は桜からこの作品に辿り着いたので、この作品における”桜”の役割やそれについて意図されることに関して、「桜の国」に焦点を当てて考えていこうと思います。


というのも、まあ作者に対するイメージもあるのですが、この作品について語る時にどうしても”原爆”というテーマに引っ張られてしまうんですよね。実際作者もあとがきで”ヒロシマ”(≠”広島”)がテーマだと語っていますし、これらを念頭に置いて読むのが一番正しいと言えるのでしょう。


しかしそんなものは過去に多くの人がやってきたということは想像に難くありません。そんなn番煎じを書評の素人がやったところで見るに堪えない駄文が一つできるだけなので、少し視点を変えてみよう、というわけで上記のテーマに決定しました。


※もっとも、ブログである関係上 “考察文としては”短めの文章になっており、検証や記述は不十分ではありますが、その点はご容赦ください。





前置きが長くなってしまいましたね。さっさと本題に入りましょう。


最初から見ていきます。なお、「桜の国(一)」は今回の本筋とはあまり関係ないので状況だけ軽く整理しておくにとどめます。この話において石川七波は小学5年生。祖母と父と弟の4人暮らしです。

亡くなった彼女らの母は被爆者、よって七波と弟・凪生の姉弟被爆二世であることがわかります。


七波は野球チームに所属し活発に生活していく中、友人の利根東子と交流を続けていました。彼女ら2人で凪生のぜんそくの見舞いに行ったりもしていました。

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楽しそう


その時七波の祖母の病院での検査結果が悪く、最終的に祖母は他界。加えて凪生の通院により七波の一家は引っ越しし、東子とは会えなくなってしまったというところで終わります。




そして「桜の国(二)」。七波は28歳になり、父親もだいぶ老けました。


場面は序盤~中盤のあたり。七波が父親のボケを心配し彼の外出を尾行していた時、小学校の旧友・利根東子と十数年ぶりに再会した箇所からスタートすることにします。

七波は表面上東子との再会を喜んでいるように取り繕いますが、実際は



「会いたくなかった。この人(東子)の服といい髪といい、あの桜並木の町の陽だまりの匂いがする」


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この直前のページに「会いたくなかった」って書かれてます

とのこと。

この時点では、東子という人物を介して、桜並木の街という自身の生まれ故郷を苦々しい記憶として封印していたことが伺えます。


ちなみに冒頭でも、七波が東子の話題を意図的に避けていることが確認できます。


また七波らの祖母が亡くなる直前、見舞いに来た七波を自身の被爆死した娘の友達だと勘違いし、生きていることを妬むような発言を浴びせられたことも判明します。

これに加えて母親もこの(桜並木の)街で失っていますから、彼女が先程のような認識をしていることも至極当然と言えそうです。



父親を追うさなか、凪生が東子の両親に交際を反対され、彼が致し方なく書いた東子への別れの手紙を七波は発見。

その中の「ぜんそくを…(中略)…持って生まれた」という箇所がフォーカスされていて、七波と凪生の姉弟被爆二世としての立場に苦しんでいることが示唆されています。


その後、東子が原爆資料館を訪れ気分が悪くなりながらも合流。彼女は帰りのバスで、



「ここ(広島)に来られてよかった」と七波に吐露。



そして七波は、

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と自身が桜並木の街での苦い記憶を忘れたいものとしていたことは、七波や凪生が原爆の影響でじきに死ぬかもと決めつけられていたことと同じであることを悟ります。

なお後者に関しては、先程の東子の両親の考えに表れています。

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ドイヒー(死語)


帰宅後、(七波の画策により)凪生と東子を会わせ、二人がいい雰囲気になっているところを見届けた七波は、凪生が東子に宛てた別れの手紙を破り捨て、最後に花吹雪とともに



「確かにこのふたりを選んで生まれてこようと決めたのだ」と改めて自身の生を肯定。



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親が被爆被爆二世として生まれてきて、死と隣り合わせなどと言われて苦労を強いられてきましたが、そうした周囲の冷たい視線を乗り越えて結ばれようとしている凪生と東子を見て、こうした未来への希望を抱いたのでしょう。

結果そうした境遇を受け入れて、前に進めると七波が確信できたからこその場面であることは間違いありません。


このように、この作品における桜(並木の街)の役割は、七波が母と祖母と死別した場所という苦い記憶として存在していることがわかります。

そして花吹雪と一緒に、この暗い過去に囚われた自身を開放しているのでしょう…。



そしてこの花(桜)吹雪にもちょっとした仕掛けが施されているのですが、ちょっとそこにも立ち寄ってみましょう。


通常“桜が散る”=“春が終わる”という図式が成り立ち、どことなく物悲しい雰囲気を醸し出しています。

しかし先程の考察で、七波にとって桜は暗い過去と共に想起されるものだとしました。そして花吹雪で負の思い出を払拭するとも。

このことから、この作品では桜が散ることが、未来への明るい希望として描写されていると言えるのではないでしょうか。


桜を負の存在として扱うことでこうした芸当が可能になり、花吹雪の印象と七波の明るくなった(吹っ切れた)感情が見事に合わさって、素晴らしいシーンとなる結末が出来上がるというわけです。


まあこじつけだと言われればその通りなのですが、あくまで私の一考察(感想)として軽く流して読んでいただければ幸いです。







終わりに

初回なのでそれっぽいことを書きました。考察と言っておきながら根拠もクソもない主観満載の文章ですが、文体がそれっぽいのでまともに見えるのではないでしょうか?実態は論理性の欠片もありません。これが2回生の実力だぜ☆

ちなみに最後の方にもう一度私の番が来ます。その時は好き勝手書く予定です。こんな堅苦しい考察(笑)を書くつもりは毛頭ないですね。めんどいし。

新歓毎日投稿企画【4/5】

こんにちは×5。漫トロ3年目になります ぴぴぽん です。
 
 
 
 
 
さて、テーマは「春」ということなんですが、
何を書こうか全然思いつかないので私の今年の春休みについてちょっと書きますね。



引越しの準備のため京都と実家を往復したり、遠隔で会誌制作に参加したり……など他にも色々とバタバタしていた時期もありましたが、ほとんど実家でぐうたら過ごしていました。


出かけたのも家族の買い物について行ったりおばあちゃん家に行ったり地元の友達とちょこっと会ったりシンエヴァ観に映画館行ったり…くらいかな。
ほぼ家の中にいました。ニートかしら……?


家の中で何をしていたかというと、何してたっけなぁ…… 


あ、YouTubeで無料配信しているアニメ『しゅごキャラ!』を一気見したりしてました。
 

https://onl.tw/g5ianiw


これ放送当時小学校低学年くらいだったんですが、
日曜の早朝から(私の地元愛知県では日曜の朝6時30分から放送していました)やばいアニメやってんな!とちょいちょい赤面しながら見ていたのが懐かしいです。
 

原作の新装版が3月に発売されたんですよね。



その記念でアニメ第1シリーズを5/13まで無料配信しているようです。
みんな見てね。面白いよ。
 
 



というわけで(?)今回はPEACH-PIT作『しゅごキャラ!』を紹介します。


主人公はクールでかっこいい小学生、日奈森あむ
でも、本当は口下手で素直になれない性格で、ある日「なりたい自分に生まれ変わりたい」とお願いすると、3つのたまごから「しゅごキャラ」であるラン、ミキ、スゥが生まれます。その後しゅごキャラの持ち主たちで構成された聖夜学園のガーディアンに任命されて……


というような、戦う少女、めちゃめちゃ可愛い変身アイテムやコスチューム、ちっちゃいキャラの登場…などなど幼心がブチ上がる要素てんこ盛りな作品です。


『なかよし』で連載されていた少女漫画ではありますが、
テンポよく物語が進んでいくので少女漫画にありがちなグダグダ感がなく、ストーリー展開に少年漫画的な要素もあり非常に読みやすいと思います。


私は当時アニメを先に見ていてその後友達に漫画を借りて読んだのですが、
暇さえあれば授業ノートの隅に絵を描いているような小学生だったので、あむちゃんの服装に憧れてチェックのプリーツスカートやケープ、ベルト付きのレッグウォーマーを履いた女の子をよく描いていたの覚えています。


目の描き方も可愛くて、黒目をカケアミで描くあの感じをめちゃめちゃ真似していました。


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可愛い〜〜〜!!!!!


この頃のPEACH-PIT先生の絵、今見てもめ〜〜っちゃ可愛い。
ほんとに可愛い。出てくる女の子みんな超可愛くて超かっこいい。




ちなみに当時私が一番好きだったキャラは天河司。唯世くんにそっくりで謎要素多めなお兄さん。


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イクト派でも唯世派でもなかったという。ガキには興味なしってか?


今読み返してもこのキャラはめちゃめちゃ好きですね……


謎の笑顔で意味不明なことを言い出したり、


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ふざけているかと思えば、急に意味深なことを言ったり、


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掴み所のない不思議な人なんだけど、あむちゃん達にそれとなく助言をしたり、それとなくイクトの手助けをしたり……子供達に対する気遣い、優しさがあるところが好きでした。


あと顔が良い。結局そこ。
というかこの漫画は主要キャラみんな顔立ち整ってるか。
 
 

あと司さんはアニメになると石田彰の声が付くんですよ。
適任すぎるだろ!!!!大正解!!!!好き!!!!!!!!わははは!!!!!!!!!!!!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
















推しキャラ説明しただけになってるけど大丈夫か。まぁいいか。
 
 
 
しゅごキャラ!』は数年前の会誌のクロスで取り上げられていた覚えがあるので、質の良いレビューはどうぞそちらでご確認ください。
 
 
 
 


深夜テンションで失礼いたしました。ではまた。

新歓毎日投稿企画【4/4】

 こんにちは×4。平会員のはたはたです。なんてったって平ですからね、明日もどっかの頭おかしい部活のせいで4時起きなので手短に春の漫画だったり漫画じゃなかったりについて書いていきます。
 春…特になにも思いつきませんね。まず思いつくのが最近やってるウマ娘ハルウララだっていうんですから漫トロ民失格ですね。はい。かわいけりゃいいんですよ。まぁ、ハルウララ主役のウマ娘の漫画もありますからね。セーフですセーフ。(もう読めないらしいですけど。) ほかに春といえば…狂人とかですかね?あ、そういえば一応新歓企画ということなので新入生のための情報を。京大まわりの新歓では怪しい思想系サークルとかもいるそうなので気を付けるといいですよ。すでに崩壊したどっかの赤い亡霊をいまだ信奉しているところもあるとかないとか。(思想は個人の自由です) おっと、そろそろ漫画紹介をしないとやばそうですね…。「春」というテーマだと思いつかないので、「春」から連想される「狂人」というテーマで選んだ漫画を紹介しましょう。
 「狂人」がたくさん出てくる漫画として僕がまず思いつくのが「あそびあそばせ」という漫画です。(ボーボボも思いついたんですけど読んだことないので…)

 あそ研という同好会(?)を作った主人公3人組と学校の人々の日常を描いたギャグマンガなんですけど、とにかく出てくる人間たちが色々狂ってるのがいいですね。それぞれのクズ度合いも結構好きです。とはいえぶっちゃけてしまえば、ノリと勢いと顔芸で笑わせに来るので合わない人にはとことん合わないでしょう。それでも基本的にキャラクターみんなかわいいのでいいのです。かわいいは正義
 頭の中が空っぽな感じの紹介になりましたが、明日も早いし眠いし何となく深夜テンションなので勘弁してください…。もう一作紹介しますので…。
 こちらは「狂人」というより人外が出てくる漫画なのですが、「私を喰べたい、ひとでなし」という作品です。軽く説明しますと、妖怪に狙われがちな死にたい系無気力女子高生に、強そうな女形妖怪が目をつけて…的な感じの物語です。ふんわりしているうえに面白そうに見えない説明ですね。まぁ、書けない人間のあらすじなんてこんなものです。好きなところは、描写の綺麗なところとかですかね。海辺の町が舞台なんですけど、その海の見ているととてもきれいではあるのだけれどどこかうすら寒いような心地になる、そんな風な描写と主人公を喰べたいひとでなしの様子が非常にマッチして描かれているんですよね。あと、百合的な意味でも孤独な少女とひとでなしとの関係性がいかに進展していくのか、ここも注目点です。僕は色々疲れているので頭空っぽにしていちゃらぶ百合にしてくれてもかまわないですが、この関係性の変化をきっとこれからじっくり描いていってくれるのだろうと思うと期待しかないですね。しかし、本気の食べたいって一種の愛情にも考えられるんですね。家畜を愛情かけて育てますけど、あれ人型にしたら屠殺するまでは本気で恋愛っぽく見えるんでしょうか。まぁ、他の漫画でも捕食する行為と被食者に対する愛情に矛盾がない様子は描かれているようなのでそうなのでしょう。そういえば、3月に一週間くらい旅行したのですが、その途中でこの漫画の舞台のモデルとなった場所に行ってきました。愛媛の海岸沿いで瀬戸内のきれいな場所でした。愛媛の海岸沿い(愛ある伊予灘線沿い)はこの漫画のほかにも、「熱帯魚は雪に焦がれる」「海猫荘days」の舞台のモデルにもなっているので百合漫画愛好者にとっては言って損のない場所です。漫画の舞台でないとしてもきれいなところなので行ってみてはいかがでしょうか。

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表紙の場所。温暖な瀬戸内の気候に海の良い景色で開放的。

新歓毎日投稿企画【4/3】「あらすじの書き方」を考える

 こんにちはこんにちはこんにちは。現会計担当のシチョウです。突然ですが、当サークルの会誌についてご存知でしょうか。当サークルでは毎年2回会誌を発行しており、会員はサークル活動の一環として会誌製作に携わることになります。その中でも、あまり取り沙汰されることはありませんが、意外と面倒で難しいのが「あらすじを書くこと」です。会誌を読んでもらえれば分かりますが、会誌1冊につき50作程度の漫画のあらすじが載っており、各会員は少なくともその中の1作についてあらすじを書くことになります。サボれば他の人がやってくれます。大量に文章を書いたり文字起こししたりしなければいけない会誌製作において決して大きなウエイトを占める作業ではありませんし、そもそも漫トロでは漫画の読み方でも文章でも放任主義の土壌があるので、そのために書き方の指南がわざわざなされることはないんですが、かといってそのために「書けない人」が書くことを放棄したり、あるいは質の悪い文章を提出したりしてその代筆や修正に「書ける人」が追われるといった現状もいかがなものかと思うので今回は「あらすじの書き方」について考察を図っていきたいと思います。

  • そもそも何が「難しい」のか
  • 先例に学ぶ
    • 最初・最後の一文
    • どう「漫画の内容」を入れるか
  • 名あらすじランキング
    • 第3位
    • 第2位
    • 第1位
  • 終わり
続きを読む

新歓毎日投稿企画【4/2】

こんにちはこんにちは、新会長の146Bです


今年は新歓毎日企画(例年はアドベントカレンダー)をしていてテーマは「春」です。

というわけで私は『げんしけん』を嫉妬たっぷりで読んでみようと思います。

げんしけん(1) (アフタヌーンコミックス)


げんしけん』は00年代のオタクサークルを題材とした漫画であるとざっくり紹介するにとどめておきます。

さてなぜ上のような読みかたをするのか、その動機は『げんしけん』の中の世界は大規模で長期的な流行をしている感染症なんてないからです。そんな世界で入学から大学生活を満喫しているんですね、この作品の主人公笹原は。それを恨み節たっぷりで語っていこうと思います。

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密!!

主人公の笹原は大学に来てオタク系サークルに入ろうと決めていました。そしてどこに行こうかと悩んで探すうちに現代視覚文化研究会(略して「げんしけん」)に行きつきます。そして扉を明けたら上の画像のようにいかにもオタクといった容貌の人達がどーーん!といます。

は?

うらやましいが??

さらにその後、笹原は部室に一人残され、部屋にあるものを物色します。それを盗み見ていた部員が戻ってきて「同類!」となるわけです。

私もそんな感じで入部してみて~~~~~~~~~~

部室に同人誌やフィギュアが置いているという設定ですが、うらやましさが爆発しますよ!!
まあ京大にはそんなに部室があるサークルというのは多くないんですけどね。サークル専用の部屋なんてわざわざ借りるかBOXが割りあてられてでもしないかぎり無い。

まあでも活動しているところにアポなしで凸して入会なんて今じゃできないでしょ。このご時世、オンラインで参加するにはアポ必須だし、対面で活動するには(京都大学の場合はそういう御触れがでていることもあり)なおさらアポを取らないといけない。う~~ん、うらやましい。

悲しいね…………………………………はぁ…………………………………………

そういえば「げんしけん」はオタサーのなかでも鑑賞を旨とするサークルで漫研のように漫画を描くとかないんですよ。でもゲームとか漫画とかアニメについて語るだけのサークルというのも良いですよね。珍しいよね。

あと春と書きましたが、全体的に新歓の時期を中心となると思います。

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2年目

そういえば今のところ笹原が出てくる画像を1枚もでていないな。主人公ポジなのに……冴えカノの主人公もそうだったしまあそんなもんよ。

2年目の嫉妬ポイントは新入生が校内を歩いているのを眺めながら部員増えないかな~って言う感じのところ!!

新入生、まぶしいよ…………

そして実際にアポなしで凸してくる学生!!いいね!!

そういう風にどんと新入生を構えたかった!!

まあ、この年の新歓に「げんしけん」に入る人はいなかったんですけどね。

そうやって追いだしても笑えるくらいの余裕があるのもうらやましいですね。こっちは人手不足で喘いでいるよ!!

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3年目。新歓回ってだいたい1話で終わっちゃうからネタ切れは近い。

やっと笹原がでてきた。これの右側のほうの後ろ髪だけみえるやつ。

部室に馴染んでますね。いいですね。私もあと1年サークルに所属してら会員として馴染むのかね。

1年間オンラインだったからまだぎこちないからそうはならなそう。悲しいね……

ネットのなかでだけに馴染んでいくよ。

この年に新入生2人入って、笹原が体験した洗礼をやったりもしていて微笑ましいですね。


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卒業式ですよ

まあ、そうこうしている内に笹原の先輩たちは卒業していく。上は卒業式にもオタトークをしている会員たち。

私は顔もわからぬまま卒業を見送った先輩がいましたが??

おのれ新型感染症

はぁ…………

どうして。

そうして新歓もやるけど、新しいことに挑戦してたりしてて偉い。この年に笹原は会長になってますね。

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会長!?

4回生で会長って大変そうだな。しかも役職交代は春。

私のいるところは新2回が会長につくのが通例で、役職の交代も秋のがほとんど。まあ、ものによりそう。会長が上の代だと運営が楽そうとは思うけど、就職とか院進とかで大変そうだなぁ……ってなる。

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卒業

次の春には笹原は卒業する。

学士課程はストレートでいけば4年しかいられない。漫トロにいるとしばしば忘れてしまうことだが、実際はそういうものなのだよな。京大生は軽率に院進するし。5年以上いる人は多いけれども。

私はこの『げんしけん』を感染症の影響で対面のサークル活動に参加できなかった人にこそ読んでほしいと思う。そして私とともに血の涙を流そう。